主権回復の日・サンフランシスコ平和条約発効記念日(4月28日 記念日)
1952年(昭和27年)のこの日、前年9月8日に調印された「日本との平和条約」(サンフランシスコ平和条約)が発効し、日本の主権が回復した。
調印はアメリカ・サンフランシスコでソ連、チェコ、ポーランドを除くアメリカ合衆国をはじめとする49の連合国と日本との間で結ばれ、戦争状態を終結させるための平和条約であった。調印が行われた1951年(昭和26年)9月8日、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約も調印された。
2013年(平成25年)のこの日、日本の主権回復と国際社会復帰60年の節目を記念するため政府主催で初めての式典が行われた。国会近くの憲政記念館において、天皇・皇后両陛下も出席されて開かれた。しかし、沖縄ではこの日を日本から切り離された「屈辱の日」としており、沖縄の反発を受けて式典は一切の祝う要素をなくしたものとなった。