老害発生の原理 第壱章《何故、無能な管理職や経営者が日本には溢れかえっているのか?》
「能力は人それぞれです①」で触れた単純作業系の仕事は誰でも飽きる事は飽きるのでしょうが、変化を嫌う人も世の中には存在していてルーチンワークを延々とこなすことに快感を得ている人も散見します
向き不向きの観点からいえば、こういった人が、管理職や経営者に向いていないのは普通に考えても解りますよね
ルーチン型はルールを順守することが最優先です
効率を上げる事に興味ない⇒改善する事には本質的に興味ないからです
(会社で決めたルールを守る事を否定しているのではなく状況に応じたルールの変更をしないとか改善するためのルール変更の議論をしないという意味です)
当然、新規に何かを手掛けようとかは考えていない方が殆どです
もしくは状況の変化や不具合などが生じたりした時の対応は基本的に苦手だからです
また、人に言われた事をこなすことは出来るが状況に合わせる&相手に合わせて動く事が苦手な人も経営者や管理者には向かないと思います
ルーチンワークが好きな人は、管理職や経営者に向いていないのだから普通の仕事で良いじゃないですか体力あるなら体力系でも問題ないだろうし、ひたすら検査等や機械の操作や職人技を極める系統(技術的な内容そのものを改良しないことを前提としています)の仕事が向いていますよね
こういったタイプの人が経営者なんてやるから、おかしなことになるのです
ルーチン型の特徴:
- 大概、無駄な報告書仕事を増やす傾向があります
- 報告書の言い回しとかに物凄くこだわります(内部文書なのだから伝わればよいではありませんか)
- 無駄な内容でも手順を増やす事に躊躇がありません
- 自分の意見は無いのに他からの意見を聞く耳は持っていない
- ルール順守が最優先(変更する事に対して無条件で消極的)
ルール最優先で問題なく対応内容に変化の乏しい仕事でなら良いと思います