これからの子どもに必要な食とは?

食と健康に関する情報発信をしていきます。
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知っておくといい 添加物のこと

2023-03-26 07:09:24 | 日記

第二回の記事で、添加物の事例や発達障がいの方へのリスクをお話ししました。

 

♢第二回記事

https://blog.goo.ne.jp/14211107/e/1ff6e9789892e60a4a08ae9b9338bfda

 

それでも、「そんなに、気にする必要もないだろう」、「ほとんどの食品に含まれているから、今さら言われたところで、、」、「私や子どもには関係ない」

 

いろいろと思うことがあるかもしれません。

 

今の世代では大丈夫かもしれません。

 

子どもの次の世代につなぐ。

 

このことも踏まえて、今回は添加物について最低限知っておくといい知識を共有していきます。

 

添加物の知識というと、少し難しく響いてしまうかもしれませんが、できるだけわかりやすくお話していきます。もうすでに知っていることでも、今一度自身の食生活と照らし合わせながら見ていただければと思います。



1.特に微量な添加物

 

2.遺伝子組み換え食品

 

3.「無添加」について

 

4.まとめ




1.特に微量な添加物

使用している添加物は、原材料の後半部分に表記をすることになっています。

みなさんの中にも、着色料や甘味料など気にしながら選ぶ方もいるかもしれません。

 

ちなみに、私の母は「赤色〇号」や「黄色〇号」があるものは、避けているそうです。

 

さて、食品に使用されている添加物は、原材料の後半に表記されているもので全てなのでしょうか。

 

このように伝えているということは、答えは「ノー」ですが、どういうことかをお話していきます。

 

再び、同じものを例に挙げてお話します。
ここで、原材料として使用されているマーガリンですが、マーガリンの原材料名については、省略してあります。

 

このように、原材料として使用されている調味料は、その中身の成分を省いてもいいことになっています。

 

これを、専門用語でキャリーオーバーといいます。実際には原材料名として表示してあるもの以外にも、使用してある材料があるということです。

 

しかし、とても微量であり、健康への悪影響も心配されないことから、省略してもいいことになっています。

 

では、実際に「卵サンド」を例に見ていきましょう。

コンビニの「卵サンド」の中に含まれている「たまごサラダ」という原材料があります。たいていは、一番始めに記載してあります。

 

では、実際にたまごサラダに使用されている原材料を見ていきましょう。

 

♢たまごサラダ原材料

 

これだけの量を表記しなくてもいいということです。

 

さらに、表記しなくてもいいということは、健康に害が出ない限り、どんなものを使用しても隠せるということです。

 

今後、添加物を気にするようであれば、ここまで気にすることができると、選択するものも変わってくるかと思います。

 

食品添加物をできるだけ避けるためには、家庭で料理をするのを増やすことや、オーガニックにこだわったお店で食べるのもいいでしょう。

 

その際、私が発信しているレシピや、飲食店さんのこだわりや想いも参考にしていただければと思います。

 

Instagramのリンクは、最後に貼り付けてあります。



2.遺伝子組み換え食品

これは、食品が本来持たない性質を、別の遺伝子を注入することで、実現するために開発されたものです。

 

遺伝子組み換え食品は危ないという認識がある方もいると思います。

 

ちなみに、遺伝子組み換え食品であることを表示することが義務付けられているのは、9種類の農作物とその加工食品なんです。

 

これらの食品は、表示義務があるため、遺伝子組み換え食品であるかどうかが伝えられます。


しかし、他の食品は表示しなくてもいいのです。そして、海外では遺伝子組み換えによって、明らかに人の手で操作されたような食品もあります。

 

♢遺伝子組み換えによって作られた異常な食品たち

https://daiwa-ism.com/%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E6%96%BD%E8%82%A5/%E5%9C%9F%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A-2/3-%E8%BF%91%E5%B9%B4%E3%81%AE%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E3%81%BF%E6%8F%9B%E3%81%88%E4%BA%8B%E6%83%85/

 

この記事にある、キャベツにサソリの毒を入れることで、虫が寄ってこなくなり、農薬を減らすことができるという技術はとても考えられた技術です。

 

ただ、いくら農薬を減らしたからと言って、サソリの毒を注入したものは安全性が懸念されます。

 

