スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

キバシリ

2008-08-22 16:52:50 | 野鳥観察

キバシリ(キバシリ科)独立種で他に同類がいない 14㎝ 留鳥
かすかな声で「ツリリリ」と鳴きながら”木を走る”
まるでリスのように、木の幹から上に向かってらせん状にクルクル回りながら走り上る

また木の下の方に来ては同じようにして上ります
写真はアカマツですが、カラマツにも取り付いて
樹皮に潜む蜘蛛などの小さな昆虫を食べると言われている
見たことはありません
動きが速いので撮影は楽ではありません

さて、今日は下に面白い写真を掲げましょう
もちろん意図して撮ったものです
シャッター 1/5000, F値 5 キャノン1D

五千分の一秒を使ったのは初めてです
背景が真っ暗になるんですね
5㎜ほどの虫(蜂?)で、空中でホバリングをしながら
ごくごく小さな虫を捕らえます
その瞬間は、まるでUFOの瞬間移動です
とらえると、また元の位置に戻って次の獲物を待ちます
ご覧になったこと、ありませんか
普通に見られる昆虫ですが
※下に、これを撮る気になったあるアホナ昔話を書き加えましょう

小学校低学年の頃、学校帰りに木の枝に虫が留まっていた
仲間の一人が、「○○やん、お前男ヤロ、あれを手で捕まえて見ろヤ」と言う
私はこの「男ヤロ」の部分に即反応したのだった
そっと近付き、右手でギュッと握った!
と、次の瞬間激痛が走り、思わず手を振った
今思えばアシナガバチだったと思います
手は見る見る膨れあがり痛みが増してくる
最初に私を焚き付けた友達はよほどの物知りと見えて
「ションベンヤ ションベンをかければ治るで ハヨ、ションベンひれや」という
私はそれに従ったけれど、痛みも腫れも引かない
翌日、私の右手は箸をも握れないほど膨れあがっていた 
それは、まるで小さなグローブだった





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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キバシリとは (花ぐるま)
2008-08-22 18:11:51
リスのようにくるくる、回るのですか。
初めて見た鳥さんです。
そういえばコゲラもくるくると木の幹の周りを回っていますね。
何となく似てる感じ。

うん?昔も結構いじめに似たようなことがあったんですね。
男子の世界は私は知りませんが~
私の小学次代は惨め~70人もの生徒を詰め込んで
一部屋に~運動場もそれこそ取り合い。
大変な阿倍野区の学校でしたよ。懐かしい~
それが1学年7クラスあったかな?

ホバリングしている蜂?のようなもの、よく捉えられましたね~
私はカメラの知識が0ですから、もっと勉強しなければいけませんね。反省!!
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縦縞 ()
2008-08-22 19:35:41
黄色と黒の縦縞は阪神タイガースか道路工事の時に良く見かける模様ですね。
大きさが分からないけれどひょっとしてスズメバチですかね。
マムシよりも怖いですからね。
近くに居たらそっと離れる方がいいですね。

キバシリは動きが面白そうだから見てても厭きない感じですね。
オイラは、リクバシリでやんす。(笑)
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2008-08-22 20:22:39
コメントを有難う。その動きはリスと同じ様な動きをします。ぐるぐる木の周りを回りながら登って行きます。餌を探しながら上るのだといわれています。
コゲラもそうですね。キツツキ科は全部同じ様な動きをします。
いや、違います、イジメではありません。当時の男の子はみな似たようなことをして遊んでいました。
団塊の世代ですね。生徒数が多くてどの学校も困ったようです。そうですか、7クラスとは多い、マンモス学校だったのでしょう。
ホバリングをする蜂は、長さがせいぜい7㎜程度。危害を加えるようなものではありません。蠅のようでもあります。
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燦さん、こんばんは (polo181)
2008-08-22 20:29:26
コメントを有難う。いいえ、大きさは7㎜程度です。蠅と同じくらいの大きさです。ミツバチの半分くらいです。仰るとおり、クロと黄色は阪神タイガース。調子が戻ってきたので一安心です。今年こそは優勝してもらいたい!
燦くんは、まさにリクバシリ!犬にとっては散歩が一番のご馳走です。知っていましたか?
キバシリは、らせん状にくるくる回りますから、動きが立体的です。保護色に近いから、撮影は難しい。次回はもっと鮮明にと思っています。
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キバシリと蜂 (スイポテ)
2008-08-22 21:25:40
面白い習性の鳥さんですね。
木の皮の中に潜む虫を捕っているんですか。

蜂を掴めと言われ「男やろ!」と言われて大変な目にあったpoloさんの思い出話、こっちまで痛ッ!

それにしても、小さな蜂の見事な一瞬の写真。
黄色と黒の縞模様がはっきり出ていますね。
私も「スズメバチ!」と思いました。
スズメバチよりうんと小さいのですか。
なんだろう?気になりますね。
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 (ラベンダーK)
2008-08-22 21:37:58
子供の頃の痛い思い出・・
グローブのように腫れあがった手は痛かったことでしょう・・

5㎜程の小さな蜂?もこんな風に写真に撮れるんですね。
阪神模様もはっきりと!
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Unknown (pole pole)
2008-08-22 22:00:09
キバシリの激しい動きをみごとに止められましたね。
昔みたことがあります。
あらら~小学校の頃 ひどい目に遭われたのですね。
確かに蟻酸にはアンモニアが効くようですが・・・
私も小学校の頃 足に止ったハチを振り払おうと足踏みしたら 履いていたゴム長靴の中に落ちて ”ぎゃ~” でした~
水で洗ってキンカンを付けたことを思い出しました。何度か刺されたらアナフィラキシーを起こす可能性もあるのでハチは怖いです~~
これはハチなんでしょうか?
アブにも見えますね。

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スイポテさん、こんばんは (polo181)
2008-08-22 22:06:49
コメントを有難う。キバシリは、とても器用に木登りをします。鋭い爪の持ち主なのでしょう。松の皮と似たような色合いです。それが、くるくると周りながら木登りをします。虫を見付けては鋭いクチバシでほじくり出し食べると言われています。
当時の子供達は、みな陸軍将校を目指していましたから、「男ヤロ」と言われたら、引っ込む訳には参りません。と言うより、その時私はまだ、それが蜂なのだとは知らなかったように記憶しております。それほど幼かったのだと思います。
スズメバチなら私も知っております。ミツバチよりも小さくて、半分くらいの大きさですよ。山ではよく見かけるのだけれど。
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ラベンダーKさん、こんばんは (polo181)
2008-08-22 22:11:35
コメントを有難う。あれの痛みは忘れることができません。子供の皮膚ですから、蜂の針が深くに差し込まれたのでしょう。一ヶ月近く痛がゆい状態がつづきました。
5㎜程度の蜂のホバリングを狙ってとらえました。5000分の1のシャッタースピードだと、背景が真っ黒になるとは知りませんでした。驚きです。光を受け付けないのですね。
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pole poleさん、こんばんは (polo181)
2008-08-22 22:17:10
コメントを有難う。キバシリは、とてもすばしこいのと、複雑な動きをするので、ファインダーの中に入れるのがとても難しいです。もう少し距離が近いとアップでお見せできるのだが。これらの生息地がわかったので、次回はもっと良い、綺麗な写真を撮ります。
5~7㎜(目測)ですから、ホントに小さな昆虫です。拡大した形から、やっぱり蜂の一種ではないでしょうか。虻はなんども噛まれたことがありますし、これよりもっと大きいですよ。それに、虻はホバリングをしません。まぁ、単なるお遊びだとお思いください。
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