キンクロハジロの雄
11月7日、井の頭公園で撮影
この公園では一番数が多い
投げるバンに群がってきて食べる
しかし、オナガガモのように陸上には上がらない
ホシハジロの雄
同じく7日に、井の頭公園で撮影
「餌を与えないでください」との貼り紙があっても、守らない人が多い
このカモも喜んでパンを食べている
食性は、植物性の餌(葉、茎、根、種)、水生昆虫、小魚、軟体動物、甲殻類、両生類等と非常に広い
(この部分、ウィキペディアから抜粋)
だから、放置しても餌に困ることはない
さて、何が突然やって来るのか
私の妻は長年詩吟を習っている
そのお師匠様は日頃病弱で老齢にもかかわらず一人暮らしをして居られる
おんとし76歳とのこと まだ老齢と呼ぶには早いかも知れません
係累はあるにはあるが、ほとんど音信不通に近いらしい
昨日午後1時からお稽古が始まる予定だった
妻は仲間と連れだって出かけていった
お稽古は先生の自宅で行われていて、私の家から歩いて2,3分のいわばご近所だ
ほどなく、出かけた妻が戻ってきた
彼女の話によれば、玄関にカギはかかっていて、ブザーを押しても、電話を掛けても応答がないという
日頃、接する人柄から無断で休むような人ではない
ポストから郵便物は取り入れていないし、配達された牛乳も玄関脇の箱に入ったままだ
その前日、つまり一昨日は体調がひどく悪くて近くの病院にかかっていたことも分かっている
この”音信不通”のまま2時間が経ち3時間が経ってきた
私は彼女の身の上に危険を感じ始めた
家の中は電気がついている ドンドン叩いても応答がない
状況は切迫してきた
躊躇わず110番をした
5分とたたずしてサイレンを鳴らして二人の警察官が下りてきた
一切の状況を説明したら、彼らは本部と連絡を取りながら
救急隊と救急車を手配した ご近所は騒然となってきた
警官の説明では、親族の許可なしにカギを壊して入ることは出来ないらしい
天窓が半分ほど開いている
小柄な警官が半身だけは入るが、腰の部分が入らない
見渡したところ部屋は整頓されていて、人影はない
<手足や体の一部が見えれば即刻突入できるのだと言う>
救急隊の中に細身の隊員がいた
彼が、その天窓から中に入り玄関のカギを開けた
全部の電灯が点され、トイレやお風呂場、押入まで調べたが居ない
私の頭をかすめたのは、突発的な体の不調で、何処かの病院に入院しているのではないかということ
携帯に登録されている周辺の病院に片っ端から電話を掛けた結果
最も、あり得ないと思われる病院に緊急入院していることがわかった
病名と容態は個人情報保護のため教えられないと言う
ともあれ、居所と無事が確認された
先ほどお見舞いから帰宅した妻の話によれば、やはり血管性の異常らしい
どうすれば、この様なことが防げるか、考えさせられることが多い
起こる前には予兆といいますか、何かあるんでしょうけどなかなか気がつかないものですよね。
緊急時には色々な手段を考えて置くと言われますが、
いざその様な現象に出くわすとパニくって思う様にはいかないのが現実でしょうね。
備えあれば憂いなし、
非常に難しい事ですね。
独居の高齢者の問題はあちこちで言われていますが、元気な方は寂しさより煩わしさを避けたいと思われる傾向が多いように思います。夫の母も(今年4月に亡くなりましたが)義父が亡くなってから独り身を謳歌しておりましたが、ご近所の方のお気遣いに反って気を使い、同じ関東住まいの弟夫婦と同居することになりました。独り住まいの方の考え、ケアーする方の考え、いろいろありますね。難しい問題です。でも気を使わせない、気の配り方はしたいと思います。やがては自分の身にも起こることかも知れません。
この人の場合は、幸い自力でタクシーを呼び、入院していたが、もし自宅内で倒れていたらそれこそ大変です。独居老人は、複数の人に安否確認をして貰えるよう、手だてが必要です。
ご訪問有難うございました。
今の世の中を象徴するお話、明日はわが身。そんな思い出拝見しています。
