古天気学 A

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地震 「享保日記」61年目の自身の特定 地震編 

2021-11-05 19:48:47 | 地震

地震 「享保日記」61年目の自身の特定 地震編  

2021年11月05日 金曜日 天気 晴 暖 朝夕寒  
     
「享保日記」 享保二年一月七日記事

「享保二年一月七日 よほどの地震 61年めト云。」を検証する。

 
61年目の地震の年代を特定する

1717年 - 61年= 1656年(明暦ニ年)± 5年

慶安四年(1651年)~万治四年(1661年)の地震を調べてみる。

明暦ニ年四月八日(1656年5月2日) 房総沖地震 - 千葉県で津波の記録あり。

上記のように、房総沖地震が該当するのか、又は、未発見の地震があったのか、現在のところ不明です。

年代が下がり、関東地方の大地震は、 

延宝5年10月9日(1677年11月4日)延宝房総沖地震(M8.0)水戸で震度4

元禄16年11月23日(1703年12月31日)元禄地震(M7.9~8.2)水戸で震度5

このようなことから、元禄地震より水戸の震度が大きいことがわかり、

明暦ニ年四月八日(1656年5月2日)の水戸で震度5以上

享保二年一月七日(1717年2月17日)の水戸で震度5以上

となります。

昔の天気や地震は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気地震資料です。


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