この時期この多摩川中流域で見られる水鳥は、カワウ、ダイサギ、それにアオサギの三種です。これまで、カワウvsダイサギorアオサギの力関係ははっきり分かっていました。もちろん、体の小さいカワウが最低位です。しかし、ダイサギvsアオサギの力関係はわかりませんでした。今日はその場面の写真を手に入れることが出来なかったけれど、はっきりと観察することはできました。
私たちから見れば河原はどこも同じように見えますが、彼等にとっては良い餌場とそうでない場所があるらしい。その場所をめぐって争うことがあります。今日、観察を始めた当初はカワウとダイサギがそれぞれ別々の場所で捕食していた。そこへ、1羽のアオサギが、クワァッ!と一声鳴いて舞い降りてきた。狙ったのはダイサギの方です。その”一喝”でダイサギは飛び立って、数十メートル下流に移動した。やはり、身体が一回り大きいアオサギの方がダイサギより上位に位置するのだと言えるだろう。
私たちから見れば河原はどこも同じように見えますが、彼等にとっては良い餌場とそうでない場所があるらしい。その場所をめぐって争うことがあります。今日、観察を始めた当初はカワウとダイサギがそれぞれ別々の場所で捕食していた。そこへ、1羽のアオサギが、クワァッ!と一声鳴いて舞い降りてきた。狙ったのはダイサギの方です。その”一喝”でダイサギは飛び立って、数十メートル下流に移動した。やはり、身体が一回り大きいアオサギの方がダイサギより上位に位置するのだと言えるだろう。
こちらでは、冬場に、あれだけ沢山いた水鳥たちも、草木のない、河川には全くといっていいほどその姿を見かけることができません。市街地を流れる人手の加わった夏場の河川ではトリも寄り付かないのでしょう。
どちらも立場をわきまえているかのようです。
上は動的、攻撃的。
どちらにも物語があって、面白いです。
2枚合わせてpoloさんの説明を読んで、さらに、鳥たちの世界が興味深いものになりますね。
貴方のところでは、冬場は物凄い数の水鳥がいましたね。多分、餌場とねぐらが別々だったのでしょう。この季節はどの野山にも昆虫や両生類が沢山居ますから、周辺の農村部へと移動したのでしょう。さらに、彼等にとって、4,5,6月は子育ての時期ですから、やはり草原や林が営巣地として必要なのでしょう。もうすぐ冬場、そうすれば必ず戻ってくることでしょう。
上は、アオサギの鋭い声を聞いて驚き、急いで飛び上がる瞬間です。ぴったりピンとが合ったので、随分と拡大してあります。
水鳥観察の面白さを少しでも理解いただければ、とても嬉しいです。
例の丹頂公園でアオサギを見かけましたから、釧路にもそれは居るでしょう?ご存じ無い?
まだまだ残暑が厳しいです。炎天下の散歩はできません。木陰を探して観察を続けています。