もう75歳、そろそろ先の事考えなければいけない年頃になりました。今片方が倒れたらなんて考えると、ぞっとします。地域の集まりが有るたびに少しずつ減ってゆく様子が寂しくて、できるだけお互いに声を掛け合うぐらいしか出来ないのが残念です。寂しい話ですが、何かよりどころ探して頑張りたいと思っています。身にしみるお話有難うございました。
寂しさよりも煩わしさを嫌う。現代の風潮ですね。これだけIT技術が進んでいるのだから、テレビ電話で、いつでも福祉関係者や医療関係者等と話ができるようになると良いですね。
私の時代は、家庭内で爺ちゃん婆ちゃんは、とても大切にされて、怖い存在でもありました。上でも同様のことを書きましたが、毎日一回ボタンを押したら、顔を見ながら話ができるような装置を独居老人の家庭に設置するといい。明日は我が身だから、他人事とは思えません。妻は今日、お師匠様のお見舞いに行ってきました。命に別状はないみたいです。
今日、取り上げた人は、自らの内輪のことはあまり話したがらない人でしたから、家に入るまでに数時間かかってしまいました。明らかに不安な状況にありながら、警察も手を出せないことがわかりました。
私も何時そうなるかも分からない。
日頃食事と身体を動かすことには注意しているけれどそれでも何時こういうことが起こるかわかりませんね。
娘は札幌・息子は東京と離れて暮らしているのでどう仕様も無い。
その点poloさんはお隣?でしたっけ息子さんがいらっしゃるのでしょう。
ちょっと安心ですね。
核家族化。個人情報保護という形で民生委員でさえいろいろ制限されています。
私の自治会の名簿も去年から電話番号が削除されました。
いろいろ不便ですね。世の中。
でも、私は倒れた時にはそのままにして誰もいないほうが川を渡りやすいのでは?とも思うのです。
でも今回のように大騒ぎになるのも大変ですね。
お仲間の人達もみんな高齢化してきて、子供がいても
二人住まいの人達ばかりです。離れて住んでいる子供達はいざと言う時には間に合いません。
先日の私の例から、困ったことがあったら遠慮せずに仲間の誰にでも連絡をしあおうと言うことになりました。(お仲間の人達というのは夫が作った小さな山仲間です)
其々の性格であまりご自分のことをオープンにしたがらない方もいらっしゃいますが、でもこれから先迎える老いを考えた時、あまり孤立しないほうが良いように思います。
同時に二人が倒れるという心配はありませんから、貴女の場合は心配ないでしょう。それに、運動量も非常に多いから。
今のところ、娘と孫(23歳)がすぐそばにいるから、心丈夫です。
個人情報保護も問題ありですよね。昔はお巡りさんが定期的にまわってきて家族状況を把握していった。それがパタリと止まってしまっています。
今回の場合は、私がシャリキで働きました。助かるものなら助けたいという一心でした。結局、空振りでしたが。
そうですね、子供が居ても遠くだと間に合いませんね。だからこそ、ご近所づきあいが大切なのだと思います。
そうでしたか、ご主人の山仲間で助け合うのは良いことですね。遠慮をせずに、助けを求めるといいと思います。遠くの親戚より、近くの他人といいますね。
その通りですよ。どんどん知り合いの輪を広げて、お互いに助け合う、そうすれば、それがきっかけとなって、輪がどんどん広がって行くでしょう。昔のようにはならないにしても、それに近付くことはできるでしょう。
写真のカモと目が合うような気がするんです。
カモがこちらを向いて、その瞬間にシャッターを切っているということですね。
本当に目が生き生きしている写真を撮られているように思います。
後半のお話は、ドキドキしながら読ませていただきました。
いろいろと考えてしまいました。
先日の旅行中に一人の所在が分からなくなり、そういう人に限って携帯電話を持っていませんでした。
一人暮らしのケースが増えることを考えると、なじめなくても携帯をもつ必要がでてきましたね。
