”NHKスペシャル「私が愛する日本人へドナルド・キーン 文豪との70年」渡辺謙が迫る文学人生。ノーベル賞にも影響力”を見ました。
ドナルド・キーンさんは源氏物語から日本に興味を持ち始め、そこから日本文学の研究を始められた。
日本のノーベル文学賞についての意見を秘密裏に求められたこともあって、谷崎 川端 三島 の順で、推薦されたとのこと。
で、最初に受賞したのは、川端康成。
ナント、谷崎潤一郎は決まる前に、亡くなってしまっていたのだ。
知らなかった~~
もし、谷崎が長生きしていたら、私の大好きな谷崎が日本初のノーベル文学賞を受賞していたかもしれないのだ!
よく思い出してみると、私にとって、大昔のことだけど、川端の受賞はとても意外だった。単に、私が知らなかっただけかもしれませんけどね。谷崎や三島の方がずっと有名だった。
キーンさんは、年功序列を大切にする日本のことも考えて、その順序(年齢順)で推薦状を書いたということなのだけど、凄いのは三島由紀夫もだということ。
すらすらと読めて、わかりやすく、明快、しかも、ストーリー性があり、読みごたえ十分。私は三島の小説も大好きだもんね。
私が三島の小説「金閣寺」のことを挙げなかったのは、これ以上あのお寺が狙われたら困ると思ったからで(^ ^;
今、キーンさんは日本人の日記の研究をされているそう。じゃ、私も公開することを意識した日記風に書いてみようかな~
というか、元々「みこゆきのミーハー日記」と継承版のこのブログは”男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり”と書いた紀貫之の「土佐日記」が源流なので(^ ^)b