スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

遂にやったぞ!?

2006-11-29 14:06:24 | 水鳥
写真は3枚
<>
遂に何をやったのか? 少しばかり込み入った説明をしないとお分かり戴けないでしょう。いや、<遂にやった>とは言わずに<・・やったかも知れない>と言い直しましょう。断定的に書いて良いのかどうかは、写真をご覧になる皆様がお決めになることだからです。

私はファインダーを通して何度もこの”事実”を目撃してきた。しかし、証拠の写真をお示しすることが出来なかったのです。それは、サギは餌が少なくなる冬、まるで半身浴をするかのようにカラダを水に沈めて、魚たちに岩か石のように見せかけるのだ。つまり自らが格好の魚礁に変身する。それが一枚目の写真でお分かりいただけるでしょう。私はこのことを<サギのオトリ漁>と呼んできた。

二枚目の写真は近付いた小魚を狙って首を水に突っ込んだ瞬間です。さて問題は三枚目の写真です。私の目には何かをくわえているように見えますが、いかがでしょうか。なにせ被写体が150mほど彼方にありますから、画像がはっきりしていない。さらにまたもう一つ問題があります。私が過去にこのことを知ったのはみなアオサギだったことです。つまり、ダイサギも同じようなことをするのだと、新たな提案をしなければなりません。皆様はどう評価されますでしょうか。


最新の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
upplainさん、こんにちは (polo181)
2006-12-01 12:22:59
コメントを有難う。待ちに待ったシーンです。彼等は大抵歩きながら採餌します。急流で待って、遡上する魚を捕らえることもあります。しかし、このオトリ漁は、滅多に見られません。おそらく窮余の策だろうと思います。いやぁ、微笑む余裕はありません。笑 撮影中は力が入っていて無我夢中です。よりよい画像をと願い続けると、隘路にはまります。正直、狙った写真が撮れたらとても嬉しいですよ。
返信する
poloさん、お早うございます。 (upplain)
2006-12-01 09:35:30
poloさん、執念の成果ですね。
画像をレタッチしてみたのですが、お腹が白い割合大きな魚ですね。
彼女も、思わない大物が居たので慎重に狙っていたのでしょう。
普通は、足を使って獲物を追いだしそれを捕まえるのですが、余程大きなものだったので体を沈めて咥えたんですね。
椅子に座ってファインダーを覗いて、思わないダイサギの姿を捉えられて、微笑んでいるpoloさんの姿が眼に浮かびます。
こんな時、得意げな気持ちが自分の体の中に湧くのではないでしょうか。・・・子供のように。
返信する
sakuraさん、こんばんは (polo181)
2006-11-30 21:03:40
コメントを有難う。動物は環境に応じて適応する能力を持っています。今回の”オトリ漁”はそのことを如実に物語っています。おそらく現在の水温は10度。トリの体温は45度。実に35度の差があります。非常に冷たいに違いありません。にもかかわらず、カラダを水に浸けてまで採餌を試みる、その姿勢はあっぱれなものだと思います。
返信する
分かりました。 (sakura)
2006-11-30 20:23:53
多摩川は深い川なのでしょう・・・
だからそんな餌の捕り方をするのですね。

此方はそれほど深くないので
体が半分水につかれません。それに、、
そんな事までしなくても
お魚が居て捕れますからね。

場所によって鳥も頭を使う事が
よく分かりました。賢いですね。
返信する
toraraさん、こんにちは (polo181)
2006-11-30 17:06:18
コメントを有難う。おお、小さな魚をくわえているのを認めてくれましたか。ありがとう。実は、これは一年以上もの間追いかけている課題でした。天気の良い日には毎日川へ通っていますが、見ることができません。体温が45度近くありますから、滅多にやらない採餌法だろうと理解しています。
その通りだと思います。彼等は餌を得るために懸命です。なんだか安閑としている自分が恥ずかしいようです。
ご忠告有難う。厚着して、しかもロングコートで実を固めてから出かけています。冬場が勝負ですから。
返信する
あまもりさん、こんにちは (polo181)
2006-11-30 16:57:37
コメントを有難う。そうなんですよ、何度か目撃している”オトリ漁”はアオサギばかりでした。まさかダイサギが同じことをするとは、これまたびっくりです。今日は、図書館に行って水鳥関係の資料を隈無く調べましたが、このことを発表している人はいませんでした。学習したのがどちらが先なのかはわかりませんが、学習能力は認めざるを得ません。素晴らしい頭脳だと思います。
いやぁ、写真を誉めて下さって嬉しいです。この場面に出会えるのは滅多にありません。しかし、次回は、文句のない連続撮影に成功したい。
神崎川も忙しくなってきたようですね。いずれ、貴女の好きなアオサギも登場することでしょう。
返信する
見えますよ。 (torara)
2006-11-30 12:16:35
アツ・・・・
お魚くわええますね

