この美しさを保持したい 2006-07-24 16:00:16 | 水鳥 人類の誕生がほぼ600万年前だというのが通説で、私が追っかけている鳥類は遙かに先輩で、1億5000万年前だと考えられている。単純計算をして、トリは私たちより25倍も古い。何を言いたいかと言えば、私たち人間はこの地球上で最も新しく誕生している。他の動植物から見れば”新参者”なのだ。本来、他の生物に対して「勝手ながら、お邪魔いたします」とよくよくご挨拶して生活を営ませて戴くべき存在なのだ。もちろん、他の動植物に遠慮をしながら生きるのが礼儀というものだ。 それが、どうしたことか本末転倒もいいところで、人間はこの地球を自分だけの物と考えているような振る舞いをする。下の写真が一つの実例です。多摩川に自然にできた中州に釣り人そっくりの”カカシ”を作っているのだ。トリたちは人間の暴虐さを知っているから、この周辺には決して集まらない。集まるのは釣り人だ。山を切り開き、海を埋め立てるだけではなくて、川そのものをも占有しようとの意図がみられる。動植物がいない地球がどれほどおぞましいか、イマジネーションを働かせてもらいたい。 « 飛べない幼鳥 | トップ | トリ脅しの撤去について »
8 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 poloさん、今日は。 (upplain) 2006-07-24 18:02:57 何ですか、これっ!。「釣り人」の案山子ですって。何のために作ったのでしょうね。あっ、そうだ。「釣り人除け」ってのはどうでしょう。あの釣り竿の先に「この場所に釣り人、立入禁止」の札を下げるのはどうですか。でも、札がブラブラしていると、野鳥たちが驚いてしまいますか。でも、poloさん野鳥たちの順応性は人間以上だと思いますよ、多分一寸だけ遠いところに営巣するのでは。登戸にある、川岸のじゃぶじゃぶ池にある芦の茂る小さな島に白鷺が営巣して小鳥を育て上げました。・・・土手から生活の様子が見られるような場所でした。でも、これを作った奴の手前勝手さに腹が立ちます。この人の家の玄関に芦の茂みでも作ってやりたいです。 返信する 釣り人案山子 (anikobe) 2006-07-24 18:34:47 これ、本当に何のために作ったのでしょうね。どうも意図が読み取れないのですが・・・ 返信する upplainさん、こんばんは (polo181) 2006-07-24 20:23:39 コメントを有難う。このカカシは随分と前からあります。そして、定期的に補修をしています。遠くからみると本物の釣り人に見えます。トリたちは恐れてこの中州には近寄りません。水鳥公園に指定した場所より数百メートル下流です。実際、トリたちは来ませんから彼等が意図した効果は上がっていると言えます。漁協は随分と手前勝手だと思います。天下の多摩川のこの辺りを釣り堀にしたいみたいですよ。冬、水鳥公園に火を放ったのもひょっとして・・が、と思いたくなりますよ。増えるも減るも、どちらであっても、人間は手を加えるべきではないと、私は思います。 返信する anikobeさん、こんばんは (polo181) 2006-07-24 20:27:51 カカシを作った意図が分かりませんか。作ったのは漁協の人たちです。水鳥は人を怖がります。特に、水辺に集まる釣り人を避けます。水鳥が来なくなれば、魚が食べられないで済みますから、”漁業資源”を守ったことになります。つまり、トリに魚を食べられたくない、だからカカシを作った。お分かりでしょうか。 返信する ひどいな (熊子) 2006-07-24 22:14:07 こんなことをしているんですね。ポロさま、そんな案山子なんて倒してきて!まったくなんでもかんでも人間様優先であり心無いことをしますね。ここは私有地ですか?そうでないのなら誰がこんな案山子なんて。え!!漁協の人なんですか、なんてことを・・・。もしかして稚魚の放流をしてるのかな。北も山の中で稚魚を養殖しオアサギが狙いそれを悪としています。