闇夜を照らすイルミネーション

日本列島を寒波が襲っている。関東でも昨夜の寒さは半端じゃなかった。ダウンジャケットに手袋、加えて耳、鼻、頭を覆う帽子を被って撮影に出かけた。体感温度はマイナス２，３度だ。妻も達磨さんのような格好で付いてくる。ＪＲ立川で下りて徒歩１５分。あまりの寒さに目がクラクラしてくる。昭和記念公園の立川口で今月２５日まで開いている。週末は花火を打ち上げるらしい。日本中どこに行っても道路やトイレなどの設備が徐々に良くなってきている。このような電飾もここ数年で全国に広まっている。だが、一部の人々の心がますます暗くなっている。凶悪な犯罪が頻発するようになった。自分の行く手を遮るものがあると、容赦なくそれを「排除」する。欲望を押さえきれず手段を選ばず相手を滅ぼしてまで遂げてしまう。先日こんな場面に出くわした。名古屋駅で当日切符を買うべくミドリの窓口で列を作って待っていた。４０がらみの男性がその列を無視してカウンターの前に出た。対応した職員が「割り込みはいけません。並んで待ってください」といった。その男は衆目の中で「てめぇ、殺されたいのか、はやくやれぇ！」と大声を上げた。職員は「すみません、並んでください」と再三再四促す。男性は躍り上がって職員のネクタイを掴んで締め上げようとする暴挙に出た。結局彼は保安員に逮捕されて連れて行かれた。急いだけれど、結果はたっぷり絞られたり始末書を書かされたりして、数時間留め置かれることだろう。私たちは「急がば回れ」と教わって、我慢することを美徳だと教育された。その結果、この歳になっても人一倍我慢強いと自負している。幼少時に徹底的に教えるべきだ。駄目人間を育てるのは簡単だ。欲しがるものをすぐに買い与えればいいのだ。それによって、その子を完全に駄目にしてしまう。そして、彼が大人になると大きな問題を起こすのだ。

思い余って、当初意図しなかったことを長々と書いてしまった。この電飾は、全部シャンペングラスで出来ていて、その数なんと１万５千個だと書いてあった。二枚ともマウスオンで変化します。