スケッチブック

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今朝ご挨拶した花達

2005-06-02 13:13:04 | Weblog


ザクロはまだ小指ほどの大きさだけれど、はやしっかりとした形をしている。ペルシャ・インド原産らしい。どのようなルートで誰が運んで来たのだろう。子供の頃はオヤツに貰った。ザクロのようにポッカリ割れるという表現がある如く、熟れた実は見事に割れる。薄桃色の小粒の種が美味しいのだ。種と言ってもトウモロコシのような形をしていて柔らかい。指で丹念にほぐして5,6個をまとめて口に放り込む。甘酸っぱい香りが口一杯に広がって目をぱちくりさせるほどだ。一粒たりとも落とすまいと用心して指を動かす。ぎっしり、そして規則正しく並んだ種に夢中になったものだった。

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8 コメント

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美味しそう (かと)
2005-06-02 17:40:19
ザクロを食べる様子の表現がうまいですね。

お庭のザクロですか。

子供の頃近所の家にあって塀の上から実をつけているのが見られて食べてみたいなあと思ったことがあります。

そんなに親しい家じゃなかったからおねだりも出来ませんでした。

実家には大方の果物の木がありましたが何故かザクロはありませんでした。

この頃果物コーナーで外国産のでっかいのを見かけることがありますね。



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ザクロ (anikobe)
2005-06-02 20:15:09
懐かしさの伴う果物です。

柿、イチジク、ザクロ。

お菓子などない時代、これらの果物が、貴重なお八つでした。

狭い庭に果物のなる木のあった暮らしが、幼い頃の思い出です。
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かとさん、こんばんは (polo181)
2005-06-02 20:35:33
コメントを有難う。昔のオヤツはサツマイモ、サトウキビ、スイカなど畑でとれるものばかりだった。駄菓子屋に行っても、せいぜい酢昆布、シャブリ飴。綿菓子などはお祭りの時しか貰えなかった。今では甘いものが豊富にあって子供達は幸せだ。(いや不幸せかも知れない) 人間貧しさを体験しないと強くなれない。自殺者がここ7年間3万人以上を数えているとか。その大多数が経済的理由らしい。貧しさに耐える気力を養って欲しいとつくづく思います。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2005-06-02 20:43:40
コメントを有難う。貴女とは同時代だから、ほぼ同じ体験をしていますね。これは私だけの自負心かもしれませんが、あの時代をくぐり抜けてきたこの身としては、少々の貧乏にも耐える自信があります。来る日も来る日もパンの耳だけで過ごして見せる気力があります。いざとなれば、一汁一菜で一生を終える覚悟はできています。笑
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ザクロ (熊子)
2005-06-02 23:33:11
ここ数年前から私も味を知りました。不思議な果物ですよね。一個一個の甘い粒、プチンと弾ける甘酸っぱい味。そして種を出して、また口に。

真っ赤になりますね。この花がザクロの花でしょうか。木は大きいのかな。実がついたらまた見せてくださいね。そして綺麗な花たちですね。
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poloさんこんにちは! (じゃこしかです)
2005-06-03 11:07:46
 いつもコメント頂き有り難うございます。

 赤い花がザクロの花なのですか。ザクロは最近店頭で見かけますが、まだ食したことは有りません。poloさん推薦となれば是非味わってみたいです。

 
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熊子さん、こんにちは (polo181)
2005-06-03 11:24:51
コメントを有難う。そうですよ、赤いのがザクロです。近くの公園で撮りました。最近はだれも見向きもしませんから、ほったらかしです。大きくなったら写真でご紹介します。店頭で買えるのは外国産のでしょうか。日本のは小ぶりですよ。昔は、子供達の大切なオヤツだったのですが。
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じゃこしかさん、こんにちは (polo181)
2005-06-03 11:31:33
コメントをありがとう。赤いのがザクロです。花の根本がだんだんと膨らんできて実になります。甘酸っぱくて懐かしい味なのだけれど、他にたくさんの果物があるから最近は見捨てられています。
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