いきなりですが、こんなことはないでしょうか?
「野菜がいっぱい余っていて、消費できそうにない。。」
野菜の大量消費といえば、鍋を思い浮かべると思います。
白菜やエリンギ、ネギなど、冬の鍋は身体と心も温まります。
では、夏はどうでしょうか?
実は、野菜を油で揚げてもおいしくできます。
油は、太ったり、アレルギーのもとになるという理由で避けられがちです。
その半面、人の身体の組織にはリン脂質という油の構成成分で作られているものもあり、油の摂取は、必要です。
また、野菜を揚げて熱を加えることで、栄養素のビタミンやミネラルが減少してしまいますが、野菜が甘くなります。
何といっても、せっかく買ってきた野菜を捨てるのはもったいないです!!!
今回は、調理の一つの手段として、野菜の揚げ物についてお話をしていきます。
野菜の廃棄量も減らすことができるので、ぜひ読んでいただけたらと思います。
1.粉を使う
2.素揚げ
3.まとめ
1.粉を使う
揚げ物といえば、卵を接着剤として小麦粉やパン粉で揚げるのが一般的です。
まず、野菜の揚げ物で優れている点は、卵アレルギーの子どもでも食べることができる点です。
また、以前に小麦は腸を傷つけることをお話しました。小麦粉の代用として米粉が適しています。
これは、調理をする過程でも違いが出てきます。小麦粉を使用すると、グルテンと水が反応し、塊になって非常に調理しにくくなります。
米粉の場合、サラッとしており、水と混ざっても塊にならないため、調理が楽です。
さて、粉を使用するかしないかは、使用する野菜によって違います。
基本的には、火が通りにくい野菜は粉を使った方がいいという認識でいいと思います。
粉を使用すると、甘みが出ます。
中まで柔らかくなりやすく、油も加わることで、野菜の甘みが出てくるのです。
大根や菊芋は特に適しており、大根は苦みが甘みに変わるイメージです。菊芋は、片栗粉で唐揚げ風にするとおいしくなります。
♢フライド大根 甘いです
2.素揚げ
粉を使用しない、つまり素揚げの場合は、ジャガイモやサツマイモ、しいたけ、春菊などの山菜、なす、ピーマンといった夏野菜でもおいしくできます。
芋類はパリッとした食感、その他も柔らかい食感を楽しむことができます。
特に、ジャガイモやサツマイモは薄くスライスし、チップスにすることで子どものおやつに最適です。
♢サツマイモチップス 甘みが出てきます
そして、ビタミンは加熱をすると、消失してしまいますが、ジャガイモやサツマイモのビタミンCは、熱に強く、高温で加熱しても消失しにくいのが大きな特長です。
また、市販のフライドポテトやポテトチップスは、添加物が含まれ、ものによっては砂糖やタンパク加水分解物も含まれています。
手作りで作る良さとしては、素材のおいしさも味わうことができる点です。塩も全く使わなくてもおいしく食べられます。
マクドナルドやスナック菓子を多く食べる場合、家庭で作ってみるだけでも添加物の摂取量は抑えることができます。でも確かにおいしいです、、
そして、なんといっても揚げたてのポテトチップスが食べられるのも家庭で作るメリットです。
塩分も自身で調整することができるため、お好みの味にできます。
作り方も、野菜を薄く切って、油に放り込むだけなので、手間もかかりません。(油の処理は手間がかかります、、)
しいたけも油に入れるだけで、素材の旨味に油が加わります。食感もしっかりと残るため、試してみるといいでしょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで、野菜を揚げる料理についてお話してきましたが、揚げ物は一度の油の消費量が多く、家計を圧迫しがちです。
野菜嫌いな子どもでも、おいしく食べられるので、おすすめですが、やるなら週1回ほどにとどめ、野菜が豊富にあるときにしましょう。
ただし、油は扱いに注意する点もあります。
次回は、油の扱いや種類についてお話をしていきます。
Instagramもやっています。こちらにも食育やオーガニック関係の記事を載せていきます。
また、本記事を読んで疑問に思ったことなど気軽に聞いていただければと思います。
https://instagram.com/ryu1_miraino_shoku?igshid=YmMyMTA2M2Y=
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます