昨日はブランにたくさんの応援と励まし、
そして元気玉をありがとうございました。
ブランは不自由な足を上手にかばいながら
自力で歩き
ちっこし
ウンPしています。
もちろん食欲も旺盛で
食器をピカピカにしてます。
今日は10日に行った掛かり付けのぼーいんでの
診察の様子をお話します。
前日の9日に電話で朝一の診察を予約して
8日にとった血液検査の結果を持って
準備万端で向かいました。
ブランにとって久しぶりのぼーいんです。
膿皮症になってから炭酸泉のある別のぼーいんに行っていたので
2年ぶりでしょうか。
少し待合室も変わっていました。
診察時間より早くに到着。
何をされるかと
ドキドキで待っています。
でも一番最初だからドキドキして待つ時間も僅かです。
ハァハァと荒い息で
床にブランのよだれが点々と落ちます。
おとといの恐怖が蘇ったんでしょう。
火曜日でさえなかったら
こんな想いを何度もさせることなかったのに・・・
ここ(S病院)の先生はブランが我家に来た時からのおつきあいです。
ブランのガゥガゥや怖がりな性格もよく心得ておられます。
8日に行ったW病院と違い
まず父と母の話をじっくり聞いてくれました。
(W病院では診察室に呼ばれた時には既に先生は採血用の注射器を持っていました)
怖くて震えるブランに優しく声もかけてくれました。
その後、W病院で言われた事を伝えて
血液検査の結果や王道と言われた薬を見せました。
先生は・・・
少し考えて
違う治療をしたいと言われました。
その理由を母たちにわかるよう
ゆっくり、丁寧に説明してくれました。
それに私たちも納得。
先生の治療法に従いますと言いました。
そして
先生はそれでは・・・という風に
ブランの体の触診にかかりました。
特に後ろ足は両足とも曲げたり延ばしたりして
関節や骨の具合を診ておられました。
股関節もじっくり診られました。
ブランはその間、ウ~っとは唸っていましたが
キャンキャン痛がる様子もなく
母が「痛みはないみたいですね」と言うと、
黙っているからといって痛みがないわけではなく
痛いのは痛いんですよ。
だから足を付けないんです。
ブランちゃんは
我慢しているんですよ。
と、言われました。
いつもわんこ目線で考えている先生ならではの言葉でした。
診察の結果は
痛めているのは股関節の可能性が高く
レントゲンを撮ればはっきりするけど
ブランが大人しくしている訳もなく
無理矢理押さえつけて
かえって関節を痛めては元も子もない。
だからレントゲンは撮りませんと言われました。
そしてブランには
炎症を抑える薬が2週間分処方されました。
1週間飲んで、まったく症状が変わらなければ
1週間後に来てください。
もし症状がよくなっていれば続けてもう1週間飲んで下さい。
とのことでした。
そこで気になるのは
W病院で処方された薬(3種類)
先生に聞くと
『全部、処分してください』
薬代が勿体ないとチラっと思いましたが
W病院の対応に不満だった父と母は
ある意味、先生のスパっとした言い方に
清々しい思いさえ感じました。
触診をせず何はともあれ血液検査をし、
王道だとステロイドを処方したW病院に
先生なりに腹立たしかったのでしょう。
いつも穏やかで優しい先生が
実にきっぱりと強い口調でしたから。
触診してもらえなかったブランに
先生は小さな声で
「ブランちゃん、さみしかったなぁ」
って耳打ちされていました
因にステロイドは痛みが強くて
きゃんきゃん泣いてどうしようもない時だけに使い
我慢できている痛みには抗炎症剤(非ステロイド系鎮痛剤)を使うとのことです。
痛みを完全にとってしまうと
犬は平気で無理をしてしまうからだそうです。
ある程度の痛みがあるからこそ
安静にできる。
安静にすることで炎症が治まってくるのだそうです。
最後に
お散歩はやめましょう。
しばらく安静にしてください。
と言われました。
お散歩禁止令です。
昔、9歳の時に膝を痛めたブランに
ディスク禁止令を出したのもこの先生です。
これ以上禁止令が出ないよう
言いつけを守って
治療に専念します。
長文におつきあいくださり、ありがとうございました。
自力歩行を頑張ってるブランなので
これはしばらく仕舞っておくことにしました。
~わんこ用介護服~
背中と肩に補助用の持ち手が着いています。
ブランはデカボーなのでレトリバーサイズの3Lです。
でも2Lのパッケージはボーダーの写真なんですよ。
着用しているところは
でラリーくんの着用しているところをご覧下さい。