スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

どなたさまも、良いお年を

2015-12-29 17:09:13 | 野鳥観察










2015年は世界的にも個人的にも波乱の多い年だった。

世界はアメリカ、日本、中国、EUの四極からなると見ることができる。
政治経済が比較的安定していたのが日本とアメリカで、その他は問題を内在したまま越年する。
中国の問題点は人件費の高騰で、かつての勢いを失い失業者が増大していることと、
空気に及ばず水や土壌の汚染が進んでいることだ。EUは、構造不況と難民の流入に苦しんでいる。
それに加えて、イスラムの台頭で、宗教対立が激化している。
9年ぶりに金利を引き上げたアメリカは、失業率を5%台弱まで改善させて景気の
加熱を押さえ込んでいる。日本の失業率は3%の低いところを維持していて完全雇用状態と呼んで良い。
株価は2万円を挟んで行きつ戻りつだ。アメリカと日本だけが繁栄を謳歌することはかなわず
他の二極の不況に引きずり込まれることとなるは必至で、協調が必要だ。

個人的には、春のはじめに前立腺がんが発見されて、精神的肉体的にダメージを受けた。
37回に及ぶ放射線照射、三ヶ月に一回の腹部へのホルモン注射。
毎朝一錠のホルモン剤服用。これが治療の全てで、大きな苦痛はなかった。
悩まされたのは頻尿だ。当然放射線による副作用で夜など90分毎にトイレに走った。
かてて加えて、12月12日からの風邪から進んだ気管支炎に苦しめられた。
かつて経験したことのない呼吸困難に陥って酸素吸入まで体験した。
このように、2015年は私にとって芳しくない年だった。

来る2016年こそは順風満帆とまでは望まないが、極々普通に過ごしたい。

年末年始にかかりますから、コメント欄は閉じさせて頂きます。

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