スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

母ちゃんよォ~

2016-07-15 05:23:14 | 野鳥観察


母ちゃんよぉ、何処へ行っちまったんだ? もう一度会いたいなぁ



あっちの方だったのかなあ



なんだか、母ちゃんの声みたいだ



よし、もう一度、探してみよう。 叱られてもいいや


野生動物の世界では、親がその子がもう独り立ち出来ると判断すると、
二度と餌を与えません。餌の取り方は見習うべきこととして、実際にやって見せます。
子は、見よう見まねでそれに従う以外に手立てがありません。
そのいわばオキテはとても厳しいものです。
上の、カワセミも、自分で自分の生きる道を探さなければならないのです。

野鳥の子育てを眺めていると、親鳥はボロボロになるほどやせ衰えます。
それほど必死になってヒナを育てます。自分のことはそっちのけで、子育てに没頭します。
その一連の流れの中に巣立ちがあるのだと言えるでしょう。

最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カワセミの子供 (おみや)
2016-07-15 10:23:59
鬱陶しいですね。
カワセミの子供が母親を探してる様子に
poloさんの言葉が、カワセミの子供が話してる様子に聞こえて、早く会えればいいな、と心から
おもえました。
このようなお天気では外へも出かけられませんね。鬱陶しくて早く梅雨が明ければと思いますが、そうすると猛暑がやってきます。
暮らしにくい季節ですね。
返信する
考えさせられます (花ぐるま)
2016-07-15 11:06:57
野鳥や動物の世界は大変ですね
人間界は今や女性が輝く社会・活躍する社会になっていて、子育ては他人任せになりつつあることも考えさせられます
カワセミさんぼろぼろになるまで子育てをするって戦前の社会のようですね
何もない時代は人間も同じようなことをやってきたのに、と思いつつも~イギリスは女性首相、ドイツも長い間そうですね~
返信する
おみやさん、こんにちは (polo181)
2016-07-15 15:06:45
コメントを有難う。
じめじめして、とても憂鬱な気分になります。でも、その暇な時間を利用して、雑用をこなしました。
人間世界では、親がこの世を去るまでは、何かしら子どもたちと交流がありますね。断絶はしません。
でも、野鳥の子は断絶されます。完全な一匹狼になって、生きてゆかなければなりません。

梅雨が上がると、待っているのは灼熱の太陽。冷房の使いすぎに気を付けて、水分不足も気を付けて、
暮らさなければなりません。麦茶は多少甘いから、塩を振りかけて飲むといですよ。
返信する
花ぐるまさん、こんにちは (polo181)
2016-07-15 15:28:59
コメントを有難う。
この頃女性の活躍が目立ちますね。同じ人間だだから、優秀な女性ならどんどん活躍すればいい。
もしあの大国アメリカがクリントンさんに大統領をとられたら、中ロを相手にどういう政治をするか見ものです。
その点、日本はまだまだ古いから、当分女性宰相は出ないでしょう。
一番の課題は、テロや戦争をなくすことです。折角の命をむざむざと愚かなことで亡くすのはもったいないですよ。
憲法を改正しても、専守防衛を貫くことこそ大切です。
返信する
こんにちは (ポージィ)
2016-07-15 17:26:18
独り立ちして間がないカワセミの若鳥ですか。可愛いです。
ちょっと不安気に辺りを見回しているのはお母さんを探しているのですね。
でも、ひとたび独り立ちしたら、頑張って独りで生き抜いていかねばならない、
野生の生き物たちの厳しい掟ですね。独り立ち後も子は親を、親は子を頼りにするのは
人間世界の特徴でしょうか。それはそれで素晴らしい親子愛ですが、
ときには自然界を見習わねばいけないこともありそうです。
返信する
ポージィさん、こんばんは (polo181)
2016-07-15 19:35:37
コメントを有難う。
巣立ちしてほやほやの若鳥です。色は綺麗だし形もいい。でも、狩りが上手くない。
明らかにそうです。お母さんを探しているのですよ。これで餌を食べさせてくれたお母さん。
戻ってゆけば鋭いクチバシで頭を突かれます。そうですね、親は子を育て、子は親を看取る。
それが人間世界です。しかし、この鳥と同じことをした人を知っております。(以前に書きましたね)
高校卒業と同時に長男を追い出して、からは単身スイスに渡り、今は一流の時計修理工になっている。
親よりも出世したのでした。ある程度、野生のやり方を学んでいいのではありませんか。
返信する
おはようございます。 (larala)
2016-07-16 05:55:21
いかにも若鳥という雰囲気が伝わってくる画像です。
しぐさが可愛い、色もきれい、いつものpolo181さんの美しい写真に感動しています。
厳しい鳥の世界、愛情たっぷり受けた鳥ですから、きっと頑張って生きていくと思います。
こんな可愛い素敵な写真からいろいろなことを学ばせていただきました。
有難うございました。
返信する
laralaさん、こんにちは (polo181)
2016-07-16 13:11:04
コメントを有難う。
そうでしょう、全身がとても綺麗ですよね。汚れがありません。これが今年生まれの若鳥です。
私の写真を褒めてくださって、有難う。とても励みになります。綺麗なのは”本人”ですから。
そうですね、だんだんと餌の取り方を覚えて、来年の繁殖期には立派な父親になっていることでしょう。
仰るとおりです。野生動物を見ていると、学ばなければならないことが沢山あります。
こちらこそ、有難う御座いました。
返信する
こんにちは (kogamo)
2016-07-16 16:18:18
自立して間もないカワセミなのですね。目がうるうるして可愛いですね。
1枚目のちょっと心細げな表情と、poloさんのコメントがぴったり合って、思わずガンバレーと応援したくなりました。
親鳥は、身を削るようにして頑張って子育てをしますよね。そして自立を見届けるまで、責任をもって子育てをする姿には本当に頭が下がります。
人も見習わなければならないことがあるようです。
返信する
kogamoさん、こんにちは (polo181)
2016-07-16 17:30:56
コメントを有難う
見るからに、生まれたばかりという感じで、弱々しい。でも、これでもう自分ひとりで餌をとらなければならない。
実際、心細いと思いますよ。昔、キタキツネが乳離して追い出されるのを見ましたが、尻尾を下げて
淋しそうだったのが、目に焼き付いています。その時と同じ情景です。気の毒に。
仰るとおりです。野鳥の子育ては実際壮絶です。私たちは手出しできませんが、せめて巣箱ぐらいは
作って上げれば良いですね。人間も、幼い間に自然の厳しさを見てくれるといいなと思います。
返信する

コメントを投稿