碧光老師の着想学

着想学:主に着眼点+想定力から取っています
老害発生の原理 を書いています

老害発生の原理 第壱章18話 「何故管理能力がない&or働かない人が出世するのか 8」

2021-04-22 07:07:07 | 哲学・思想

老害発生の原理 第壱章《何故、無能な管理職や経営者が日本には溢れかえっているのか?》

【バブル後の人口比率で大学入学時までの競争が激しかった層が氷河期に潰された】

世代の差を余り言いたくないですが、要因としては全く無い訳でないので、一般に言われている視点と違う見方で触れておきます

まず人口の一番多い世代は同じ学校に入るにあたり、人口に比例するorそれ以上の倍率で大学等に入っています

単純に入る迄の大変さは、他の世代より大変だった筈ですが、就職時には氷河期でした

今更、救済策は手遅れとしか言いようがありませんが、この時代の人達を多くの企業が採用もしなかった事、最近やっと騒がれている非正規採用者(アルバイト・パート・派遣)としてしか企業が使っていない事も要因です

正規じゃないから、意見が全く言えない環境の方が多くを占める事になっています

(擁護する気は無いですが、引き籠り・ニートの原因でもあるでしょう)

そして、意見が言えない姿や意見を言うと飛ばされちゃう姿、果ては派遣切りされてしまう姿を見て更に下の世代が委縮する(意見を云う事にも無意味さを感じる)

こういった状況を見てさえ氷河期より前の世代はもっと酷い思考の方が多く優秀だから正社員になったとか管理者になったとか言っちゃうとんでもない輩が大勢(大半)居ます

明らかに雇用時の環境が違うからなのに意味が解らないです

各世代に優秀な方が居るのを承知の上で、世代間での違いとかを敢えて言わせて貰うならバブル全盛の恩恵を受けた世代1965頃より前に就職した世代で1955より後の世代の管理職や経営者が全体的には一番無能です

何故なら、頑張って経営とかを考えずに実際の実績も人口増加で簡単に出せた世代です

頭を使わずに結果を出した世代だから思考能力が氷河期世代以下と比べると雲泥の差です

ついでに言うと一番、働かずに無駄に稼いでいる世代です