poloさんの凄い執念倭感じます
おめでとう御座います

段々私も鳥の事が詳しく見えてきます
どの生き物でも生きるための知恵はまったく感嘆に値するものがあるようですね

日増しに寒くなります
ご自愛下さいね。
返信する
オトリ漁ですね、確かに (あまもり)
2006-11-30 11:11:38
常に水に浮かんでいる鴨じゃなくて、ダイサギがこうして水に浸かっているような姿じたいが珍しいです。
オトリ漁をするということを何度かpoloさんから教えていただいていましたが、あれはアオサギだったのですか。こうしてダイサギも同じことをするということは水鳥には学習能力があるということですよね。素晴らしい。
水に浸かってじっと動かないサギ、水しぶきをあげ水中に頭を突っ込む瞬間のサギ、小魚をゲットして満足げなサギ。3枚とも実に素晴らしい写真です。
神崎川は水鳥で賑やかになってきました。鴨はもうとくにやってきていますが、昨日はユリカモメの偵察隊、今日は水中に潜って魚を捕っているらしきカワウを見ました。アオサギやコサギはまだ見ません。
返信する
おみやさん、こんにちは (polo181)
2006-11-30 10:59:54
コメントを有難う。考えてみれば非常に過酷な採餌の方法です。なぜかといえば、トリの体温は40度から43度です。人間よりは5度以上高いです。だから、この冬場の川の水温との差は非常に大きい。カラダを水に浸けなくても良いように、あのように足が長くできているのだと思います。それなのに、冬場は非常に餌が少ないので、やむを得ずこのようにカラダを水に浸して魚礁と見せかけて小魚をおびき寄せるものと思います。彼等は必死です。
返信する
花ぐるまさん、こんにちは (polo181)
2006-11-30 10:53:15
コメントを有難う。後ろのいたサギは歩いて去って行きました。つまり、去った方が普通の採餌の姿勢で、この水に浸かっている方が”オトリ漁”の姿勢なのだと比較できるように二者を写したのでした。小魚をゲットする前はかなりの時間一匹だけで水に浸かったまま静かにしていました。この頭脳的な漁の仕方は、ファインダーを通して何度も目撃してきましたが、どうしても写真に収めることができなかったのです。それほどの早業なのです。連続撮影でも追い付かないほど早い動きです。
これ以外にも証明しなければならない”仮説”をいくつか抱え込んでいるので、何年かかるかわかりません。
返信する
serenaさん、こんにちは (polo181)
2006-11-30 10:45:46
コメントを有難う。貴女も認めてくださいますか。ありがとう。私は観察を通じていくつかの未確認の”仮説”を抱え込んでいます。このオトリ漁もその一つでした。これよりも、もっともっと鮮明な写真を提示して、いかにサギ達が高度な頭脳の持ち主であるかを証明したいと思っています。
返信する
anikobeさん、こんにちは (polo181)
2006-11-30 10:42:03
コメントを有難う。言われてみて私もルーペで水面を見てみました。確かにクチバシにくわえています。これで、”オトリ漁”が確かにあるのだと第三者的に実証されたことになります。でも、これで終わりにすることなく、さらにはっきりとした写真を撮影するつもりです。今日は曇りで外は寒いですよ。
返信する
sakuraさん、こんにちは (polo181)
2006-11-30 10:36:19
コメントを有難う。やはりゲットですね。水面を見ればもっとはっきりと写っています。やはり小魚を捕ったと確認できると思います。つまり、私がかねてから主張してきた”オトリ漁”という非常に高度な餌の捕り方が正しかったと証明できたわけです。この漁は、冬しか見られません。ごく普通の採餌のシーンは何度も撮影しています。
返信する
辛抱強い写真 (おみや)
2006-11-30 09:41:20
こんにちわ
視力の弱い私はパソコンの画面に天眼鏡を当てて拡大してみました。確かにクチバシの先に何かがついています。鳥も植物も子孫繁栄の為に、涙ぐましい努力をしているのですね。
自分に置き換えてみて、もっと努力をしなければいけないですねー。
返信する
何かを。。。 (花ぐるま)
2006-11-30 08:15:45
捕まえて口の中から少し何かが見えているようにも思います。
150mも離れていてこんなに綺麗に撮れるんですか
後ろにいたサギはどうしたのかな?
前のサギに任せて飛んでいってしまったのでしょうね。
それにしてもpoloさんの執念はただ者ではありませんね。
若しかしてサギは喉の奥にゴックり飲み込んで未だ飲み込めない分だけがちょっと外に見えているのかもしれませんね。
こういう写真を狙ってらっしゃる限りエンドレスですね。
またまた素敵な写真を期待してます。
返信する
Unknown (serena)
2006-11-29 23:10:12
私にも見えました!
返信する
水面に (anikobe)
2006-11-29 22:58:05
くちばしの先で捕らえた魚が、水面の方にはっきり映っていますね。
バッチリ!
囮漁の瞬間をキャッチです。
返信する
小さいけど、、ゲットかな? (sakura)
2006-11-29 22:54:41
poloさんおめでとう御座います。
ずい分小さなお魚ですがゲットしています。
poloさん餌を捕った写真は初めてですか?
本当に良かったですね。嬉しいでしょうね。
ε=ε=┏(^0^ )┛\(*^▽^*)/ わ~い! 
ダイサギがあの様に餌を捕るなんて初めてですわ。
良かった良かった!
返信する
ラベンダーKさん、こんばんは (polo181)
2006-11-29 22:28:52
コメントを有難う。ブログに掲載すると、どうしても画像が荒れます。しかし、もう少しはっきりした証拠が必要かも知れないと思うようになりました。
これから寒くなるとますます撮影のチャンスが増えるので、完璧な成功をめざしてがんばります。
オトリ漁の撮影成功!!だと認めてくださって有難う。
返信する
じーーーっと (ラベンダーK)
2006-11-29 21:39:24
パソコンに顔を近づけて3枚目の写真をじーーっと見つめる。
くわえているか
くちばしの先に何かあるように見える!
オトリ漁の撮影成功にしましょう
返信する

コメントを投稿