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サギは茫々と茂る木に留まるのを嫌う。蔦で覆われて平らになった高木を選んで留まる。おそらく、羽が痛むのを嫌うのと、見晴らしを求めてのことだろうと思われる。
彼女は川幅約100メートルを挟んだ対岸に留まった。首を伸ばして絶えずアチコチを眺めている。これは次の行動に移る前の仕草だ。羽繕いや休息の目的で留まったときは首は折り畳んで背を低くする。その場合は撮影チャンスを待っても無駄だと分かる。
だから、私は待った。上流や下流を眺めはするけれど、彼女が警戒しているのは明らかに対岸の私だと分かる。腹を空かせて川に降りたいのだ。対峙すること45分。彼女は意を決して飛び上がり、弧を描いて、ちょうど川の真ん中にある石の上に舞い降りた。まずは様子見だ。
これに続く行動は、水にはいることだと分かっている。今日こそは<自分の身体を半分程度水に沈めて魚礁(岩)と見せかけて魚をおびき寄せる、オトリ漁>の写真が撮れるだろうと思って、やや緊張する。だが、彼はすぐに飛び立った。私の傍に、大きな望遠鏡を持った男性が立ったのだった。
残念!
その人は、やはり野鳥の観察の目的を持っていたのでしょうかしら。
二人の目的が違ったための結果が、poloさんの次の狙いを果たせなかったのですね。
どちらも自然を愛する行為、心では許してあげていたことでしょう。
絶好のチャンスを逃してしまいました。でも、毎日通いますから、またまたチャンスが巡ってくることでしょう。撮影ではなくて、バードウオッチだけの人がかなりいます。大抵、4,5人で歩いていますよ。絵を描く人と自然観察の人が、高齢者層に増えてきました。ええ、ええ、もちろん腹は立ちません。お互い様ですからね。ただし、残念でした。
ほんの僅かな撮影チャンスを逃されて残念ですね。
本当にサギは神経質だと思います。
川歩きの時に遠くにいても私たちが歩いていくと遠くでも分かっていて、飛び去っていきます。
荒川沿いの川の中の土手にはサギの巣が沢山あったことを思い出します。
高い機能絵に巣を作るんですね。
綺麗な飛翔の姿を又楽しみにしています。
それだけに、残念!
鳥の行動を普段観察している結果がpoloさんの写真なんですね。
今日の埼玉は昨日の晴天とは変わって曇り空です。川は少し寒いかな。
サギのオトリ漁の写真を楽しみにしています。
返信が大変遅れました。
そうなんですよ、非常に神経質だから、ちょっとの”不安”に怯えて飛び去ってしまいます。彼等とお友達になるのはまず無理ですよ。上野の不忍池や、荻窪の善福寺公園では、カモたちが人が投げるパン屑に群がってきます。もっとくれよと催促をする場合だってあります。でも、サギだけは決して人慣れしません。私はそれの方がいいと思っています。
そうでした、本当に条件が揃った良いチャンスだったのだけれど、誠に残念。はい、ほぼ毎日河原に出て、水鳥観察をしています。日々彼等の性格や生態がだんだんと分かってきます。自然の”劇場”だと思っています。
こちらも、寒いくらいです。コートを用意して行ったほどでした。でも、時々陽がさして、撮影日和となりました。さ~て、今日のブログの編集にとりかかろう。