スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

何だ!こりゅあ~

2006-01-14 13:48:52 | 水鳥

サギ君:オイオイ、何やってんだよぉ お前らさっきから、ドボンドボンとひっくり返って、何かあんのかぇ? 

天気予報では関東地方は雨だと告げていた。幸いまだ降っていない。寝坊したので11時ちょうどに家を出た。昨日にも増して今日の雲は厚くどんよりとして暗い。車にカメラと椅子を放り込んで水鳥公園へと急ぐ。いつもの場所に陣取って「獲物」の飛来を期待してどっかと椅子に座る。さすがにこの寒さと空模様だ、あたりには誰もいない。釣り人も居なければ、ゴルファーも居ない。これなら何かが来るだろうと期待が膨らむ。カモが1羽藪の中からゴソゴソ出てきてスイスイと泳いで行ってしまう。1時間経ち2時間経った。アオサギが空を舞って遠くに降り立つのを見るが、深い水路を隔てた向こうだ。とても近寄れない。

とうとう何も撮らない内に雨が降ってきた。カメラにとっては大敵だ。急いで立ち上がってカメラをビニールにくるむ。「ああ、今日は完全なボウズだな」と嘆いて立ち上がったら遠くの水路にこの場面が見えた。直線距離にして200メーターは優にある。望遠で引っぱってこの瞬間を待ったのだった。

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11 コメント

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コサギ、チュウサギノ違い (sakura)
2006-02-12 11:58:23
チュウサギは夏鳥で、冬は南へ渡りますので日本では見られません。

野川には大体9月から11月頃までいる事があるそうです。

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upplainさん、こんにちは (polo181)
2006-01-15 11:02:08
コメントを有難う。仰るとおり、多摩川の水は年々綺麗になっています。この辺りでは底がくっきり見えるほどです。底の方に大きな鯉が4,5匹回遊しているのを見ることがあります。鮒も沢山いることでしょう。私は釣りをしないので、知りませんが、春先になると大勢の太公望を見ることがあります。設置した目的は分かりませんが、第二水門という所謂、堰があって、それの手前が水鳥公園になっています。このように、アオサギとダイサギが一緒に並んで写ることはそれほど珍しいことではありません。人が近寄れない場所では先日のパンダガモも見ることが出来ます。
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poloさん、お早うございます。 (upplain)
2006-01-15 10:03:22
昨日は昼近くになって、冷たい雨が降ってきましたね。私も昨日は、「多摩川に自然環境を考えよう」というフォーラムに参加して、登戸の宿河原堰の施設の中に国交省の好意で入れて貰いました。

昭和49年の台風16号で、狛江側の堤防が決壊して19戸の家が流される被害が出て、今の可動堰に平成11年に改築されていました。

魚道も川の左右に出来、季節になると若鮎たちが遡上する姿が見られるそうです。

多摩川も年々水がきれいになり、遡上するもの、流域に育つ魚たちも増えてきているとのこと、poloさんの近くの流れでもそれが見られるのでしょう。

この水鳥公園も、そのお陰による水鳥や野鳥たちのサンクチュワリーになっているのでしょう。

カモ君は、オナガか、マガモでしょうか、水底の川面を啄んでるのでしょう。

このように尻尾を立てて餌を漁っているときは、回りに外敵がいなく安心しているときなのですね。



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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2006-01-14 23:00:26
コメントを有難う。クチバシ全体が黄色くて、足が黒い。そしてアオサギと比べての大きさから、やはりダイサギでしょうか。次回は、これを近くから撮影してみましょう。そうすればはっきりすることでしょう。色々と調べてくれて有難う。全身の鮮明な姿が撮影できたら分かりますね。
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あ、ほんとだ (あまもり)
2006-01-14 22:46:15
poloさん、確かにコサギはクチバシが黒いですね。

それにサギの中でも最も大きいアオサギと比べてもコサギってことはないですね。

これはダイサギかもしれません。

チュウサギとダイサギは一緒にいるところを見比べて大きさの違いで分かるぐらいで、違いはほとんどないらしいです。

(web調べの受け売りです)
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スイポテさん、こんばんは (polo181)
2006-01-14 21:00:21
コメントを有難う。この白いサギはクチバシが黄色いのでチュウサギだと思いますが、私は全く自信がありません。明らかに2羽の違ったサギが「あれっ、何だ?」という表情で眺めていますよね。その仕草が可愛いのでバッチリと頂きです。最初から2時間は待つつもりでしたから、ギリギリセーフでした。ちょうど、雨が降ってきて立ち上がったらこれが見えました。だから、雨のお陰だとも言えます。これが天気で光りが充分だったら、さぞかし面白い作品になったのだけれど。なにせ辺りは暗かったので、これが精一杯ですね。ご褒美を有難う。さらに上を目指して画材を探そう。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2006-01-14 20:50:43
コメントを有難う。やっぱり動物写真は「待ち」が大切だと分かりました。待っているとシャッターチャンスが現れます。望遠はごく普通の300㎜ですがパソコンで拡大して必要分を切り出しました。自分でも不思議なんだけれど、このような場面に遭遇するとワクワクします。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2006-01-14 20:46:22
コメントを有難う。写真で調べるとコサギはクチバシが黒いので、これはチュウサギじゃないでしょうか。アオサギと並んで仲良く「あれっ!これなんだ」なんて表情をして眺めている。その姿がおかしくて、アップしました。望遠レンズはたいしたものじゃないのだけれど、PCで拡大して必要部分を切り取りました。だから、画像がシャープではありません。カモが餌を眺め、その姿をサギたちが眺め、それらを私が眺め、しかもまた皆さんが眺める。ずいぶんと可笑しい繋がりですね。待てば海路の日和ありといいますが、2時間待った甲斐がありました。
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2羽のサギと2羽の鴨 (スイポテ)
2006-01-14 20:03:12
かもがお尻を突き出して給餌中。

サギとは食べるものが違うのでサギたちは「?」

アオサギと白いサギ(何サギだろう?)そして水に潜っている鴨。スクープですね。

鴨がお尻だしてるのが可愛いし、それがこの写真のポイントですね。

よく粘りましたね。

粘り勝ち!!このスクープ写真はその賜ですね。ごほうびどうぞ。
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根気よく頑張りましたね (anikobe)
2006-01-14 17:30:32
お天気がよくないと鳥たちも遊びに来ないで、どこかで屯しているのかしら。

最後に、ずいぶん遠方から、撮ることが出来てよかったですね。
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おもしろ~い (あまもり)
2006-01-14 17:11:13
尻尾を立てて潜るカモたち。

それをじーっと見つめるアオサギ。

そばに寄り添うように小首をかしげてそれを見つめるコサギ(チュウサギ?)。

poloさんの言葉、そのまま伝わってくるような写真です。最高

2時間余りも粘ったとは!

それにこれは200メートル先の様子ですって!

望遠レンズは素晴らしいショットが撮れますね。

長時間粘ったpoloさんの勝ち~。

もうpoloさんのスケッチブック、見逃せません。
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