古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

月食 「享保日記」享保四年七月十五日 天文編

2022-02-25 18:09:14 | 天文

月食 「享保日記」享保四年七月十五日 天文編

2022年2月25日 金曜日 天気 晴 寒 
    
「享保日記」 享保四年七月十五日

「享保四年七月十五日 日食の記載無。七月十五日の水戸の月食を検証

享保四年七月十五日 → 1719年8月30日 

弘前 晴  
八戸 雨  
盛岡 晴  
日光 雨 
水戸 雨  
東京 曇(雨) 
伊勢 晴(雨) 
京都 晴  
池田 晴  
津山 雨  
鳥取 雨  
諫早 晴  
臼杵 晴 


「ステラナビゲータ10」で検証

東京

1719/08/30 04:13 05:07(地平線の上) 05:25甚(地平線の下)06:34終(地平線の下) 離角0°44′ 食分0.36

水戸

食分0.36で 04時14分に食が始まり、火星が光度-2.9等星で近くに見える 食の最大 05時54分(地平線の下) 食の終わり 06時33分の朝に終る。 

「検証結果」

享保四年七月十五日(1719年8月30日)

八戸・東京・日光・水戸・津山・鳥取の天気はで、月食が観られない。

弘前・盛岡・京都。池田・諫早・臼杵の天気は晴で、月食が観られた確率が高いこれからの資料の発見が待たれる。

「検証結論」

水戸の天気が雨の為、天気が悪く日食が観測されなかった。

昔の天気や天文は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気及び天文の資料です。 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