第20回東京退女教いきいき作品展・平和展が10月21日(月)
から10月26日(土)まで日本教育会館1階画廊にて開催され
ました。
藍染め、木工作品、書、絵画、人形、刺繍、吊るし飾り、手描き
友禅、織物、編み物、リメイク上衣、手芸品等々……。
彩り豊かな様々なジャンルの作品が展示されて、会場はとても華や
いだ雰囲気です。
区教組OGの皆さんも多数出品し、作品展を盛り上げました。
OGの皆さんの作品を紹介しながら作品展の様子をお伝えします。
K.Oさん
ろうけつ染めの木工作品の大作「アンの家」を出展。
プリンスエドワード島の風景が繊細なタッチで描かれています。
その他にも木工の小箱「迎い鶴」、藍染めのクッション3点、
友禅染「秋扇」などを出品。
K.Nさんは、「秋の夕日に……」(童謡「紅葉」)の書画と
「吾木香」の書を出展。
竹林の筍を描いた手描き友禅は力強さが伝わってきます。
E.Sさんはたくさんの藍染め作品や織物を出展。
毎年新しい技法をとりいれて見る人を楽しませてくれています。
ことしの注目は「透かしばら」と題されたタペストリーのすかしの技法。
その他にも藍染め作品が多数と織物のストール。
会場の外では、第20回の東京退女教の平和展として、豊田直巳さんの写真展「叫びと囁き」~フクシマ・避難民の7年間の記録と記憶~が、開催されていました。
全国巡回プロジェクトの一環とのこと。
飯館村の大量のフレコンバッグの写真を見て、台風15号、19号
に直撃された福島に思いをはせました。
山林の放射性物質は川や海に流れ込み、フレコンバッグもいくつ
も流出し行方が分からなくなっているようです。
原発事故は収束などしていないことを改めて実感。
あきらめずに、ぶれずに、原発反対、核廃絶を求めていきたい。
会場には今夏、福島訪問したときの写真も展示されていました。
華やかな中にも東京退女教の凛とした姿勢が伝わってくるとてもすてきな作品展・平和展でした。
<K>