江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

米軍普天間基地 辺野古移設の既成事実化を許さない!

2014-07-24 | 江戸川区教組
20日未明、防衛省沖縄防衛局は40台余りの大型トレーラーが辺野古の米軍基地キャンプ・シュワブのゲートへ入って行った。

まさに反対派の警備の隙を狙った行為であった。
海底ボーリング調査の関連資材である。

地元名護市の民意は今年1月に埋め立て移設反対である事は示された。
しかし、仲井真知事は昨年の12月に埋め立てを承認している。

それを突破口に政府は強引に準備作業をはじめている。
22日の未明にも20台のトレーラーが基地内に入ったということだ。

これに対して反対派は23日に50人以上が座り込みをして抗議した。
今後は夜間も座り込みを続ける覚悟だという。

海上では工事関係者以外の航行を禁じる制限区域を50mだったものを2000mまで拡大して反対派が近づくことを警戒している。
これに違反すると1年以下の懲役などの罰則が課せられる。
まさにアメリカのために辺野古の海を独占する行為である。

11月の知事選挙の前に既成事実を積み重ねて、少しでも有利に事が運ぶよう狙っているに違いない。

沖縄振興の予算として毎年3000億円以上を確保する方針とも言う。
まさに「カネをばらまいて魂を買い取ろうとする卑劣な行為」(大田昌秀元沖縄県知事)である。

この辺野古への作業を早めるよう指示したのは安倍首相だという噂があるが、本当であろう。
政府の言う「沖縄の負担軽減」とは、本土の沖縄化(オスプレイの飛来等)であり、辺野古移設完了までの暫定的ものであろう。

住民をあらゆる手を駆使して分断しながら巧妙に進めているつもりであろうが、今回のような姑息な手を使い、なおかつ強引に移転を進めようとする安倍流政治には必ず倍返し以上のしっぺ返しがあることを告知しておこう。



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