江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

主権の侵害

2014-03-13 | 江戸川区教組
 ロシアによるクリミヤ自治共和国に対しての支配?
ロシア系住民によるロシア編入に向けての行動。
それらに対してアメリカやEUによる制裁が行われるようである。
 
 一連のウクライナの騒動から今回の事態についてはよくわからないことが多いので単純に論評することはできないのであるが、ちょっと違った観点で感じたことがあるのでその点を書いてみたい。

 まずロシアによると言われる今回の事態に対して「ウクライナの主権の侵害」を理由にして制裁を決めたそうである。
 「主権の侵害」、そう言えば、アメリが1983年に中米のグレナダに進行したのは主権の侵害じゃないのか?
大量破壊兵器を理由にイラクにアメリカが進行したのは主権の侵害じゃないのか?
9.11同時多発テロの報復でアルカーイダを匿ったタリバンを倒すためにアメリカがアフガンに進行したのは主権の侵害じゃないのか?
 
 何か自分たちの行為は正当化し他のところは批判する。
アメリカスタンダードというか自己中心的というか、そんな匂いがプンプンする。
 
 そういえば、TPPでアメリカへの自動車、トラックの関税はそのまま残しておき、他国へは関税の全面的撤廃を強硬に主張する姿にも見て取れる。
 世界は自分のためにあるようなアメリカの姿は、日米同盟をお題目にしている安倍政権が番犬のように支えている。
こんな姿を右翼と言われる人たちはそのままにしておくのだろうか?

 ロシアによる今回の事態は、決して認められるものではないことは当然である。
労働者の世界を目指した「社会主義」国の末路としては醜いものである。
 


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