現在は、市場に流通はしていないそうですが、遺伝子組み換えによりいくらでも人間都合で食品を作り出すことができてしまいます。

 

そして、これらの食品には遺伝子組み換え表示の義務はありません。

 

私たちが、知らないうちに口にしている可能性もあります。

 

また、植物と動物の遺伝子を掛け合わせることは、自然に反しています。

 

人間都合で遺伝子操作され、本来の姿とは異なるように仕立てられた動物もお気の毒です。

 

食に困らないのは、ありがたいことですが、動物たちの命を大切にするということも大切ではないでしょうか。

 

遺伝子組み換え食品が作られる背景には、動物たちの命を犠牲にしている部分もあるのです。

 

自然と共生することに戻る動きも出てきています。

 

今一度考えてみるのも遅くないと思います。

 

これからの、子どもたちへも伝えていきたいですね。



3.「無添加」について

その名の通り、添加物が全く含まれていない食品をさします。

 

ただ、表示義務がないですが、添加物のようなはたらきをする物質もあります。今回は2つご紹介します。

 

3.1.たんぱく加水分解物

これは、食肉や魚肉などのたんぱく質をアミノ酸として抽出したものになります。ただ、問題なのは、どの原料が使われているかを記載する義務がないことです

 

そして、最近話題になっているたんぱく源として、コオロギ食があります。

 

昆虫は、たんぱく質が豊富に含まれているため、今後普及する可能性が高いです。

 

つまり、今後アミノ酸の抽出に昆虫も導入される可能性があるということです。

 

事実、徳島県の学校給食ではすでにコオロギ食を使ったメニューが提供されています。もう昆虫食導入への動きも出てきているのです。

 

コオロギ食については、詳しくは触れませんが、以下のサイトをご紹介します。

 

♢妊婦へのコオロギ食について

http://rapt-plusalpha.com/66117/

 

3..2.トランス脂肪酸

これは、マーガリンやショートニングに含まれています。

 

健康への影響から、アメリカでは使用が禁止されています

 

ショートニングは、ビスケットやケーキにも含まれています。ちなみに、ショートケーキはショートニングが含まれているケーキという意味です。

 

日本では、まだ使用が認められているため、避けるのが難しいです。

 

ただ、最もわかりやすい対策としては、パン食からごはん食に変えることです。

 

パンの原材料にもマーガリンが含まれています。さらにマーガリンをつければさらに摂取量が増えます。

 

また、前回お話しした小麦の影響も考えると、食事改善で取り組みやすい方法であると思います。

 

すでに、ごはん食の方は、一日でもお菓子をやめてみるなど、少しずつ減らしていくことをおすすめします。

 

一気に減らすと禁断症状がでやすく、逆に摂取量が増える恐れがあるためです。(私の体験談です)



4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

日本は、添加物承認数がトップの国であるため、避けることが難しいです。

 

しかし、前回も話しましたが、子どもや発達障がいを持っている人にとっては、特にリスクになります。

 

ですので、ぜひお子さんと一緒に食事改善に取り組んでみてください。できる範囲から始めてみるのをおすすめします。ご自身の体調にも変化が出てくるかもしれません。

 

そして、次世代にも健康をつなぐため、今の食生活が重要となります。

 

事が起こってから、後悔する前に、今できることを少しずつやっていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



Instagramも、更新しています。

https://instagram.com/ryu1_miraino_shoku?igshid=YmMyMTA2M2Y=

農家さんや飲食店のこだわりや想い、食育について発信していきます。ぜひ、ご覧いただければと思います。

そして、ブログを読んで疑問に思ったこともDMで気軽に聞いていただければと思います。


マスク緩和と花粉症対策

2023-03-17 10:38:06 | 日記

気温が上がり、春の陽気が続いております。日照時間も増え、これから野球のシーズンですね。新しいことに挑戦するのも最適な時期となっています。

 

さて、今回は急きょテーマを変更しました。

 

以前のブログで、添加物について投稿するとお話ししましたが、最近のトレンドとして、「花粉症」、「マスク緩和」があります。

 

花粉症は、花がムズムズしたり、目がかゆくなったりと、様々な症状が出ます。発達障がいの方で、言葉を発することができない人は、常に大声を出したり、人を叩いたりすることで、「辛い」という表現をします。

