古天気学 A

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郭公初鳴き 「享保日記」享保十一年四月十二日 郭公初鳴き編 

2017-10-09 08:06:29 | 古天気学
郭公初鳴き 「享保日記」享保十一年四月十二日 郭公初鳴き編 

2017年10月9日 日曜日 天気 晴 

今日は、体育の日ですね。  

「享保日記」享保十一年四月十二日
「享保十一年四月十二日、郭公之初聲、四月十二日朝五ツ過ニ家内ノ者聞(V)之。但、五日より四月ノ節也」を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保十一年四月十二日 → 1726年5月13日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天気種類 郭公(カッコウ)初鳴き 平年は5月13日頃

「検証結論」

享保年間のカッコウの初鳴き平均(享保六年から享保十三年 享保十六年 14年間の平均)月日は 西暦5月13日頃です。

享保十一年四月十二日(1726年5月13日)は平年カッコウの初鳴きは、±0で、平年並であることが分かりました。

水戸の月平均の気温・一日の最高温度や最低温度とカッコウの初鳴きの関係が解れば大変興味がわきます。

茨城県水戸市でのカッコウ初鳴き大変貴重な資料です。

郭公初鳴き

享保六年四月廿一日 → 1721年5月16日(+3日)
享保七年三月廿八日 → 1722年5月13日(±0日)
享保八年四月二日  → 1723年5月6日(-7日)
享保九年四月二十四日 → 1724年5月16日(+3日)
享保十年三月二十六日 → 1725年4月28日(-15日)
享保十一年四月十二日 → 1726年5月13日(±0日)

カッコウ(郭公、Cuculus canorus)とは鳥綱カッコウ目カッコウ科に分類される鳥である。日本には夏鳥として5月ごろ飛来する。
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