スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

身近な花の勉強・初級者用 43

2007-09-20 14:20:52 | 植物観察
<>
マウスオンです
ヒガンバナ(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属)
中国原産の多年草 別名 マンジュシャゲ(曼珠沙華)
地下に球根がありこれを増やして増殖する
花が咲き、続いて葉が出てくる
雌雄の別なく、種で増えることはできない
全草有毒で、墓地は虫除け、田圃はモグラ除けとなっている
昔は飢饉の時に、球根を水に晒して毒を抜き食べたと聞く
飢餓のないこの時代に生きて、幸せだなとつくづく思う
学名:Lycoris radiata 



<
シュウメイギク(キンポウゲ科・アネモネ属)
9~10月に咲くので秋明菊、また京都北部の貴船地方に多いことから
別名 キブネギク(貴船菊)という
原産は日本、中国で多年性の山野草
白く見えるのは花ではなくて萼(ガク)
学名: Anemone hupehensis var.japonica



<>
コムラサキシキブ(タマツヅラ科・ムラサキシキブ属)
別名、コムラサキ 落葉低木
本州から沖縄、朝鮮、中国に分布
山麓や原野の湿地に生える
花はこちらをご覧下さい
夏に、シダレ枝に多数つける
実(み)はご覧の通り綺麗な紫 直径は3㎜
宝石のアメジストに見まごうばかりに光っている
学名: Callicarpa dichottoma

※ 昨日発見した迷いアヒル君に餌を与えるべく同じ場所に出かけました
さんざん、さがしたけれど、見付からなかった
沢山買い込んだレーズンパンは私のオヤツになってしまった
当分の間、三時のオヤツはアヒルの残り物が出されるだろう

最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (non_non)
2007-09-20 15:20:54
赤い花なら 曼珠沙華・・・ですね
アップの写真が すっきりと シャープに撮れていますね
有毒とは知りませんでした

ところで 前回の「多摩川の中洲に迷子」の記事を読んで polo181様がやさしい方だということが よく分かりました
アヒルが 元気でいるとよいですね
返信する
non_nonさん、こんにちは (polo181)
2007-09-20 15:43:38
コメントを有難う。そうそう、ジャガタラお春、美しいのに嫌われ者?私も昔は何となく毒々しい花だと思っていました。毒が強いから、花が落ちた後の茎が危険です。写真を誉めて下さって有難う。

う~ん、優しいかどうか・・、動物が好きだから、困っていると見捨てておけないのです。昨日、彼は上流を目指して泳ごうとしましたからね。それは失敗したが、この目ではっきり見ましたから、帰巣本能が働いて、流れの緩やかな場所を探して、”家”の方向へと行ったものだと思いたい。
返信する
彼岸花が咲き出しました (花ぐるま)
2007-09-20 16:36:37
彼岸花のシベが本当に美しいですね。
家の彼岸花は3箇所に植えてあり、プランターの中の1箇所が異常に膨らみ、プランターが壊れそうなくらいメタボになっているので中をあけてビックリです。
彼岸花野球根がぎっちりと詰まっていて、それでプランターを壊してまでまだ増やそうとしていてビックリしてプランターを換えてみました。
つい最近それをやったのでそこの球根は出てこないのです。
他の所はツンツンと蕾を上しています。

シュウメイギクは矢張り白いのが好きですね。
コムラサキシキブの紫色もとても美しいです。

アヒル君、飼い主の所へ無事到達していればいいけれど…???
返信する
花が輝いている (あまもり)
2007-09-20 16:58:50
うわ~、きれい
思わず簡単の声を心の中であげてしまいました。
ヒガンバナの一本一本のシベがカールして上を向いている様子は芸術品ですね。
淀川の堤防ではこのヒガンバナがほとんど咲かなくなりました。以前は目につくほど咲いていたのに。多分他の野草に取って代わられたのでしょうね。

