古天気学 A

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初鰹「享保日記」享保九年六月廿九日 天気編 

2017-10-12 08:33:10 | 古天気学
初鰹「享保日記」享保十一年六月六日 天気編 

2017年10月12日 木曜日 天気 朝曇 晴 

「享保日記」享保十一年六月六日
「享保十一年六月六日、鰹初而来ル。遠濱より来ル付、よほど魚古シ。仍(V)之不(V)食。」を検証

「テータ変換」

年月日 享保十一年六月六日 → 1726年7月5日

場所 水戸 → 茨城県水戸市

現象 初鰹


検証結果

水戸地方で、7月5日が現在のもの遅いか早いか不明。
現在の資料や昔の資料が無い為、わからない。


参考資料「享保日記」享保九年六月廿九日

「享保日記」享保九年六月廿九日
「享保九年六月廿九日、夕方鰹少初而来ル。遠濱より来ルゆへ、悉さがりて来ル。食するものなし。同七月一日ニ少来ル。ニ日ニハよほど来ル。当年之ごとくニ鰹遅キ事何年にも覚無(V)之事也。」を検証する。

「検証」

享保九年六月廿九日は、西暦にすると1724年8月17日
享保九年七月一日は、西暦にすると1724年8月19日

現在の初鰹の旬は 5月から7月とされているため、かなり遅れていることが分かります。
月々の海水温が上がらなかったのか又は、エルニーニョ現象によるものか
コメント
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