今日は休みで
旦那さんは会社の旅行でいない
(お昼過ぎまで寝倒すぞ
(*´ω`*))
という気持ちで寝たのに
こういう日に限って
6時に目が覚める
二度寝に挑戦するも
あえなく敗退
諦めて
お湯を沸かして
朝の曇り空を眺めながら
お茶を呑む
ふと
二年前に亡くなった
父方の祖母を思い出した
小さい時に感じた
春のまだ肌寒い朝の風
どこか爽やかで
黄色い水仙
色とりどりのチューリップ
他にも色々なお花が咲いていた
祖母の庭
私にとって
祖母の庭が思い出の中に
必ずでてくる
祖母の手は土いじりをするから
少し硬くて
指先は少しひび割れていた
祖母も年を重ねて
土いじりから遠ざかって
数年がたった
少しずつ体も弱くなってきて
杖も必要になって
杖が使えない所では
私が手を握ってあげて
その手は
シワシワで柔らかかった
亡くなるまで
入院していた病院で握った手は
柔らかくて
真っ白で
ほのかなぬくもりがあった
もう
祖母の手を握れないんだな