月日は百代の過客にして、
行かふ年も又旅人也。
舟の上に生涯をうかべ、
馬の口とらえて老をむかふる物は、
日々旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず
〔松尾芭蕉 おくのほそ道・序文より〕
松尾芭蕉さま!
わたしたちのこの大宇宙も
森羅万象もすべて
永遠の旅人なのですね。
有ると同時に無くて
無いと同時に有る
有るか無きかの
一粒の砂の瞬きの
わたくしのようなものさえも
おくのほそ道を同行
ご一緒させて頂ける幸せ!!
影をお慕いしながら参りますので
よろしくお願い申し上げます。
一瞬謳歌!
こころは無限!!
我が君よ
時空ちがえど
光速より
心速はやし
以心伝心
(真鹿子)