ちゃわらの辻褄合わせの日々 Japan's rural daily life

雑記…日記、風景描写、思いついたこと色々 Diary and various things

春の曇り空の朝

2017年04月17日 08時29分55秒 | 日記
今日は休みで
旦那さんは会社の旅行でいない

(お昼過ぎまで寝倒すぞ
(*´ω`*))

という気持ちで寝たのに
こういう日に限って
6時に目が覚める

二度寝に挑戦するも
あえなく敗退

諦めて
お湯を沸かして
朝の曇り空を眺めながら
お茶を呑む

ふと
二年前に亡くなった
父方の祖母を思い出した

小さい時に感じた
春のまだ肌寒い朝の風
どこか爽やかで

黄色い水仙
色とりどりのチューリップ
他にも色々なお花が咲いていた
祖母の庭

私にとって
祖母の庭が思い出の中に
必ずでてくる

祖母の手は土いじりをするから
少し硬くて
指先は少しひび割れていた

祖母も年を重ねて

土いじりから遠ざかって
数年がたった

少しずつ体も弱くなってきて

杖も必要になって
杖が使えない所では
私が手を握ってあげて

その手は
シワシワで柔らかかった

亡くなるまで
入院していた病院で握った手は
柔らかくて
真っ白で
ほのかなぬくもりがあった

もう
祖母の手を握れないんだな