シュウメイギクの蕾と葉の白っぽさが何とも言えず可愛い。
この花も花びらじゃなくてガクなんですか。花はほんと不思議な生き物です。

コムラサキの実が緑から薄紫に変化する途中のもありますね。
花より実のほうが鑑賞になる植物ですね。

昨日のアヒルさんは居なかったのですか。
アヒルにも帰巣本能があるのでしょうか。
あるかもしれませんね。
poloさんのお陰で元気になって家を目指したと考えたい。
三時のおやつは当分の間レーズンパンだ、には笑わせてもらいました。
返信する
お彼岸を前に (横浜のおーちゃん)
2007-09-20 20:26:40
ヒガンバナが盛んになってきました。
明日は私も乗せる予定です。
返信する
花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2007-09-20 20:28:13
コメントを有難う。ヒガンバナの地下茎(球根)の増殖が激しいようです。プランター内でも、容赦なく増えているのでしょう。箱を砕くくらいの力があるかも知れません。
恐らくその球根は来年は芽を出すと思いますよ。
コムラサキシキブの実がとても綺麗です。花を撮影できなかったのがとても残念です。野性のようにうち捨てられた場所に生っています。来年は花をも撮影したいと思っています。
アヒル君は、必ず本能が働いて、無事家に帰るものと思います。念のために明日も行って見てきます。
返信する
あまもりさん、こんばんは (polo181)
2007-09-20 20:48:08
コメントを有難う。花の写真をお褒めいただいて、とても嬉しいです。ヒガンバナは沢山咲いている中で、一番元気のありそうなのを選んで写真を撮りました。シベの一本一本に焦点が合ったので、すっきりした写真ができました。
淀川では、これから咲くのと違いましょうか。大阪はこの夏、大変暑かったから遅れているのではないでしょうか。私が、今日見付けたのは、日陰の多い場所でした。東側斜面でした。それとも、他の雑草に負けたのでしょうか。
萼が花びらのように変化する。随分と不思議なことですね。菊でもないのに秋明菊とはちょっと首をかしげます。
コムラサキの実の色には驚きました。光り輝いていました。それも、非常に綺麗な紫でした。収穫して、染料として利用できるかもしれません。
アヒル君は、昨日の時点である目的を持っているようでした。一回こっきりですが、明らかに上流に向かって泳ぎましたよ。ただ、流れの方が強くて、押し戻されましたが。だから、帰巣本能があると考えたのでした。少しずつでいいから”家”に近づいているだろうと思っています。念の為に明日はさらに上流まで探しに行ってきます。妻が、三時のオヤツに黙って、果物とレーズンパンを一つ、お皿にのせて置いて行きました。アヒル君と遭遇しなければ、明日も明後日も、同じオヤツでしょう。
返信する
横浜のおーちゃん、こんばんは (polo181)
2007-09-20 20:51:51
コメントを有難う。こちらでは、急にヒガンバナが目立つように成ってきました。彼岸の入りに合わせたように咲いています。ただ有毒植物なので、鼻を近づけることはできませんでした。暑さも、もう少しの我慢ですね。
返信する
やっぱりお彼岸なのですね。 (Luna)
2007-09-20 22:47:02
不思議なほどの確かさで彼岸のころに一斉に咲きますね。今年のように異常な暑さの夏をすごしてもちゃーんと咲き出したのですね。
ずーっとムラサキシキブと思っていたのはコムラサキシキブだったということをpoloさんのUPで初めて知りました。
飼い主から行方不明になりpoloさんから行方不明になりのアヒルさん、無事に自分の住処に戻れてるといいですね。
返信する
Lunaさん、こんにちは (polo181)
2007-09-21 11:17:39
コメントを有難う。仰るとおり、この正確さは実に不思議です。猛暑の中でも、秋の訪れをじっと待っていたのでしょう。
ムラサキシキブは、実の付き方がまばらです。このように、木に巻き付くような形にはなりません。
あの迷いアヒル君、帰巣本能が蘇って、無事飼い主のところに戻って欲しいものです。今日もこれから、多摩川の上流方面を探してきます。餌の、レーズンパンが沢山ありますから。
返信する

コメントを投稿