★第2日の行程★
総移動距離142km・給油1回(平均燃費51.5km/L)
真田町→上田市内巡検→別所温泉→青木村→四賀→明科町
→穂高町巡検→豊科町巡検(給油)→三郷村・一日市場→波田町
→沢渡駐車場→(バス)→上高地(小梨平キャンプ場・テント泊)
第1日の野営地であった真田氏本城跡は
とても快適に過ごすことができました。
寝ている最中に酒の力が消え、いったん目が覚めると
目の前にテントの壁が…。何事かと状況判断すると
2950円のドームテントは風に押しつぶされそうになっていました…。
別に安物がどうこうと言う訳ではなく、
もう少し木立の中に張った方が良かっただけなのですが、
やはり山のてっぺんで吹きざらしになると風が強いんですね。
野営の時は風のことも考えないとですね。
まぁ大事にはなるまいとそのまま寝ると…
しばらくして何とも不自然なガサガサという音が…。
何かいるのかなと思って見てみるとムササビ!?
初めて見ました。しばらくムササビの飛ぶ様に感心して
見入ってしまいましたが、居なくなってしまったので就寝。
起床後、テントを畳み路上へ拡げて乾燥。
その間にインスタントラーメンをすすっていました。
昨日は夕食を食べず、風呂にも入らなかったので、
今日は外食と温泉を堪能しつつ「高山入り」を予定しました。
テントが乾いて撤収が完了するまで約1時間。結構かかるものです。
上田に下り、上田城や上田中心部・市役所訪問などを行い
別所温泉へ。ここまで出発してから約2時間30分。
ゆっくり見ながら進むと平均時速は15kmほどです。
ギンギンに飛ばしても平均時速は30kmほど、これが後の標準になりました。
別所温泉に到着すると、そこは素朴な温泉街でした。
この中に3つの外湯があります。大湯・大師湯・石湯の3つ。
いずれも150円で入れ、とっても安いです。
ただし石けん・シャンプーは持参で行きましょう。
私は大湯に入りましたが、4.5畳ほどの浴槽と露天風呂がありました。
湯温は高めですがとても良い温泉でした。
風呂上がりに道中で飲むアクエリアスと即飲むコーラを購入。
ここでコーラを500mlも飲んでしまい食欲は減退。
別所温泉で外食する計画は頓挫…。さらにこの自販機の前で、
バイクのキーを側溝の穴に落とすトラブルも発生する始末…。
最初はコンクリートのふたはビクともしなかったのですが、
火事場の馬鹿力で持ち上げ、キーを救出。
この時はスペアキーが無かったので必死でした。
長距離の旅行ではスペアキーの用意をオススメします。
その後、「美人多し。脇見注意」と書かれた看板のある青木村へ。
R143を松本方面に峠越え。この道は交通量がさほど多くなく、
途中から1.5車線になり、原付ツーリングには悪くありません。
南のR254は車で通りましたが、高速並みのスピードで大型車が行き交うので
原付では三才山トンネルで死ぬ思いをすると思います。
四賀・明科と抜け穂高へ到着。西の空は真っ黒だったので、
今日も宿泊場所で苦労しそうな予感が…。
穂高の観光案内所ではまもなく雨が降るので
ユースホステルの利用を勧められました。
しかし、まだ時刻は13時ということもあり、もう少し進むことに。
穂高の町を散策し、豊科の町も巡検した後、一日市場のジャスコへ。
スペアキーを作りたかったのでホームセンターなども回りましたが
どうやら作れないようです。やはりスペアキーは用意しておきましょう。
相変わらず西の空は真っ黒で、今日の高山入りは困難な感じ…。
ついには雨も降り出し、「立田下町」というバス停で雨宿り。
このバス停、屋根があるばかりでなくトイレ有り、あずまや有りと
何とも野宿に適した環境であずまやがあるので雷もしのげそうでした。
「ここは泊まれる」そんな直感を抱くもまだ時刻は14時。
市街地のど真ん中なので、とりあえず終バスが来るまでは野営は無理そうでした。
何とか泊まれそうな場所を見つけたので、いざとなればここに戻るとして
進むことにしました。先には道の駅もあるのでどうにかなりそう。
波田町にでるとそこも野宿適地が有りました。
波田町の文化会館?のエントランスは大きな屋根があり、
ここにテントを張れば雨でも大丈夫そうでした。
「ここもOK」と思いながら西進。一路、道の駅を目指します。
新島々駅に泊まれそうな場所が有るかと覗いたもののここは無理そうでした。
そして「道の駅 風穴の里」に到着。泊まれる場所を物色するも
狭いので厳しそうです。雨の日まして雷だと厳しそうでした。
ここでは天気と上宝にある「道の駅」の情報収集のため情報センター?へ。
ここで「上高地」という経由地が急浮上します。
安房峠は激しい雨が降っている(高山方面からのライダー情報)ので
今日は信州側で泊ることとして、上高地泊に魅力を感じました。
泊まれるならバイクは置いて上高地もありだと、キャンプできるか聞くと
700円でOKとのこと。これはいい!
