スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

花鳥風月

2008-02-02 14:12:47 | 人生

5年前にブログを始めた頃は花や鳥の名前が分からずもどかしい思いをしたものだ
それは、私は現役時代に、仕事に関係すること以外は一切興味を持たなかったからです
詩歌にしても、啄木、バイロン、ハイネ、ゲーテなど一般常識として必要なもの意外は見向きもしなかった
今振り返ると、とてもいびつな人生だったと思う
それが、このブログのお陰で少々花や鳥の名前が分かるようになってきた

でも、まだまだ分からないことが多い
例えば、上の花ですが、正しくは「カンツバキ」なのか、それとも「山茶花」なのか
山茶花とは、ツバキの総称と考えて良いのかどうか
そのあたりが分かりません



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マウスオンです
一枚目が、「ロウバイ」で二枚目が「ソシンロウバイ」です
外見上の違いは、ロウバイの花の芯に黒いものがあって、ソシンロウバイにはそれがない
このことも、皆さんのブログ紙面で得た知識です





この写真は、カワセミのよく見るポーズですね
まるでもの思いに耽っているように思えます
ところが違います
彼は視界一杯に神経を集中させて獲物の在処を懸命に探しているのです
次に移る行動は、獲物の真上まで飛び、そこでホバリングをして目的物の位置を正確に掴みます
そして、狙い定めて頭から真っ逆さまに飛び込みます
もちろん、この位置から斜めに直接飛び込む場合もあります





これは雄です
これから求愛行動の一つとして、雌に餌をプレゼントしなければなりません
自分が食べる分と両方必要となるから、目が回るほど忙しくなります

カワセミを見るために多摩川の特別なポイントや都内の公園へと行かねばならなかった
何のことはない、昭和記念公園にだって、これほど間近に見ることができることを知った

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14 コメント

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可愛いですね (花ぐるま)
2008-02-02 15:57:47
カワセミはどこにもいるようですが、こうしてカメラに収るのは並大抵の努力ではなかなかですね。
私も昨年度一度しか撮ってません。
でも一度でも撮れたのだからと自分に言い聞かせています。
昭和記念講演は屋著や花とも出会える良い所ですね。
歩いていかれるのですか?