関西から西方面にヒドリガモが多いのは、このカモさん、できるだけ温暖な地域を好む冬鳥なのかもしれないと、最近そう思うようになりました。
こちらでは、渡って来たばかりのヒドリガモは人慣れしていず、犬を散歩させている人がパンくずを投げてもさーっと散っていくばかりです。
これがユリカモメたちがやってくる頃になると、徐々に人慣れしてパンくずを食べるようになります。
毎年そんなサイクルですね。でもどんなに人慣れしても人が近くにいる限り河原の上には決して上がってきません。人が近づくと慌てて川に飛び込んでいきます。
井の頭公園のカモさん達は、渡ってきた当初からもう人慣れしているんですか。
パンくずを上げる人の数がこちらの神崎川とは違うのかもしれませんね。
カモたちにエサを与えるのは余り好のまないほうですが、私はその人たちのパンくずのおこぼれに預かっていますから偉そうには言えません。ズームのきかないデジカメユーザーにとっては近づいてくれるのは恰好のカモです(笑)
poloさん、大活躍でしたね。
poloさんと奥様の連携の賜物。
結果としてその方がご無事で良かったですね。
高齢者の一人暮らしは確かに増えてきています。
一人暮らしのほうが気楽に暮らせるということもあると思います。
でもいざとなったら遠くの親戚より近くの他人ですね。
日頃の近所付き合いは大事だと実感させられる出来事です。
私の住んでいるところにも一人暮らしの高齢者の方がいます。
毎日、声を掛け合うようにしていこうと思いました。
後半の話は、独居老人のアブナサを伝えたくて取り上げた記事です。この事件をきっかけにして、私も考えさせられました。今は二人だから良いけれど、一人になったらどうしようかと。。
結果は上記の通りです。仰る通り、高齢者も携帯を持つべきです。それと、始終だれかの”監視”の目が必要だと思いました。
人慣れしないことは良いことです。こちらでは、飛来してすぐに、餌を催促するそぶりをします。人間から逃げるのが野性の証拠だから、こちらの公園でのノソノソ歩きはちょっと異常ですね。のそのそ歩きで陸に上がってくるのは、きまってオナガガモです。その他のカモは遠巻きにしています。今日は、面白いものを見ました。オナガガモの雌同士が胸をつき合わせて押し合っています。その内、両方がガーガーと声を出しながらクチバシでクチバシを挟んで首を振り回しました。かなりしつこい喧嘩でした。雌の方が気が荒いようです。
一昨日は、ご近所が騒然となりました。消防車(レスキュウー隊5名)、救急車(運転手、隊員2名)、パトカー(警官2名)の車両が全部サイレンを鳴らして駆けつけたのでした。プライバシー保護で、かなりキツキツな世の中なのに、府中市の妹、昭島市の姉、東大和市の甥の3人の名前と住所や電話番号を調べ上げました。日本の警察はかなりの情報を保持しているなぁと思いました。問題は、これら3人の身内がの誰一人として、この人の居場所や持病について何も知らなかったことです。他人の私達の方が、多くの情報を持っていました。つき合いは大切ですね。
うちの地区でも声かけ運動や見守り運動を民生委員さんと校区ボランティアさんとでやっておられます。
去年うちのお隣のアパートで一人暮らしの男性(高齢者)が倒れました。
お弁当の配食サービス会社の女性が訪問し開いた窓から寝ている足が見えるのに声をかけても応答がなく救急車を呼んでくれました。
訪ねてくる人がなく、放置されていたらどうなっていたかわかりません。
そのアパートには他にも一人暮らしの方がおられます。
見守りの心を忘れてはならないと思いました。
貴女の近くでやっている民生委員や校区ボランティアなどによる声掛け運動は効果的です。
手や足が見えるのに反応が無いときは、直ちに突入できるそうです。カギを全部掛けられてしまうとお手上げとなります。非常に難しい問題だとわかりました。でも、みんなで知恵を出しあって、見守ってあげたいと思いました。