九州発グロース銘柄であるコスモス薬品の18年5月期決算です。 九州地盤のドラッグストアチェーンで、新規出店は中部地区に11店舗、関西地区に23店舗、中国地区に19店舗、四国地区に9店舗、九州地区に33店舗、スクラップ&ビルドにより10店舗を閉鎖し、総店舗数は912店舗となりました。 売上高は、553億円増加した一方で、売上原価は450億円増、販管費は98億円増でした。 その結果、売上高総利益率は19.9→19.8%、営業利益率は4.4→4.1%に悪化しています。 今期は、ディスカウント戦略を強化したことで売上原価がかさんだようです。 資産は、現預金が277→217億円と減少した一方で、固定資産は1,519→1,725億円に増加しました。 なかでも、店舗展開に伴って建物及び構築物が1,324→1,534億円と増加しました。 債務は、長期借入金が117→85億円に減少しました。 18年5月期も90店舗の出店を計画していますが、借入削減は好感できます。 営業キャッシュフローの伸び悩みが目に付きます。 まだまだ店舗拡大への投資布石が重要なのでしょうか。 さえなかった第二四半期で売られましたが、それまでは緩やかな上昇基調でした。 19年5月期は、勢いを取り戻せるでしょうか。 |
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