ちゃわらの辻褄合わせの日々 Japan's rural daily life

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祖母の一周忌

2016年05月01日 20時03分22秒 | 日記





今日は祖母の一周忌

親戚みんな集まって
和やかな雰囲気でした

お坊さんに
お経をあげて貰っている時に
ふと

(叔父さん、叔母さん、孫、ひ孫
みんなが集まったのを
祖母が見ていたら

凄く喜んでくれるだろうなぁ

みんな仲良く集まれたことが
一番のご供養かもしれない)

と思った


祖母は生まれが三重県で
東京で育って
福島に嫁いだ

良家のお嬢さんだった祖母は
嫁いだ時に始めて
田んぼに実ってる稲が
米になるって
始めて知ったらしい

あと、福島(須賀川)にまだ
水道が通ってなくて
井戸だったことに
驚いたらしい

たぶん
東京から離れた福島で
農家をしたり
勤めに行ったりしながら
4人の子育ては
本当に大変だったと思う

私だったら無理だなぁ

子育てが終わって
孫が出来ても
畑仕事をしながら
孫の面倒を見て

祖母が
何もしない日はなかった

でも
そんな祖母も
認知症が進んで
一日の大半を
寝ているようになってから
好きな土いじりもしなくなった

祖母は厳しい人で
孫を甘やかすことはしなかった

容赦なく私は怒られた

ある時
そんな容赦なく怒る祖母に
ある人が

「小さい子を
そんなに怒ること
ないじゃない!?」

って言った

そしたら
祖母が

「今ここで怒らないと
この子のためにならないんだよ!!

今、躾けをしないと
大人になって恥かくのは
この子なんだよ!!

そんなことさせちゃ
いけないでしょ!!」

と言った

子供ながらに
祖母の真剣な気持ちが
伝わってきた

そのせいかどうか知らないが
私はよく小さい時から

「しっかりしたお子さんですね」

と、よく言われる


私を躾てくれたのは祖母だ

そのおかげで
今があると思う

もし祖母が
私を厳しく育てなかったら
私はどうなってたのかな?



ばあちゃん
ありがとう

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