Good God!☆SakU☆

Mシュナウザー☆咲(SakU)【はは】と☆まつり【むすめ】の☆Good God!な日々♪

アブーのノートより☆4

2008年10月17日 | ☆アブーのノート

今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです

今回は【へその緒】編です☆

へその緒の処理の仕方はそれほど難しくはなくって
今回、5回もへその緒を切ったので、もしも…もしも再び同じことがあっても忘れてないとは思うんですが…物忘れが気になりだした今日この頃(~_~;)
こんな経験も記しておくと~いい記念ですので書くことにしました☆

アブーのノート☆3では産まれてくる経過を書きました
咲はとても上手に産んでくれましたが…
その後は見ていてとてももどかしくって…つい手を出してしまいました

産まれた赤ちゃんは羊膜に包まれているので…まず、一番に救出しないといけません
羊膜を手で破き そして、乾いたタオルで顔を拭き それからカラダを拭くと
みんなキュイーンキュイーンと鳴いてくれましたのでホッとしました
それから、ゆっくりと胎盤を引っ張り出してからへその緒を切りました

それでは咲と一緒に【へその緒の切り方】です
(※これは☆獣医さんと☆ペットショップさんに教えていただきました)

まず、用意したものはコチラです



ビニール手袋・ガーゼ・木綿糸
消毒綿・コッヘル・はさみ 


では、赤ちゃん役がいないのでおもちゃ箱からこの方に来てもらいました



この赤い糸が【へその緒】としますね

最初にコッヘルとハサミを消毒綿で拭きます



木綿糸を40センチくらいの長さで切って、これも消毒綿で拭きます



それを半分に折って二重で使います



赤ちゃんのおへそから3センチくらい上のところをコッヘルで挟みます



コッヘルの上のへその緒をハサミで切ります このとき少し血が出ます




今度は赤ちゃんのおへそ1センチくらいのところを半分にして二重にした木綿糸
かた結び2回します



余分な木綿糸を切ります

最後に結び目から上のへその緒を少し残して切ります

これで終了です☆



コッヘルがない場合は木綿糸を結ぶところからでもいいそうです

1日目くらいで乾燥しだして、3日目くらいで結び目がコロッと取れました

※ガーゼは胎盤を引っ張り出すときに使います



それから、もしも…の事が起きた場合のことも教えてもらいました

例えば…産まれた赤ちゃんが動いていないとき…
カラダを擦っても動かないときは羊水や粘膜が鼻か口に水が詰ってるので
これをいち早く取り除かないといけないワケですが…
そのやり方を説明してもらいました

まず、へその緒を先ほどの手順で素早く処理しなければいけません

へその緒が切れたら…

赤ちゃんを両手で包み込む
このとき、必ず頭も一緒に持つこと
絶対に頭だけブラブラさせないこと
赤ちゃんの首を傷つけないようにしなくてはいけません


そして、自分の足を肩幅より少し大きめに開き
赤ちゃんを自分の頭の上まで持ち上げて
股の間に向けて勢いよく振り下ろす

要は、遠心力で詰っているものを出すワケです

これで赤ちゃんが動いて鳴き出せば大丈夫だそうです

赤ちゃんの様子を見ながら何度か繰り返していきますが…
どれだけやってもダメな場合もあるそうです

そうなると…
素人の私には難しい段階になりそうな…感じで
教えていただいたことのシュミレーションに自信はなく
それ以上は獣医さんにお任せするよう☆ペットショップの方から言われていました

ただ…そうなった段階で…
獣医さんに走ったとしても…難しいとも言われました

きっと…産まれてきた赤ちゃんは姿形は立派なシュナウザーになってるだろうし
あとちょっとって言う時に…命が耐えてしまうなんて…本当につらい…
私は…ずっとずっと悔やむんだろうなぁ…
そんなシュミレーションは…いらんくらい浮かんできます (-_-;)
私の頭の中は、もう最悪な場面でいっぱいでした


ここで…ちょっとソレますが私の友人☆ジャスミンのお話しをします
☆ジャスミンはM・ダックス(ロングコート)を4匹飼っています
このM・ダックスの家族構成はというと…
チョコくんマロンちゃんが夫婦
その子供のプリンちゃん(♀)
あと、全く血縁関係はないミントちゃん(♀)
といった具合で…それは~それは賑やかな暮らしなんです

マロンちゃんは2回の出産経験がありますが…2回とも帝王切開でした
なので、咲の出産のときに☆ジャスミンは我が子のように心配してくれていました

☆ジャスミンとはワンコの相談をしたり、されたりが日常で
やはり、お産が近い時期は会うたびに不安な話ばかりを聞いてもらっていました
そんな時に…
☆ジャスミンは1回目の帝王切開ときに獣医さんの手際のいい光景を
目の当たりにした話をしてくれました

それは、1回目の帝王切開のとき…
手術台のマロンちゃんのお腹から次から次へと取り出された赤ちゃん(この時は4匹誕生)
やはり遠心力を使って蘇生していたそうです
そして…やはり中にはなかなか蘇生しないコがいたそうで…
獣医さん自らが赤ちゃんの鼻や口を吸って詰ったものを出していたそうです



ジャスミン  『咲や他の赤ちゃんを連れて夜中に獣医さんに走るのは大変だと思うよ…
         もう、最後はそれしかないと思うよ…』

私       『そうだよね…やってみるしかないねっ』

ジャスミン  『例えば…そんな状態なコがいたとしても…きっと1匹とかだって… 
        5匹が全部そんな状態じゃないって…』


そして『アブーなら大丈夫!出きるって☆』と励ましてくれました

☆ジャスミンの話はとても心強く とても有り難かったです


もしも…残念な結果が起きた場合
何も出来ずにいるより…最善とは言えないかもしれないけれど
自分なりに頑張って…それでもダメなときは…諦めよう…
私はそう、思っていました

咲のお腹に5つの命が宿っているとわかった…あの日
☆獣医さんからの帰りの車の中で私は…
『5匹は難しいだろうなぁ…何匹が育ってくれるだろうか…なんとか3匹は頑張ってくれないかなぁ…』

喜びはどっかに行ってしまい……なんだか自分に言い聞かせるようにして
…独り言を繰り返して覚悟を決めていたのでした

私は、5匹全部が無事に産まれるとは…思っていなかったのでした



☆つづく☆


※アブーのノート
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
飼い主である私☆アブーが体験した出産と育児の記録です
すべてのワンコが同じではありません



にほんブログ村 犬ブログへ最後まで読んでいただきましてありがとうございました
         おうえんぽちっとしてもらえるとうれしいです



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。