岡山新報デジタル

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絶滅の危機にあるニホンイシガメ

2023-04-29 11:53:25 | 日記
【○ニホンイシガメを救うには⁉️】

人間の都合のいいように外来種を持ち込み、勝手な都合で自然の中に放されて数を増やした今、それによって数を減らしている命があります。

もし、このままの状態にしておけば、更に数を減らし、最悪の場合、いずれは絶滅してしまう可能性があります。生き物を愛する人々にとって、それは最悪の未来。その未来が現実となってしまってからでは取り返しがつきません。だからこそ、今からでも出来ることをして最悪の未来を回避しなければなりません。

今述べた内容は、誰にだって口にすることができます。
例え動物に興味がない人間でも、過去にアカミミガメやアライグマを捨てたことがある人間でも、口にすることができます。口でなら、何とでも言えるのです。心からその動物を救いたいなんて微塵も思っていません。

◇では、本当にイシガメを救うにはどうしたらよいのでしょうか。現在、イシガメを救うことに繋がる活動として、環境省がミドリガメ(アカミミガメ)に関する様々な規制を発表しました。これは2020年を目途に、アカミミガメを輸入禁止にし、同時にアカミミガメの飼育も規制するものです。

この規制は、日本固有種のイシガメを救うという理由だけでなく、他にも様々な理由がありますが、この規制によって将来的にペットショップでミドリガメ(アカミミガメ)を見ることが無くなるでしょう。他にも、今後の対策として、アカミミガメを野外への遺棄の防止、野生のアカミミガメの駆除等を総合的に実施していくため「アカミミガメ対策」を進めています。

ネット上では、「対応が遅い」などの批判意見が多いですが、これは「一度に規制を強化すると、捨てられるカメが増え、逆効果になる」といった理由で、「規制の導入が逆にカメを捨てることにつながらないよう飼い主の理解を得ながら進めていきたい」と環境省の北村副大臣は話していました。



実際に、「アカミミガメ(ミドリガメ)を『特定外来生物』に指定することを環境省が検討している」という報道があってから引き取りが急増しており、いかに無責任な飼い主が多いことが伺えます。 このように、現時点でもアカミミガメに関する具体的な対策は取られており、今になってようやく国が動き出したという形になっています。

しかし、国に任せてばかりではいけません。私達一人一人がイシガメの現状と外来種による影響を理解し、意識を持つことが必要です。
そのようにして意識を持つことで、外来種の飼育をするかしないか、イシガメの為にどのようなことができるか、そういった考えを持つようになって、いずれはイシガメが日本の自然の中で生きていく昔のような日本を蘇らせたいです。

岡山新報社・輝く日本の会

岡山新報デジタル【今日は何の日】

2023-04-29 06:54:23 | 日記
昭和の日(4月29日 国民の祝日)
「国民の祝日」の一つ。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ことを趣旨としている。



「(春の)大型連休」とも呼ばれる「ゴールデンウィーク」(Golden Week:GW)を構成する祝日の一つでもある。

1989年(昭和64年)1月7日の昭和天皇崩御の後、それまでの「天皇誕生日」であった4月29日を昭和天皇が生物学者であり自然を愛したことから「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日として「みどりの日」となった。実際に制定された法律には記載がないが、「昭和天皇を偲ぶ日」という趣旨であった。

その後、多くの国民の要望を受けて「昭和の日」に改称することとなり、法律案が超党派の国会議員により提出され、2度の廃案の後に2005年(平成17年)に成立、2007年(平成19年)の「国民の祝日に関する法律」(祝日法)の一部改正により4月29日は「昭和の日」に改称され、「みどりの日」は5月4日となった。

戦前の旧祝祭日では、天皇の誕生日を祝った「天長節」(4月29日)という祝日で、「四大節」の一つであった。残り三つは、「四方拝」(1月1日)、「紀元節」(2月11日)、「明治節」(11月3日)。明治時代の「天長節」は11月3日、大正時代は10月31日であった。