ピンピンころりを目指して!

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桜前線

2017年04月01日 | 仲間たち
音無親水公園のさくら風景
音無川のこのあたりは、 古くから名所として知られていました。 江戸時代の天保7年に完成した「江戸名所図会」や、 嘉永5年の近吾堂板江戸切絵図、 また、 安藤広重による錦絵など多くの資料に弁天の滝、不動の滝、石堰から落ちる王子の大滝などが見られ、広く親しまれていたことがわかります。
「江戸名所花暦」  「游歴雑記」などには、 一歩ごとにながめがかわり、投網や釣りもできれば泳ぐこともできる、 夕焼けがひときわ見事で川の水でたてた茶はおいしいと書かれており、 江戸幕府による地誌、「新編武蔵風土記稿」には、このあたりの高台からの眺めについて、飛鳥山が手にとるように見え、 眼の下には音無川が勢いよく流れ、石堰にあたる水の音が響き、 谷間の樹木は見事で、 実にすぐれていると記されています。
こうした恵まれた自然条件をいまに再生し、後世に伝えることを願って、昭和63年、北区は、この音無親水公園を整備しました。









飛鳥山のさくら風景
総面積7万1000平方mの敷地に、約600本の桜が植えられている都内有数の桜の名所で、江戸時代から桜の名所として知られている。公園内には能舞台が設置され、噴水や、お城のすべり台やSLが配置された広場は子どもに人気。


    王子駅前を走る路面電車
飛鳥山公園向かいの坂上から、そしてJR王子駅前のガード下である坂下からその動きに注目していると、くるくると軌道上を行き来するその電車は、まるで曲芸を演じているようにも見える。