鼻が真っ赤になるまでこすり、我慢している人もいます。

 

花粉症対策で一般的なのは、薬の服用です。

しかし、これは一時的な解決にすぎません。

 

今回は、これらと「食」を掛け合わせ、お話をしていきたいと思います。

 

1.免疫力の低下

 

2.花粉症対策


 

1.免疫力の低下

新型コロナ対策により、マスクをつけることが当たり前のようになっています。最近では感染も落ち着き、国も「マスク緩和」の推奨を発表しました。

 

しかし、マスクを着けている人はまだまだ多く、完全に外せるようになるのに、時間がかかると思われます。

 

日本人の国民性で、皆が右に行けば右に行くというような同調性があるためだと考えられます。

 

さて、ここで一つ「マスク着用」によって、懸念されていることがあります。それは、免疫力の低下です。忠実にマスク着用を守っていた方だと、約3年間マスク生活をしていたことになります。

 

消毒も同様のことがいえます。

 

この間に、体内ではどのようなことが起こっていたかというと、菌やウイルスの侵入量が減り身体が闘う頻度が減ったことです。

 

これにより、身体の中の免疫細胞がなまっています。防御力が低下しているため、以前までは防御できていた菌やウイルスでも対応が遅れ、体調を崩しやすくなっています。



毎日野球の練習をしていた人が、引退してやらなくなり、1年ぶりに急に全力投球をすることで、肩を痛めてしまうようなものです。

 

ある程度、菌やウイルスにさらし、ストレスを与えてあげることで体内の防御機能がはたらき、耐性がつくのです。

 

特に、子どもの時期からこうした環境を与えてあげることで防御力の基礎ができるため、できるだけ菌やウイルスにさらしてあげたいですね。

 

マスクを外すことで、再び新型コロナの流行が懸念されるといった声を聞くこともありますが、そもそも感染しない身体を作ることが大事なのです。

 

今年は、花粉の飛ぶ量が例年以上になると予測されており、新規花粉症者が増えると言われていますが、マスク生活によって免疫も落ちているため、花粉症患者は増えることはほぼ確実だと言えます。

 

とはいえ、花粉症が辛い方にとって、マスクを外すことは困難だと思います。では、どう対策をすればよいのでしょうか。

♢もともとは、住宅材料として植林されたスギ

 

2.花粉症対策

花粉症の方に、聞くと市販の薬よりも、耳鼻科で処方される薬の方がはるかに効きがいい、と口をそろえて言われます。

 

薬に頼るのも一つの手段でしょう。しかも、花粉症は季節症状のため、時期が過ぎれば終わるものであり、何とか薬の服用で乗り越えられると思います。

 

しかし、薬はその場しのぎにすぎません。結局毎年、花粉症に悩まされることは続きます。

 

発達障がいの方の情緒不安定の際にも、薬でコントロールしますが、これも症状を一時的に押さえつけているだけです。

 

つまり、根本的な解決には至っていないのです。むしろ薬は副作用もあるため、考慮する必要もあります。

 

そこで、可能性のあるものが「食の改善」です!

 

情報はいくつかありますが、今回は小麦と牛乳についてお話していきます

 

2.1.小麦

小麦製品の代表といえば、パンです。他にもめん類や揚げ物、お菓子にも使用されています。私たちが必ずと言ってよいほど口にするものに含まれています。

特にパンは、甘味料や様々な添加物も含まれており、急激な血糖値の上昇も招くため、注意する必要があります。

 

では、小麦がどうしてリスクになるのでしょうか。

 

小麦は古代から食べられていますが、現在の小麦は品種改良を重ねたものです。食感をよくするために、グルテン量が多くなっています。

 

品種改良を重ねた結果、本来の形の小麦ではなくなり、人の消化酵素で消化しにくいものとなり、腸内に残ってしまうのです。

 

グルテンは、小麦に含まれるたんぱく質です。アレルギーは食品のたんぱく質に反応して起こります。

 

さらに、残ったグルテンが体内で「異物」とみなされ、それを攻撃する「抗体」がつくられてしまいます。その抗体が、誤って身体の組織を攻撃してしまうことでアレルギー症状、発達障がいを引き起こす原因となるのです。

 

