江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

NEWS江戸川区教組 No.2207

2022-09-26 | 江戸川区教組
        自らの労働条件は自らの手で! 教え子を再び戦場に送るな!日教組・東京教組と共に闘おう! 
 NEWS 江戸川区教組
     2022/9/27 No.2207 江戸川区教職員組合(江戸川区中央3-7-11-102江戸川区平和運動センター)

2022東京教組青年部職場実態調査(江戸川区立小・中学校勤務の教職員) 
中間結果から見えてくる職場の厳しい現状

💛東京教組青年部のアンケートに答えて下さった1,2,3年目の教職員のみなさん。
激務の中、有難うございます。
♣組合員のみなさん。
江戸川区の小・中学校1,2,3年目勤務の教職員から、現在までに集まったアンケートの自由記述をいくつか紹介します。
読まれたら、「分かるなぁ」「似てるなぁ」と、うなづけるところも多いのではないでしょうか。

江戸川区教組としては、今回のアンケートをきっかけに、若手の人たちとつながればと考えています。
そして、いつか職場の改善だけでなく、教育全般、世の中の様々な出来事などについて、
つながった教職員と一緒に白熱した議論をしたいものです。
 【自由記述より】

〇研修開始時刻が、給食を食べられない時間になっている。

◎毎週末、未経験の運動部の部活のため出勤している。副顧問のため
特に何もしていないが、毎回来る必要性も感じない。
〇PTAの懇親会に参加を強いられた。後1をとっていたにもかかわらず、 仕方なく参加。
会が伸び残らざるをえなくなり、結局休暇を取り消された。
◎教材研究は大切だと感じているが、その分時間がかかってしまう。同期とコミュニケーションが取れていない。
 学年主任の先生の授業のペースに遅れてしまう。
〇組む主任によって、一年の辛さが倍増します。人として未熟な人が主任選考に受かり主任をしている。
◎産代から初任となったので、経験としては2年目となるということもあり、あまり指導してもらえていない。聞けば教え
てもらえるが、何を聞いていいか分からないときがある。
〇長時間労働さえ解消できれば、教員という仕事は魅力あふれる、やりがいのある仕事だと思います。ただ、この仕事
を続けるということは、家事育児に大きな犠牲を払い、人生の全てを学校に捧げなければならないように感じます。
◎みんな余裕がなく、仕事を教えてもらいにくい。
部活はボランティアとされていますが、実際は強制に近く顧問は断れない。
〇経験したことがない部活に配属となり、土日の練習が苦しい。勤務時間内に授業準備ができない。
中高一括採用なのに、校種の異動が非現実である。
管理職が労務の管理をしていると思えない。ブルシット・ジョブ(どうでもいい仕事の理論)と感じるものが多い。
部活動や宿泊行事の手当があまりにも少ない。
◎母の介護をしており、継続的に通院に付き添う必要があるが、運動部の顧問をしており、両立が非常に大変です。
〇普通学級の担任になりたいがさせてもらえない。児童と週45分しか関われずもっと児童と関わりたい。(巡回指導員)
◎現在は、とにかく睡眠時間が不足している。将来、家事育児と両立できる自信が全くもてない。
〇書類に追われ、帰れない。児童に費やす時間が取れない。



江戸川区立小・中学校  
来年度の夏休みを8月31日まで延長 決定‼

すでに、各学校で校長から話があったと思います。
今年度も8月下旬の残暑厳しい中で2学期が始まりました。
窓を開けてクーラーを効かせ、マスクをしながらの授業にどれだけの学習成果があったか疑問でした。
給食作りも大変だったと思います。  
来年度の8月下旬は、補習授業など入れることなく、きちんと夏休みにしていくよう頑張りましょう。



至急!今年度異動希望者は、早めに執行委員までお知らせください!
異動希望を出す時期になりました。
例年10月下旬~11月上旬に、異動に関する区教委交渉を行っています。
その前に資料など準備が必要です。
希望されている方は、できるだけ早く執行委員までお知らせください。




♦9月中旬に委員長と書記長は、
安倍元首相の国葬について区教委に要請しました。


江戸川区教職員組合(東京教組江戸川支部)執行委員会                        
安倍元首相の国葬に際し教育現場への弔意の表明を強制しないよう求める要請


日頃より、地域の教育の充実に尽力されていることに、感謝申し上げます。
さて、7月22日、岸田政権は、安倍晋三元首相の「国葬」を9月27日に実施することを閣議決定しました。
そもそも「国葬」には法的根拠がなく、国民に弔意を押し付けるような行事を閣議決定のみで強行することは、それこそ
「民主主義に対する挑戦」です。しかも「国葬」であれば税金が使われることになるにも関わらず、国会審議も経ずに
決定しており極めて恣意的な税金の支出にも重大な問題があります。
江戸川区教職員組合は国葬を実施すべきでないと考えています。
しかしそれでも国葬が実施された場合、教育現場に対し何らかの行動が依頼されるのではないかという懸念があります。
2020年の中曽根元首相の葬儀の際、文科省は国立大学に半旗の掲揚などの「弔意表明への協力」を依頼した文書を、
各都道府県教育委員会に参考通知しました。また今年7月11日の安倍元首相の葬儀の時には、都教委をはじめ複数
の自治体で、学校に半旗の掲揚について「特段の配慮をお願いする」という通知を出していました。
いくら国会で総理大臣に指名された人物とはいえ、特定の政党の代表であったものの葬儀に、学校が弔意を示すことは、
教育の政治的中立を謳った現教育基本法14条に反すると考えます。文言上「強制はしていない」としていたとしても、
「特段の配慮」という強い言い方で「お願い」することは、各学校では「忖度」を呼び起こし、事実上の強制となってしまい
ます。たとえ学校単位で掲揚するかしないかを決めることが可能だったとしても、掲揚を決めた学校の子どもたちには、
弔意が強制されてしまう、非常に問題のある通知だったと考えます。
このような状況では9月27日とされている国葬に向けても貴教育委員会が、半旗掲揚のお願いなどの弔意の表明を 
依頼する懸念が払拭できません。まして国葬となれば、内閣と自民党の合同葬儀であった中曽根元首相の葬儀よりも一
段と、国民を巻き込む形式として黙とうなどが呼びかけられることも考えられます。
万が一黙とうが学校で実施されるとなれば、まさに強制的な弔意の表明が子どもと教職員に対して行われることになり、
絶対に許されることではないと考えます。
思想信条の自由を保障し、教育の政治的中立性が保たれなければならないということから、以下の対応を要請し、貴教育
委員会の良識ある判断を期待します。

                     記

1. 9月27日の安倍元首相の国葬に際し、半旗の掲揚や黙とうの実施などの弔意を表明する行動を、学校で行うよう
依頼する通知文などは一切出さないこと。

以上





【今後の予定】
★分会代表者会          10月 7日(金)18時~    タワーホール船堀 405号室 

★江戸川区教育委員会の会議    10月11日(火)13時30分~  江戸川区教委4F
                 10月 28日(金)10時~    江戸川区教委 4F   

★「障害」児教育分科会      10月15日(土) 13時30分~16時50分 日本教育会館
 江戸川区教組委員長が日常の指導をまとめてレポートを出します。


★東京教組教研集会       10月22日(土)13時~17時  日本教育会館8F
 全体会;アーサー・ビナードさん(詩人)
 『ありえない時代へようこそ』―エリック・カールといっしょに平和を探りますー
     
★東京朝鮮第五初中級学校  学校創立75周年フェスタ        
           10月23日(日)10時30分~15時30分     
              
※新型コロナウイルスによる中止等の情報は学校Facebookから確認をして下さい。  


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