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東京での日の出は4時20分頃でしょうか。今朝は目覚ましをかけて4時半に起きて、5時から多摩川の堤防に座りました。寝苦しかった昨夜の蒸し暑さとは打って変わって、ヒンヤリとした風が川沿いに吹いている。お日様はなく、暑い灰色の雲に覆われている。すでに、ジョギングの人たちが行き交いしている。口々に「おはよう」の挨拶が交わされていく。いつものように椅子を開いて、カメラをセットし、まずはコンビニで買った日高昆布のおにぎり一個で”おいしいお茶”を飲みながら腹ごしらえをする。中年女性がちょっと立ち止まって、「いいですね、格好いいわよ!」と声をかけてゆく。
水鳥達は寝坊なのか、1羽もいない。6時になってやっとダイサギが1羽飛来した。つづいて、カワウが1羽。ダイサギに狙い定めで観察を始める。(アオサギの観察を期待してきたのだけれど)。やはり、ダイサギはいつもの通り、向こう岸の浅いところを抜き足差し足でゆっくりと獲物を探す。時折、クチバシを水に突き刺している。しかし、獲物が見えない。
先程来から石の上で羽を休めていたカワウのそばに、もう1羽のカワウがスイスイと近づいてきた。「オイオイ、どかんかい!若いの」と聞こえたようだ。急いで飛び降りて逃げる。恨めしそうに後ろを振り返っている。やはり、上下関係はしっかりしているようだ。
↓下が、昨日のブログで説明しました、”オトリ漁”(仮説)の自らが魚礁としての役目をするために石に見せかける姿勢です。このままの状態を保ち続け、魚が近寄ると啄みます。残念ながらそのことを示す連続写真がありません。その時が来れば連続撮影で証明したいと思います。
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面白い写真が写せましたね。
アオサギの おとり漁 期待しています。
私も寝苦しい夏は早く目が醒めたら
近くをカメラ持参で散歩をします。
何時もと景色が違って感じられます。
何処の世界でも見かけますが強いものが勝ち
鳥の世界ではそれがストレートに見れるのですね。
昨日やっとダビンチコード見てきました
話が原作に比べてかなり薄く
原作を読まないと解らない部分がママあったように思いました。
ガラガラにすいていました。
カワウにもはっきりとした上下があるらしい。すぐに席を譲ったからね。なんだか、振り返る姿が哀れです。
カワウの上下関係ははっきりしているみたいです。近づいただけで、席を譲りましたから。声も出さなかったですよ。
そうでしたか、ダヴィンチコードを見ましたか。やっぱり、原作にはとても敵わないでしょう。第一、仰るとおり、ストーリーそのものが理解できない部分が多々あります。あまりお勧めできない作品だと思いましたよ。ガラガラか、いまだに宣伝しているけれど。
無言で迫ってくる年長者(?)、無言で引き下がる若いもん。それでも未練がましく振り向いている姿。
まるでテレビのドキュメンタリーのようです。面白い
アオサギが石になっている姿、これも他じゃ見られません。ほんとにおとり漁をしているのですね。
いやぁ、今日も楽しい珍しい写真をありがとうございました。いいないいな。
この姿が”オトリ漁”であることを証明したい。(私は確信している)。がしかし、アオサギそのものがなかなか現れてくれないので、ちょっとやきもき。
この春カワウをかなり長く、いろいろな場面で観察しましたが、争うシーンは見られませんでした。もっとも、餌の奪い合いの場面は見ました。
今回、見せていただいた‘場所譲り’は、平和的に行われたようですが両者の間に、力の差をお互いに認知しているのでしょうね。
そんな事もするんだぁ・・・
是非 獲物をキャッチした所が 見てみたいですね
poloさん
無理しないで 偶然の幸運をGetして下さいネ
ただ、ここ多摩川は川幅が広くて、トリの数が少ないので、餌の奪い合いは見たことがありません。
そうだと思います。アニメは6枚(静止画も含めて)で出来ています。連写で撮影して、全部連続した画像です。ですから、きわめて平和的に席を譲ったのでした。