スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

カニと私

2005-07-11 11:32:37 | Weblog
札幌の友達が小樽へ行ったついでに買って送ってくれたものです。そばの丸い小さなものはなんと豆腐だという。今夜はカニ鍋かな。私は和歌山は田辺の生まれだから、カニの水揚げはあったろう。だけれど、どういう訳かカニとは縁がなかった。新鮮な魚は豊富で今でも帰省するとサバ寿司やサンマ寿司をほおばる。しかし骨のある魚の丸焼きや煮物は苦手中の苦手だ。子供の頃に何度小骨を喉に刺して痛い目をしたことか。だから、母は必ず小骨を毛抜きで全部抜いてから調理をしていた。そういうわけで、母が出してくれる魚は安心して食べたけれど、そうでないものは箸をも付けない。母はもういないから私は魚が大の苦手なのだ。もちろん妻が出す魚も安心はできない。

それの延長で、カニも食べない。殻を割らなければならないし、中に骨らしき物がある。手は臭くなるし努力に見合った成果が少ない。だから、先日札幌でこの友人とカニの食べ放題の店に入ったけれど、カニは一口も食べなかった。妻はむさぼるようにカニを食べた。それを横目にして私はにぎりを食べた。にぎりを食べている分には骨の心配がない。ステーキを食べる時にも一口サイズに切って出すように注文をする。お皿の上でごしごしナイフで切るのが面倒だからなのだ。ウエイターは一瞬私の顔を見るけれど、私はすかさず「シェフに頼みなさい。きっと切ってくれるよ」と説得する。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まるで我が家です (熊子)
2005-07-11 12:35:15
思わず笑いましたら職場の仲間が、何、何と。携帯からブログを観覧です。まるで我が家人の様子。妻の魚を安心できない…、ブ、ブ、ブーと笑いました。本当に母がいないと小骨も取れないボクちゃまばかりで、まるごと骨もバリバリの熊子は新婚当初はビックリこきました。いまも魚はど真ん中しか食べない家人。蟹など面倒といい、私がいつもホジホジして別皿にして出さないと食べない。おかげで蟹、ウニ、海老は子供たちと山分け熊山一家です(笑)。次男も魚の骨で大変な目にあいましたが、痛い思いが学習になり、今は慎重に骨を探すようになりましたよ。
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私は浜っ子! (じゃこしかです)
2005-07-11 13:26:15
 polo181さんこんにちは。

 私の周りにも魚を苦手とする人がかなりおります。しかし私は子どもの頃に漁師の手伝いをしたこともあり、生粋の浜っ子ですから、肉より魚が大好きです。骨を抜くのも得意中の大得意です。老妻には「あんたの口には骨の選別器が付いてる」と言われるほどです。孫など魚の骨抜きは私の仕事です。

 またカニは、自分の手で苦労して取り出して食べてこそ美味いと・・・嘯くような野人なんですよ。

 そんな野人の私ですが、どうぞ宜しく!
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じゃこしかさん、こんにちは (polo181)
2005-07-11 13:56:31
コメントを有難う。野人だなんて、、貴方の方が正常で私の方がちょっと変わり者なのですから。どうぞ宜しく。口の中で骨だけ選別して綺麗に取り出すワザを持った人は幸せだ。鯛やクエなどのカブト煮だとか、カマの塩焼きなどは身をほぐしてくれるととても美味しいのだけれど、自分では箸を付ける気が起こりません。食事会などで、そのような物が出てくると、お箸でお汁をちょいと口に入れて食べてる真似事をして、ビールでお腹を膨らませます。竹輪やカマボコは大好きなのですが。ハハハ
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熊子さん、こんにちは (polo181)
2005-07-11 14:19:25
コメントを有難う。釧路にも私と「同類」がいて、安心しました。かなり前ですがテレビでサンマの塩焼きを丸ごとガリガリと食べるタレントがいてびっくり仰天。それも若い女性でしたよ。私にとってサンマほど苦手な食べ物はありません。だから背の部分を食べて後はご馳走様でしたと述べてそっと皿を返します。妻は魚大好き人間ですから、それの残りを綺麗さっぱり平らげます。当然彼女はこのことを知ってはいますが、もともと懲りない人ですから、平気でアジの開きなどを出します。でも私は絶対に不平は言いません。骨と格闘しながら黙々とご飯を食べます。笑
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お魚を食べよう (再度熊子)
2005-07-11 14:55:04
仲間とお魚は大事と話し、思い出しました逸品を。父は魚のカレイの食べ終わった骨をルンペンストーブの上で焼き、鍋に水と焼いた骨を入れコトコト煮て柔かくなったら味噌と砂糖をいれて、鯛味噌より美味しい味噌を作り、それをご飯や豆腐にのせて食べました。友人は焼いた骨をポリポリ食べていたそうです。だから骨の丈夫な北の子だい!
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再度の熊子さん、こんにちは (polo181)
2005-07-11 15:11:17
お立ち寄り有難う。なるほど、それは良いアイデアですね。私はきっとカルシュウム不足だろうから、貴女のコメントを印刷して妻に読んでもらいましょう。そんなのを食べればきっと私も骨が丈夫になるだべさ。
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我が子にしなかったこと (anikobe)
2005-07-11 16:17:02
1年生の給食で初めて秋刀魚が出た時の事を、思い出しました。私の周りに皆を集めて、お箸を使いながら秋刀魚の身の取り方をやって見せました。「時間がいくら掛かってもいいから、ゆっくり、先生のしたように真似してみようね」

子供たちはものも言わずにせっせと骨取り。

給食係りの先生から、真ん中の骨だけ残して残飯なしは、1年生だけだって言われました。参観日にこれが話題になって、「お魚のリクエスト」が家である様になったとか・・・

ところが、我が子にはそれを教えなかったばかりに未だに身をいっぱいつけた勿体ない食べ方をしている我が息子。

躾の失敗談です。教えるのにいい時期ってある。今更どうにもなりません。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2005-07-11 20:36:30
コメントを有難う。サンマの骨取りを教わった子供達はその後も魚を綺麗に食べていることでしょう。何事も小さい内に躾ないと駄目ですね。紺屋の白袴じゃないけれど、息子さんに伝わらなかったとは残念。結婚して家計の責任を取るようになってからは、出されたものは何でも食べるようにはなりました。でも、小さいときに母が骨を全部取ってくれたお陰で(?)、いまだに骨付きの魚は大の苦手です。だから、妻はブリや白身の切り身を買ってきて、食卓に出すことが多い。申し訳ないと思ってはいるけれど、今や遅しです。
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魚の骨 とってます (big huu)
2005-07-11 22:13:03
こんばんわ~ ポロ

年寄りには お魚が一番!ということで

母にお魚を食べてもらう時は 老眼鏡かけて

大骨 小骨をとっています

お魚大好きな母も この頃は骨があるからと

敬遠しがち 秋の秋刀魚も 三枚おろしで ムニエル

ふうにしています いつの間にか立場が逆転のこの頃です
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big huuチャン、こんにちは (polo181)
2005-07-12 11:01:29
コメントを有難う。偉いなぁ・・お母様のお世話ですか。年をとれば魚の骨は危ないですからね。全部取り除いてあげないと食べられないでしょう。栄養的には魚の脂にはビタミンEが含まれていて血液をサラサラにしてくれますから、是非食べさせたいですよね。がんばってください。
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