2.2.牛乳

牛乳は、小学校の給食でも出されるほど、身体づくりに重宝されている食品です。子どものカルシウム摂取を補ううえで、欠かせないものになっています。

 

そのほかにも、コップ1杯で卵1個分のタンパク質も含まれています。ビタミンやミネラルも豊富に含まれており、優秀な食品です。

 

♢コップ1杯の牛乳に含まれるビタミン、ミネラル

 

私自身も身長を伸ばしたり、骨を強くするために牛乳を飲むことを強く勧められた記憶があります。

 

なので、もっと牛乳を飲んで花粉症を対策しましょう、と言いたいところなのですが、その反対なのです。

 

実は、牛乳も小麦同様、人の消化酵素で消化されにくい食品なのです。

 

その大きな原因が、カゼインという牛乳に含まれるたんぱく質です。

 

もともとは、生の牛乳を飲んでおり、薬としても使われていました。

 

それが、大量生産をする際に安全面を考慮し、高温で加熱殺菌の加工をするようになりました。

 

加熱をすることで、牛乳のたんぱく質が形を変え、ビタミンやミネラル、乳酸菌も失われます。もともと、牛乳には乳酸菌が入っているのです。

 

もともと牛乳のたんぱく質は人の消化酵素で消化されにくいですが、加熱処理することで、より消化されにくくなります。

 

さらに、見た目をよくするために加工もされており、その過程でトランス脂肪酸やアレルギーの原因となる物質も形成されます。

 

実は、スーパーに並んでいる牛乳も立派な加工食品なのです。

 

冒頭で、牛乳は学校給食のカルシウム不足を補うのに欠かせないものであるとお話ししましたが、実はその逆で、カルシウムの吸収を阻害してしまうのです。

 

カルシウムとマグネシウムという2つのミネラル成分があるのですが、この2つの成分量の差が大きすぎると、かえってカルシウムが体内で使われなくなってしまうのです。

 

よって、学校給食で摂取するカルシウムは、計算上よりも少ない量しか体内に吸収されていないのです。

 

さらに、難消化性のカゼインにより、身体の各部位に炎症を引き起こす原因にもなります。

 

ちなみに、ヨーグルトはどうかと疑問を持たれるかもしれません。

 

ヨーグルトは、乳酸菌も含まれており、腸活にもいいとされています。

 

しかし、牛乳(生乳)を原料としています。カゼインは耐熱性があり、加熱してもタンパク質の構造がそれほど変わりません。

 

よって、ヨーグルトにも多くのカゼインが含まれており、アレルギーや発達障がいの対策としては、なるべく控えた方がいいでしょう。

 

2.2.3.対策方法

今回は、小麦と牛乳についてお話ししました。特に、小麦はほとんどの食品に含まれているため、全くとらないようにすることは困難だと思います。

 

例えば、毎日朝食でパンを食べているようであれば、お米の日を増やすことも一つです。

 

事実、私のお客さんでもこのようなうれしい報告が来ています。



食べるものを変えることで、身体も変わる可能性があるのです。

 

学校給食の牛乳は難しいと思います。

 

残すと先生に怒られたり、食品ロスにもつながるため、残した方がいい、とも言い切れないからです。

 

自宅で飲んでいるようであれば、控えるようにするなど、安全に無理なく食生活を変えていければと思います。

 

食生活を改善し、少しでもアレルギー体質が改善すればと思います。また、食生活が予防にもつながるため、取り組んでいる方は引き続き継続していただければと思います。



今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


添加物とは ~事例からみる~

2023-03-11 19:32:23 | 日記

同じおにぎりでも、家庭で作るものとコンビニで買うものでは、だいぶ味が違いますよね。

 

コンビニのお米は、少しツヤがあり、パサパサしています。

 

どちらが好みかは人それぞれだと思いますが、少なくともコンビニやスーパーの惣菜には添加物が入っていることがほとんどです。

 

今回からは、添加物についてお話をしていこうと思います。いきなり知識を伝えても難しいので、まずは事例からお話しできればと思います。

 

1.後味のお話

 

2.利用者さんのお話


 

1.後味のお話

 

食べ物を食べた時、時々後味が悪いと感じることがあります。みなさんは、いかがでしょうか。

 