相手は野生なんですから、生きるために必死なんでしょう。どうか自然を自然にしてほしい、そのままにしてほしい、人間の勝手で増やしたり減らしたりと、もう止めて欲しいですね。それが摂理というものなのにね。 返信する poloさんこんばんは (あまもり) 2006-07-24 22:16:57 あのヒラヒラと同じ意図ですね。なんとまぁ、勝手なことを。その上かなり手の込んだものを作っている。poloさんのこれまでのレポートで、多摩川は淀川以上に自然が豊かな様子。だのに何でしょう、この案山子は。どうせ作るんなら釣り堀か生け簀に作ったらいいのです。なぜ漁業協の人はわからないのか。鳥が生きていくほどの魚はたかがしれているはずなのに。鳥は投網は使わないのに。釣り人が楽しむためにだけの川じゃないのに。鳥も棲まないようなところに豊かな自然はないのに。 返信する 熊子さん、こんばんは (polo181) 2006-07-24 23:00:09 コメントを有難う。私もあのカカシは壊してしまったほうが良いと思っています。ただ、見えないところでどのような事柄が潜んでいるか分からないので、国土交通省に問い合わせるのが賢明だと思っています。つまり、何の権利があって、漁協はこのような事が出きるのか。権利があるのかないのか、さらにその根拠は何なのかを問い合わせる必要があります。もうすぐ梅雨が明けて、八ヶ岳に行ってしまうので、明日目医者から帰ったら、すぐに電話で問い合わせます。河川の管理は国土交通省に委されているので、法的な根拠がなければ、速やかなる撤去を要求します。これで、いかがでしょうか。 返信する あまもりさん、こんばんは (polo181) 2006-07-24 23:14:40 コメントを有難う。そうですよ、あのヒラヒラと同じ意図ですね。ヒラヒラは一時的でしたが、このカカシは半永久的な存在です。ですから、影響は非常に大きい。↑でも、書きましたが、担当部署に連絡をして、責任ある解答を得ようと思っています。筋を通して、理を述べて、一日も速く撤去するように要求するつもりです。善福寺公園での釣り禁止の看板がありながら、平然と釣りをしていた人たちを、区役所が責任を持って退去させるとの約束をくれたので、私はそれを信じています。あの場合は捨てられた釣り針やテグスからトリを守るのが目的でした。このカカシの場合は、トリを追い払うためのものですね。私の家から近いので、最後まで見届けることができます。なんとしても、いまいましい。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
「釣り人」の案山子ですって。
何のために作ったのでしょうね。
あっ、そうだ。「釣り人除け」ってのはどうでしょう。
あの釣り竿の先に「この場所に釣り人、立入禁止」の札を下げるのはどうですか。
でも、札がブラブラしていると、野鳥たちが驚いてしまいますか。
でも、poloさん野鳥たちの順応性は人間以上だと思いますよ、多分一寸だけ遠いところに営巣するのでは。
登戸にある、川岸のじゃぶじゃぶ池にある芦の茂る小さな島に白鷺が営巣して小鳥を育て上げました。・・・土手から生活の様子が見られるような場所でした。
でも、これを作った奴の手前勝手さに腹が立ちます。
この人の家の玄関に芦の茂みでも作ってやりたいです。
どうも意図が読み取れないのですが・・・
漁協は随分と手前勝手だと思います。天下の多摩川のこの辺りを釣り堀にしたいみたいですよ。冬、水鳥公園に火を放ったのもひょっとして・・が、と思いたくなりますよ。増えるも減るも、どちらであっても、人間は手を加えるべきではないと、私は思います。
poloさんのこれまでのレポートで、多摩川は淀川以上に自然が豊かな様子。だのに何でしょう、この案山子は。どうせ作るんなら釣り堀か生け簀に作ったらいいのです。
なぜ漁業協の人はわからないのか。鳥が生きていくほどの魚はたかがしれているはずなのに。鳥は投網は使わないのに。釣り人が楽しむためにだけの川じゃないのに。鳥も棲まないようなところに豊かな自然はないのに。