上高地でアルプスを望む朝ってのはとってもリッチ!
それにキャンプ場なら雨でも雷でも何となく安心。と即決。
沢渡駐車場へ。私は沢渡大橋バス停近くのハラダ駐車場に駐車しました。
一日300円なので2日で600円。ここから上高地までバスで往復1800円。
荷物を「置いていくもの」と「持っていくもの」で整理していたら、
駐車場のおばあさんが荷物を預かってくれる事になりました。
何とも大助かり。寝袋、テント、マット、身の回りのものだけ入れて上高地へ。
バスに乗車し上高地到着。前にもここは来たのですが
雨でアルプスを望むことは出来ませんでした。
今回はアルプスが見える!そしてここに泊まれる!とウキウキ気分で
小梨平のキャンプ場まで歩きました。
河童橋を渡らずそのまま300mほど行くとキャンプ場。
さらに200mほど歩くとキャンプセンターがあります。
ここで宿泊の手続きをしてテントを張ることに。
当初は通ってきた林のキャンプサイトにテントを張ったのですが、
アルプスを見ようと河原に行くとそこにもキャンプサイトが。
そこでアルプスを見ながら優雅にコーヒーを飲んでいるおじさんと
話をしていると「この場所は一等地。帝国ホテルなんて目じゃないよ。」
「お宅もこっちに張ると良い」と言われ、即引っ越し。
河原のキャンプサイトにテントを張り直しました。
今日はアルプスを見ながらレトルトカレー&紅茶。
何ともリッチな今日のキャンプでした。
(→3日目に続く)
※ 写真は上田~別所温泉の間にある不思議な建物。
道路建設だとしてもとっても強引な気が…。
総移動距離142km・給油1回(平均燃費51.5km/L)
真田町→上田市内巡検→別所温泉→青木村→四賀→明科町
→穂高町巡検→豊科町巡検(給油)→三郷村・一日市場→波田町
→沢渡駐車場→(バス)→上高地(小梨平キャンプ場・テント泊)
第1日の野営地であった真田氏本城跡は
とても快適に過ごすことができました。
寝ている最中に酒の力が消え、いったん目が覚めると
目の前にテントの壁が…。何事かと状況判断すると
2950円のドームテントは風に押しつぶされそうになっていました…。
別に安物がどうこうと言う訳ではなく、
もう少し木立の中に張った方が良かっただけなのですが、
やはり山のてっぺんで吹きざらしになると風が強いんですね。
野営の時は風のことも考えないとですね。
まぁ大事にはなるまいとそのまま寝ると…
しばらくして何とも不自然なガサガサという音が…。
何かいるのかなと思って見てみるとムササビ!?
