雑学的好奇心に満ちたツーリングレポート

好奇心から調べたネタや、ルートやスポット・ランチを紹介します。
関わっているクラブの告知やツーレポも投稿します。

富士見高原~ハルピンラーメン~身曾岐神社~あさぎりフードパーク

2020-11-11 02:20:10 | ツーリング

前回と同じ紅葉ツーリングですが、前回は一人のツーリング=ソロツーリングでしたが、今回はグループのツーリング=マスツーリングです。

所属しているのは、HARD & GENTLEツーリングクラブ。
自分が加入したのは8年前の5月ですが、このクラブが活動を開始したのは31年前だそうで、参加メンバーに楽しいツーリングを提供しようと、長年クラブを率いてきたのはサービス精神豊かな職業住職のリーダーです。

この日は圏央道外回り・厚木パーキングエリアが第一集合場所、八王子ジャンクションを経て中央自動車道・双葉サービスエリアが第2集合場所でした。

自分は第2集合場所を目指して国道246号から籠坂峠へ駆け上がり、富士吉田市内を経由、御坂みちを下って甲府盆地を目指しました。

リニア実験線の高架下をくぐる頃から、雲海に覆われた甲府盆地が見えてきました。
美しい風景に、盆地を見下ろす高台で写真を撮りたい衝動に駆られますが、集合に遅れるわけにはいかないので、そのまま雲海の中に突入。
国道20号(甲州街道)を使わずに笛吹市~甲府市~甲斐市と市街地を走って、集合時間の50分前に双葉サービスエリアに到着しました。

写真は濃霧に覆われた双葉サービスエリア。

朝食に持参したパンを食べながら、メンバーさんたちの到着を待っていると、集合20分前くらいから続々と到着。
参加台数は今年最多の17台(女性は2台)になりました。

マスツーリングでは千鳥走行が基本となります。
下の図のように2列縦隊で左右の列が車間を半分ほどずらしながら千鳥の配列のようになることから、この呼び名がつけられました。

先頭と最後尾の距離を縮める列の短縮が大きな目的ですが、他にも安全面で多くのメリットがあります。
とは言っても17台で高速道路を走ると、千鳥走行をしても先頭から最後尾の間は1kmくらいは離れてしまいますが。

話が逸れてしまいましたが、定刻に参加予定者がそろったので出発。
しばらくは霧の走行でしたが、韮崎市から北杜市に入る頃には霧が晴れて、いきなり正面右手に八ヶ岳が迫ってきました。

中央道も、この辺りでは標高が高くなってきて、左右に紅葉が広がっていました。

小淵沢インターで中央道を降りて八ヶ岳鉢巻道路で富士見高原を駆け抜けます。
富士見町や原村の鉢巻道路沿線にはペンション村や、自治体・学校・企業などの保養・研修施設が立ち並んでおり、それなりに車が行き交っていました。
そして富士見高原は紅葉が見頃になっていて、道の左右にどこまでも紅葉が続いていく感じで、走っていて感動しました。

途中の交差点を右折、御柱道を経由して昼食場所のハルピンラーメン諏訪南インター店を目指しました。

店舗は諏訪南インターを降りると、ほぼ真正面にあります。
実は「ハルピンラーメン」という名前を、今回のルートが発表されて初めて聞きました。
「ハルピンラーメン」は地元では知らない人がいないほどのご当地グルメなんだそうです。
1974年(昭和49年)創業の「ハルピンラーメン」は45年の歴史あり、4年以上も寝かせるという秘伝の「寝かせタレ」、まずはニンニクを醤油に3年以上漬け込み、これに唐辛子やタマネギ、昆布などを合わせてさらに1年以上熟成させて「寝かせタレ」が出来上がるそうです。
その「寝かせタレ」使用したラーメンは、醤油でも味噌でもない不思議な独特なもので、細い縮れ麺がよくスープに絡んで美味しかったです。
ホームページはこちら
http://www.harupin.jp/

食後は10分ほど走って八ヶ岳がよく見える場所にバイクを駐めて撮影タイム。
10月30日のソロツーリングのときから一層紅葉が進んで、裾野はオレンジ色に染まっていました。
山頂がいくつもある八ヶ岳を見た女性メンバーさんから「どれが八ヶ岳ですか」と聞かれたり、富士山と八ケ岳の背比べの民話を披露しているメンバーさんもいて、美しい景色に盛り上がっていました。

撮影タイムが終わり、七里岩ラインを小淵沢インター向かって走ります。
小淵沢インターに着くと中央道には乗らず、側道をしばらく走ってから帝京学園短大の外周を回って名もない交差点を右折すると「身曾岐神社」に到着しました。

この神社はフォークデュオ「ゆず」の北川悠仁さんの母が教主をされている宗教法人「かむながらのみち」の大本山なのだそうです。
また2006年以降、ゆずが度々この神社の能舞台でライブを行っていて、北川悠仁さんと、フリーアナウンサーの高島彩さんが挙式したことでも知られるようになり、ゆずのファンからは聖地的な位置づけをされるようになっているそうです。
この日の身曾岐神社は色づいた紅葉が美しく、ライブが行われたという能舞台は神池という池に浮かぶように建てられていて、水面に姿を映す風情に趣あり、池水そのものが音響を効果的に増幅するという作用も兼ねているのだそうです。
また、池があることでライブ中の警備も容易なのだとか。



神社を参拝してからは、北杜市内の市街地をトコトコと走り、長坂インターから一転して中央道上りへ、双葉ジャンクションから中部横断道で六郷インターまで走り、県道404号から本栖みち(国道300号)で本栖湖へ駆け上がります。
本栖湖の国道と反対側を半周して国道139号に入り朝霧高原へ。
朝霧高原に入ってすぐのガソリンスタンドで14台が給油。
台数が多いので給油も時間がかかります。

給油後は、最後の立ち寄りスポットとなるあさぎりフードパークへ。
ここは特産品の工場見学などが楽しめる食のテーマパークで、富士山の恵みを活かした5つの食の工房と、地元食材をふんだんに使ったビュッフェレストラン、緑あふれるドッグランや50,000m²の敷地を使ったドローン広場、キャンプ場があります。

要予約ではありますが、各工房で様々な体験メニューが用意されていますし、見学は予約不要で各工房の製造工程などを見ることもできます。
https://asagiri-foodpark.com/

写真は恒例のソフトクリームを食べた朝霧乳業の工房です。

この日のツーリングは、このあと富士山スカイラインを経由して御殿場へ出て道の駅・ふじおやまで解散しました。
個の時期、標高が高い富士山スカイラインを日が傾き暮れていく中で走るのは、かなり寒かったです。

今回も長文に付き合っていただき、ありがとうございました。



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