カバーピクチャーは明治天皇・昭憲皇太后御料車内部。建造地:東京都品川区大井町 明治22年(1889)
スライド1 第八高等学校正門 名古屋市瑞穂区瑞穂町 明治42年(1909)
スライド2 森鴎外・夏目漱石住居 東京都文京区千駄木町 明治20年頃(1887)
スライド3 西郷従道邸内部 東京都目黒区上目黒 明治10年(1877)
スライド4 北里研究所本館・医学部 東京都港区白金 大正4年(1915)
スライド5 神戸山手西洋人住居 神戸市生田区本通 明治20年(1887)
※ 森鴎外が明治23年から1年あまり借家して、「文づかい」を発表。夏目漱石はこの同じ家を明治36年から同39年まで借家して「我が輩は猫である」などを発表した。
どの建物もその時代の雰囲気というか、時代の風格が良く醸し出されていると思いました。
特に森・夏目両文豪の住居の鄙びた感じが良いですね。此処で両文豪の作品が生み出されとは、感慨ぶかいものがありますね。
随分と楽しませて頂き感謝です。
繊細でいてどっしりとした、他の建築も、明治らしい、西洋文明のふんだんに取り入れているのがよく分かりますね。
旧帝国ホテル、大谷石造りの表玄関懐かしく見せて貰いました。
設計者のライト氏は、この頃米国では仕事が細っていて大変だった時代のようです。
それに、アルカポネの恋人と交際していて米国に居られなくなり、欧州から日本に来て一時大谷に滞在したとか・・・なんて話しもありますが多分作り話でしょう。
外壁の大谷石の彫刻、室内の壁面、日本を意識しての設計がされていて日比谷などに行ったときは、父なんかとロビーで休んだことがあります。
所で、マイブログのコメント欄にカメラのこと書いておきました。尚、次の雑誌などが参考になると思います。ソフトバンク編「月刊誌デジタルフォト」購入だけではなくて、撮影のヒント、よその人の作品など参考になります。
素晴らしいです。写真がきれいだとスライドも映える。
漱石の我が輩猫がここで生まれたと思うと、この屋根の上で我が輩猫が恋をしたんだとか、家の奥に砂糖を舐めた壺や最後となった水桶があるのかと想像して何度も見ました。ありがとうございます。