最近の話ですが、コンビニのおにぎりを久々に食べました。食べてしばらくすると、後味が悪く、複雑な思いをしました。

 

なぜ、複雑な思いをしたのかというと、そこのコンビニのおにぎりは以前から、他のコンビニに比べ、お米がおいしいと思っており、好きだったからです。

 

他にもエビチリ、はんぺん、みかん、、と後味が合わないと感じる食べ物がいくつかあります。。

 

最近思ってきたことですが、後味が悪いのは実は化学物質の影響なのではないかということです。

 

はんぺんもそうですし、みかんは農薬が使われている。農薬も化学物質、つまり添加物とみることもできます。

 

事実、はっさくや夏みかんといった柑橘類全般において、後味が悪いと感じることが多かったです。

 

しかし、家庭菜園で育てたものや自然栽培農家さんから買ったもの、つまり農薬を使用していないものに限っては、嫌な後味が一切ないことが判明したんです!


♢マルシェのはっさく

みかんではまだ実証できていないので、来年の冬に試してみようと思いますが、きっと化学物質を使用していないみかんであれば、克服できると思っています。



今回、子どもたちに家庭料理か、コンビニの弁当どちらが好きかを聞いたところ、大半の人が家庭料理が好きと答えてくれました。(もちろん私も家庭料理が好きです!)

 

なので、もしかしたら化学物質に敏感で後味が悪いと感じる子どももいると思うんです。

これからも変わらず、家庭の味が好きでいてくれるのがいいですね

ちなみに、私は学校給食のみかんがどうしてもダメでした。。

 

食べた時はいいのですが、しばらくすると気持ち悪くなってしまったんです。

何事もなくみかんを食べている周りの友達が羨ましかったのは覚えています。

 

今でこそ、オーガニックの方向に動いていますが、給食の野菜も農薬が使ってあるものを使用しているので、もしかしたらそれが原因だったかもしれません。

 

早く冬が来てほしいです🍊



2.利用者さんのお話

 

ここでは、私の勤めている施設の利用者さんのお話をします。障がい者支援施設に通っている発達障がいをお持ちの方です。グループホームから、日中利用しています。

 

この利用者さんは、昨年の8月にグループホームが変わりました。

 

以前は朝と夜に手作り料理を提供しているグループホームに入っていました。以下に、料理の写真が載っています。

とてもおいしそうですよね!

https://instagram.com/npo_mondo_gohan?igshid=YmMyMTA2M2Y=



一方、生活上のルールも厳しかったと聞きます。

 

グループホームが変わってからも最初はよかったのですが、2023年1月頃から怒ることが増えてきました。

 

現在のグループホームは、基本的に外出も認められており、自由に生活ができます。

 

部屋も各自一人一部屋あります。

 

ただ、食事が弱みなんです。

 

昼は、ランチの注文弁当を食べています。

 

そして、グループホームでの夜と朝の食事も、外部で注文する弁当です。

朝に限っては、菓子パン一つのみだそうです!

 

つまりこの方は、グループホームが代わってから手作り料理を全く食べていないことがわかります。

休みの日も、親御さんと外食に行くことがあるそうです。

 

ですから、日々の食事から化学物質を摂取しています。

 

もちろん、以前のグループホームでも添加物は摂取していたと思います。ただ、明らかに摂取量が増えています

 

この方は、発達障がいを持っている方のため、もともと酵素のはたらきに何らかの障害があり、ホルモンバランスも乱れやすいと考えられます。

 

食事形態が変わったことで、日々の添加物摂取量が増え、酵素のはたらきをより一層阻害し、怒りっぽくなったり、わがままを言うことが増えたのだと推測できます。

 

そして、朝食が菓子パン一つであることも要因ではないでしょうか。

 

特に、この方はよく食べる方なので、菓子パン一つでは明らかに足りません。

なので、そのことも怒りやすくなっている要因ではないかと思います。

 

事実、このグループホームの職員に対しては口も利かないそうです。。

 

まとめると、食事も日々の精神状態を保つために必要であることがわかると思います。

 

特に、朝食を食べることの重要さもわかると思います。

朝食も、情緒面に関わっているということですね。

 

子どもや発達障がいの方は、本当に食事が重要です

 

冒頭で、食べ物の後味の話をしましたが、それよりも化学物質(添加物)との付き合い方が重要になってきます。

 

化学物質は、酵素のはたらきに影響を与え、ホルモンバランスを乱す要因になります。これによって、精神疾患につながる可能性もあります。

 

現在、ほとんどの食品に化学物質が含まれており、完全に避けることは難しいです。

できるだけ、避けられるように努めていきたいですね。

 

私も、添加物をなるべく摂取しないように心がけています。

あえて摂取しないことで、どんな変化が起きるのかを実証中です!

