この夏の私の希望はキャンパーで北海道に渡り、あちらこちらへと旅をすることだった。その準備は四月から始まった。中津川(岐阜県)や毛呂山(埼玉県)で都合3回、キャンパーでの宿泊練習を行った。炊飯からおかずの料理まで練習を積んだ。6月には実際に北海道に出向いて道路事情なども調べた。チャンスは7月しかなかった。それは8月に入ると、宿泊関連が高騰するからだ。しかし、いざ行かんと思っていたら、アゲハチョウの幼虫の世話という予期しないことにつかまってしまった。このようにして時期を失ってしまったのだった。
止むを得ず、八ヶ岳に恒例の避暑に来た。途中、京都へよんどころない用事で行くことになったが、ここまで順調にきている。「なんだ、つまらないことにこだわるじゃないか」と言われそうだが、私にはまだやり残したことがある。それは本格的なトマトシチュウを完成させることだ。これこそ北海道の碧空の下で腕を振るいたかったのだけれど、いまはもう無理だ。そこで、これを軽井沢で実行しようと考えた。明日の朝出発してとりあえず三日の予約を取った。キッチン付きのリゾートホテルだ。先の試みは失敗に終わっている。原因は、ワインヴィネガーの量が多すぎたことと、牛肉の質・量ともにケチケチしたことにある。今度こそは完成させ芝生の上に椅子とテーブルを出して、良質のワインとチーズでゆったりと楽しみたい。<写真は街角で出会ったゴールデン・レトリーバー>
止むを得ず、八ヶ岳に恒例の避暑に来た。途中、京都へよんどころない用事で行くことになったが、ここまで順調にきている。「なんだ、つまらないことにこだわるじゃないか」と言われそうだが、私にはまだやり残したことがある。それは本格的なトマトシチュウを完成させることだ。これこそ北海道の碧空の下で腕を振るいたかったのだけれど、いまはもう無理だ。そこで、これを軽井沢で実行しようと考えた。明日の朝出発してとりあえず三日の予約を取った。キッチン付きのリゾートホテルだ。先の試みは失敗に終わっている。原因は、ワインヴィネガーの量が多すぎたことと、牛肉の質・量ともにケチケチしたことにある。今度こそは完成させ芝生の上に椅子とテーブルを出して、良質のワインとチーズでゆったりと楽しみたい。<写真は街角で出会ったゴールデン・レトリーバー>