一番上の山茶花か椿。。。
実際に見てみないとなかなか分かりませんが、
椿は花びらは散らずに花一輪がボトンと地面に落ちるので、分かります。
それと花の芯が椿と山茶花ではちょっと違うようです。
山茶花は花びらが一枚ずつ散って落ちます。
私としてはロウバイはいろいろ有ってもそんなに気にしてません。
桜にも種類が一杯あるように花にはいろんな種類があり、ひとつひとつ名前を覚えるのは大変で、椿は何百という種類があるようですね。
今日は私はメジロ番。
外でメジロを撮っていました。
寒いですね~
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昭和記念公園のカワセミ (スイポテ)
2008-02-02 16:20:32
poloさんの前ページなども見せて頂きました。
小さくてよく動き回る鳥をこの様にバッチリ綺麗に写される。
そしてずいぶん詳しく観察されている。
ここで読んで、頭に入れておいて実際それらの鳥を見てみたいなと言う思いに駆られます。
先日小さな川にコサギがいました。
poloさんの所で教えて頂いたように片足で水をかき混ぜるような仕草をしていました。
それを見る事が出来てすごくラッキーだったなぁと
満足感に浸っている私です。
昭和記念公園のカワセミくん。
じっと魚を待ち、バッチリ仕留めたんですね。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2008-02-02 18:01:36
 こんなことを申しあげてははなはだ生意気のようですが、poloさんは感受性のとても強い方だと思います。
 ただ現役時代にはその時間がなかっただけのことです。その証しが自然界(小鳥たちや植物など)に対する情熱と憧憬そして観察眼の深さです。
 まさに「生きとし生けるもの・・・」の喩えの代表格だと思います。
 poloさんのお蔭で、随分と勉強させて頂きました。あらためて感謝しています。
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こんばんは (横浜のおーちゃん)
2008-02-02 19:14:51
写真のものがサザンカなのかカンツバキかは分かりませんが、山茶花はツバキの総称ではなくて広い意味のツバキの中にツバキやサザンカやチャノキなどが含まれているのだと思います。
私はバイロン、ハイネ、ゲーテすら見向きもしませんでしたから常識はずれの若者でした。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2008-02-02 20:37:46
コメントを有難う。昭和記念公園では、カワセミは人を恐れずすぐそばにやって来ます。若い女性は、携帯で撮影していますよ。一度でも撮影できればいいじゃありませんか。
公園は野鳥や花で一杯です。年間のパスを買ったのでちょくちょく行って歩こうと思っています。
山茶花は花びらが一枚ずつ落ちるのですか。でも花の形は似ていますね。決定的な違いは何なのだろう。大変難しいようです。ツバキはヤブツバキとカンツバキしか知りません。種類が多すぎてお手上げです。
メジロ番をして、成功しましたか。成功すれば明日のブログに登場ですね。今日はとても寒かった。よく頑張りましたね。
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スイポテさん、こんばんは (polo181)
2008-02-02 20:46:00
コメントを有難う。古いページもご覧下さって、ありがとう。野鳥を写す秘訣は、結局我慢強くシャッターチャンスを待つことです。でも、女性には難しいかもしれません。私はあの簡易椅子に座って、お茶を飲みながら待ちます。そんな格好は女性にはちょっと無理ですね。
コサギの足を揺する漁ですね。私は勝手に”追い出し漁”と呼んでいます。賢い方法ですよね。今は魚に動きがないから、ああして、探り出すのですよ。トリたちはそれぞれ工夫をこらして食料を得ています。けなげです。
カワセミ君、楽勝で餌を捕まえました。大きな池なので魚は無尽蔵です。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2008-02-02 20:54:04
コメントを有難う。実際現役時代は実業に没頭して脇目は許されませんでした。緊張の連続でしたよ。じゃこしかさんのように、精神的な余裕がないから、世間一般につていの知識が入りませんでした。今でもその傾向が残っています。テレビはNHKしか見ないし、ラジオもNHKだけ。それもバラエティ的なものは決して見ません。一種の変人かもしれませんね。
現在は、時間的な余裕があるので、少しは花鳥風月の世界に足を踏み入れています。記憶力が残っているので、間に合って良かったなと思っています。
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横浜のおーちゃん、こんばんは (polo181)
2008-02-02 21:02:13
コメントを有難う。なるほど、ツバキという言葉こそが総称で、その翼下にツバキ、サザンカ、チャノキなどがある。そしてそれぞれに色々な種類があるという寸法ですね。
おーちゃんが、私以上に常識はずれだったとは、大変な驚きです。なんでもご存じな博識の方だと思っていました。現に、その”証拠”を毎日のブログで示されていられるじゃありませんか。私は遅まきながら貴方の後を追います。
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人馴れしているカワセミ? (Luna)
2008-02-02 23:26:42
場所によっては人に馴れて比較的見やすい撮りやすいカワセミもいるのですね。
それにしても昭和記念公園というのはかなり広大な公園なのですね。花も鳥もどちらも観察できそうですから・・・。水鳥も見られますか?
少しモデルさんに困った時の取って置きの場所ですね。
山茶花と椿の見方は私は葉っぱを見ることにしています。山茶花は小ぶりで葉の縁にぎざぎざの切れ込みがあり、椿は光沢があって縁の切れ込みがない。と言うふうです。でもこの観点からだけではよく分からない時もありますけれどね。花の落ち方も違いますね。
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Lunaさん、こんにちは (polo181)
2008-02-03 09:44:22
コメントを有難う。仰る通り、この公園のカワセミは人慣れしています。人が近づいても怖がりません。
昭和公園は東京ドームが17個も入るほどの大きさだそうです。
私は水鳥としては、アオサギ、コサギ、カルガモなどです。それに野鳥が沢山おります。
そうそう、取って置きの場所になっています。近いのでいつでも行けます。
なるほど、葉っぱの違いで見分けられれば正確ですね。次回は葉っぱを見比べてきます。サザンカはパラパラ落ちて、ツバキは一度に全部が落ちる?でしょうか。
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