♢ヴィーガンオムライス

 

次回は、添加物の知っておくといい知識面のお話をしていこうと思います!

 

今回も、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


☆初投稿!☆ なぜ食育なのか ~食の可能性に気づいた瞬間~

2023-03-04 19:28:00 | 日記

記念の初投稿になります!

今回は、私が食育を始めるきっかけについてです。

 

私は、食べるものが子どもや発達障がいを持っている人を救うキーになると考えています。

 

これまで、仕事では食に関わってきませんでした。今回は、どうして食に関わろうとしているのかを簡単ではありますが、お話しできればと思います。

 

1.自然栽培食との出会い

 

2.価値観を変えた出会い

 

3.さいごに


 

1.自然栽培食との出会い

 

現在、障がい者支援施設で働いているのですが、地域のふれあい祭りで、衝撃のシイタケに出会いました。

本当にシイタケか、と思うほどの肉厚です!

♢伝わりづらいですが、、肉厚です。

このシイタケは、豊田市の障がい者支援施設が作っているもので、農薬や肥料は一切使用していません

 

食べてみると、旨味が半端なくおいしいんです。今まで食べたシイタケとは格が違う!

 

調味料は一切不要で、油で肉と一緒に炒めればおいしく食べられるんです。

バターも必要ありません!

これを機に、自然栽培野菜に興味を持ち、野菜の本当のおいしさにハマっていくとともに、これがもっと広まれば、との想いも強くなりました。

 

最後のページには、自然栽培野菜が手に入る場所を記載したので、興味がある方は一度食べてみるのもいいかもしれないです。

 

2.価値観を変えた出会い

 

常滑にて出会った、発達障がいを持った小学生に衝撃を受けました。放課後等デイサービスに通っている子です。

 

この小学生は、もともと親も手が付けられないほど暴れ、精神的にもかなり不安定な子どもでした。

 

しかし、出会った時には、見た目は普通の小学生、一目見ただけでは、障がいなんて持っていないであろう、落ち着きだったんです!

ちなみに、この子は地元が同じでとてもご縁を感じました!ちょうど、島根県から来ていたんです。

 

発達障がいは、クスリでコントロールするのが一般的で、中にはクスリに依存してしまう人もいます。

 

私の施設の利用者さんも、クスリで情緒をコントロールしている方ばかりです。

 

この小学生は、食べるものや生活を自然の環境に変え、見事に発達障がいを改善することができたそうです。

 

クスリでコントロールする先に、彼らの自立はあるのか、と疑問に思っていたヒントのようなものを、この小学生がくれました。

 

食の可能性を見出した瞬間でした。食べるものを変えることにより、変えられる可能性のある人が多くいる。そう感じました。

 

話を聞くと、他にも精神疾患が緩和したり、周りの子への気遣いができるようになったなど様々な実例を耳にします。

 

現代食(化学物質)で侵された子どもが、自分らしく生きられるようにサポートをしていく。このような想いが食育をやるきっかけとなったのです。

 

♢常滑は農業も盛んです。~海を望む畑~

3.さいごに

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

実は、大学で栄養学を学んでいました。しかし、魅力を感じず、食への道には進みませんでした。

 

しかし、障がい者支援施設で発達障がいの方と関わっており、また子どものためにも何かをやりたいと思っていたため、食への可能性を見出せました。

 

今回は、私事の部分が多くなってしまい、おこがましい部分もあったかと思います。

 

今後も、食に関する豆知識を発信できればと思います。よろしくお願いします!









※自然栽培の野菜を売っている場所(知っている限り)

〇スーパーやまのぶ(添加物にも配慮しています)

〇無門福祉会 青い空 毎月第2土曜日

〇通販 https://rakuen-ocean.com/

〇常滑朝市 毎週日曜日 9:00~12:00