初めて見ました。しばらくムササビの飛ぶ様に感心して
見入ってしまいましたが、居なくなってしまったので就寝。
起床後、テントを畳み路上へ拡げて乾燥。
その間にインスタントラーメンをすすっていました。
昨日は夕食を食べず、風呂にも入らなかったので、
今日は外食と温泉を堪能しつつ「高山入り」を予定しました。
テントが乾いて撤収が完了するまで約1時間。結構かかるものです。
上田に下り、上田城や上田中心部・市役所訪問などを行い
別所温泉へ。ここまで出発してから約2時間30分。
ゆっくり見ながら進むと平均時速は15kmほどです。
ギンギンに飛ばしても平均時速は30kmほど、これが後の標準になりました。
別所温泉に到着すると、そこは素朴な温泉街でした。
この中に3つの外湯があります。大湯・大師湯・石湯の3つ。
いずれも150円で入れ、とっても安いです。
ただし石けん・シャンプーは持参で行きましょう。
私は大湯に入りましたが、4.5畳ほどの浴槽と露天風呂がありました。
湯温は高めですがとても良い温泉でした。
風呂上がりに道中で飲むアクエリアスと即飲むコーラを購入。
ここでコーラを500mlも飲んでしまい食欲は減退。
別所温泉で外食する計画は頓挫…。さらにこの自販機の前で、
バイクのキーを側溝の穴に落とすトラブルも発生する始末…。
最初はコンクリートのふたはビクともしなかったのですが、
火事場の馬鹿力で持ち上げ、キーを救出。
この時はスペアキーが無かったので必死でした。
長距離の旅行ではスペアキーの用意をオススメします。
その後、「美人多し。脇見注意」と書かれた看板のある青木村へ。
R143を松本方面に峠越え。この道は交通量がさほど多くなく、
途中から1.5車線になり、原付ツーリングには悪くありません。
南のR254は車で通りましたが、高速並みのスピードで大型車が行き交うので
原付では三才山トンネルで死ぬ思いをすると思います。
四賀・明科と抜け穂高へ到着。西の空は真っ黒だったので、
今日も宿泊場所で苦労しそうな予感が…。
穂高の観光案内所ではまもなく雨が降るので
ユースホステルの利用を勧められました。
しかし、まだ時刻は13時ということもあり、もう少し進むことに。
穂高の町を散策し、豊科の町も巡検した後、一日市場のジャスコへ。
スペアキーを作りたかったのでホームセンターなども回りましたが
どうやら作れないようです。やはりスペアキーは用意しておきましょう。
相変わらず西の空は真っ黒で、今日の高山入りは困難な感じ…。
ついには雨も降り出し、「立田下町」というバス停で雨宿り。
このバス停、屋根があるばかりでなくトイレ有り、あずまや有りと
何とも野宿に適した環境であずまやがあるので雷もしのげそうでした。
「ここは泊まれる」そんな直感を抱くもまだ時刻は14時。
市街地のど真ん中なので、とりあえず終バスが来るまでは野営は無理そうでした。
何とか泊まれそうな場所を見つけたので、いざとなればここに戻るとして
進むことにしました。先には道の駅もあるのでどうにかなりそう。
波田町にでるとそこも野宿適地が有りました。
波田町の文化会館?のエントランスは大きな屋根があり、
ここにテントを張れば雨でも大丈夫そうでした。
「ここもOK」と思いながら西進。一路、道の駅を目指します。
新島々駅に泊まれそうな場所が有るかと覗いたもののここは無理そうでした。
そして「道の駅 風穴の里」に到着。泊まれる場所を物色するも
狭いので厳しそうです。雨の日まして雷だと厳しそうでした。
ここでは天気と上宝にある「道の駅」の情報収集のため情報センター?へ。
ここで「上高地」という経由地が急浮上します。
安房峠は激しい雨が降っている(高山方面からのライダー情報)ので
今日は信州側で泊ることとして、上高地泊に魅力を感じました。
泊まれるならバイクは置いて上高地もありだと、キャンプできるか聞くと
700円でOKとのこと。これはいい!
上高地でアルプスを望む朝ってのはとってもリッチ!
それにキャンプ場なら雨でも雷でも何となく安心。と即決。
沢渡駐車場へ。私は沢渡大橋バス停近くのハラダ駐車場に駐車しました。
一日300円なので2日で600円。ここから上高地までバスで往復1800円。
荷物を「置いていくもの」と「持っていくもの」で整理していたら、
駐車場のおばあさんが荷物を預かってくれる事になりました。
何とも大助かり。寝袋、テント、マット、身の回りのものだけ入れて上高地へ。
バスに乗車し上高地到着。前にもここは来たのですが
雨でアルプスを望むことは出来ませんでした。
今回はアルプスが見える!そしてここに泊まれる!とウキウキ気分で
小梨平のキャンプ場まで歩きました。
河童橋を渡らずそのまま300mほど行くとキャンプ場。
さらに200mほど歩くとキャンプセンターがあります。
ここで宿泊の手続きをしてテントを張ることに。
当初は通ってきた林のキャンプサイトにテントを張ったのですが、
アルプスを見ようと河原に行くとそこにもキャンプサイトが。
そこでアルプスを見ながら優雅にコーヒーを飲んでいるおじさんと
話をしていると「この場所は一等地。帝国ホテルなんて目じゃないよ。」
「お宅もこっちに張ると良い」と言われ、即引っ越し。
河原のキャンプサイトにテントを張り直しました。
今日はアルプスを見ながらレトルトカレー&紅茶。
何ともリッチな今日のキャンプでした。
(→3日目に続く)
※ 写真は上田~別所温泉の間にある不思議な建物。
道路建設だとしてもとっても強引な気が…。