スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

兄の葬儀

2012-04-10 14:30:20 | 人生



私達は 大勢集まる一般葬を避けて 身内だけで行う「家族葬」を選びました 
金銭に関与しなかったから正確ではありませんが 参加者のべ30人で総費用がおそらく50万円ほどでしょうか


享年79歳でした 慢性腎不全による虚血性腎疾患とのことでした 兄は私とは正反対の性格でして
自由奔放に生きました 若い頃は事業を興し飛ぶ鳥を落とす勢いの時もありました 悔い無き人生とは彼のことです


特筆すべきは 男手一つで二人の子供(男女)を育て上げ 二人とも大学を卒業させ 立派な社会人にまでしました
孫は二人だが 徐々にその数が増えようとしております 家運ますます隆盛で繁栄へと進んでおります


私との性格の違いを表すエピソードをご紹介しましょう 終戦後薪割りが私達兄弟の仕事でした
私は一本一本物差しで長さを測って切りそろえました しかし彼は目分量で切るものだから積み上げたときに
凸凹となります どうせ燃えて灰になるものだから 寸法など測る必要が無いと常に言っていた


兄が去って私が一族の家長となってしまった 正直とても寂しい 私達は彼を「にいやん」と呼んだ
もう にいやんはいない いまごろ三途の川を渡っていることだろう 閻魔様にもいじめられないで
すんなりと極楽浄土へと到達して欲しい と希うのみです

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Lunaさん、こんばんは (polo181)
2012-04-11 22:37:54
コメントを有り難う。
家族葬が最近の主流になっているとは知りませんでした。葬儀屋から教えられて選んだのでした。
兄は引退してかなりな年月が経っていましたし、場所がちょっと都心から離れているのでこのような選択になったのでした。
兄は、本当に思いっきり人生を駆け抜けたと思います。悔いはないでしょう。
私達は、3人兄弟でして、下に妹がおります。二男一女でした。
そうですね、桜が満開の下で昇天しました。桜の花たちが兄を見送ってくれました。
できれば、私は明日から鳥撮り生活に戻りたいと思っています。
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家族葬 (Luna)
2012-04-11 21:40:35
最近の主流になっていますね。ただただ知らせが廻ってきてあまり良く知らなかった方への葬儀参列は段々少なくなっています。ほんとに近しい方達にしみじみ見送られて静かなご葬儀が行われお兄様も満足されていることと思います。闊達豪放なお兄様だったのですね。随分と頼りにされていたことでしょう。poloさんはお二人兄弟でいらしたのですか。
桜の季節到来でようやく春を感じます。「花のもとにて春死なん・・・」素晴らしい桜木がお兄様をあちらの世界にお見送りしたのではないでしょうか。
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紅さん、こんにちは (polo181)
2012-04-11 15:54:16
コメントを有り難う。
仰る通り、西行のように花の盛りの時に逝きました。良い旅立ちです。
私はここ二三日熟睡しておりますから、疲れはとれました。
そうですね、四十九日が過ぎ、一周忌が終わる頃にはこの空白感も癒やされるかもしれません。
兄は生前、自分の葬儀については何も語っていませんでした。家族葬は私どもが勝手に決めました。
そうでしたか、群馬の山荘での逝去ですか。それは驚いたことでしょう。パニックにもなりますよ。
なるほど、良かったですね。大勢のお友達に見送られてのご葬儀、申し分ありません。
伴侶の旅立ちは最も応えるといいます。なかには、十年二十年とかかる人が居ると聞きます。
おお、戴いたご厚志を震災の方々に寄付されたのですね。良いことをしましてね。なかなかできないことです。
なんとまあ、その最中に義兄さまの訃報が届く。これはまたショッキングなことです。
そうでしたか、ご姉妹で富士までお墓参りでしたか。遠路はるばるご苦労様でした。
くよくよしていたって、何の役にも立ちません。出来るだけ速く、立ち直ってご自分の健康と幸せを取り戻してください。
先ほど、あなたのブログを拝見してきました。足跡を残してきましたから、ご覧ください。
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桜の花に見送られ ()
2012-04-11 15:09:50
こんにちは^^;
お兄様、いい旅立ちをなさいましたネ。
お疲れ様でございました。これからどっとお疲れが出るのでは・・・。
心にポッカり空いた穴、時の流れが埋めてくれるのを待つしかありません。
1年経った今でも少し落ち着いたとは言えまだまだです。
近親者に見送られての家族葬、お兄様も喜んで居られる事でしょう。
私の場合は余りにも突然の別れ、それも3.11の2日後群馬の山荘での事でしたのでパニックでした。
現地で簡単に葬儀を済ませ2ヵ月後、100人ほどの友人知人にお集まり頂きお別れ会を致しました。
主人は本当に帰らぬ人となってしまったと、自分に言い聞かせる為でもありました。
皆様から頂きましたご芳志を少しでも大震災復興に役立って欲しいと寄付したことで
併せて大震災で犠牲となられた方々のご冥福を祈りました。
そんなお別れ会の最中に、義兄の訃報が入りました。
昨日はその義兄のお墓参りに姉妹で富士まで出かけました。

夏鳥が来て撮影に夢中になれれば心の穴を忘れる一瞬があるかもしれませんね。
多摩川土手の桜も散り始め、ツグミもカワラヒワも姿を消しました。
代わりにウグイスのさえずりが聞かれるようになりましたね。運よくゲットしたものを更新中です。
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のんのんさん、こんにちは (polo181)
2012-04-11 10:41:38
コメントを有り難う。
兄は実業家でした。若い頃は溌剌として会社経営に指揮を振るっておりました。
私と違って、実行力のある人でした。享年79歳ですからちょっと早いかなという感じがします。
兄の長男がしっかりしておりますので、どちらかと言えば、私が隠居をして、すべてを彼に任せる、これが良策かと思います。
ホント、自分の健康維持がとても大切になります。鳥撮りに励めば、良い運動になります。
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kogamoさん、こんにちは (polo181)
2012-04-11 10:34:52
コメントを有り難う。
ご丁寧なお悔やみの言葉に、深く感謝致します。貴女もお兄様を亡くされておられますか。
父母が逝き、今回は兄が逝きました。だんだんと寂しくなってきました。
幸い、残された子供や孫は元気よく活躍しております。せめてもの慰めです。
仰る通り、これからは私が家長として振る舞わねばなりません。そんな時代となりました。
昨日久々に、探鳥に出かけましたが、これと言った収穫がありませんでした。
夏鳥の到来を楽しみに待ちます。
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お悔やみ申し上げます。 (のんのん)
2012-04-11 07:10:53
おはようございます。
鳥たちの写真にはさまれるような形の文章を読み、切なくなってきています。
お兄さまは豪快で逞しい方だったのでしょう
自分の思うように生きてきて悔いがあったかもしれませんが良い人生だったと思います。
poloさんはこれから家長として責任が重いと存じますがご自身の身体にも気をつけて下さい。
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こんばんは (kogamo)
2012-04-11 00:50:22
お兄様のご訃報に心よりお悔みを申し上げます。私も兄を亡くしていますが、お身内に亡くなられるのは寂しいものですね。
お兄様は、よき人生を送られたのですね。ご立派にお子さんをお育てになられて、お孫さんにも恵まれお幸せだったことでしょう。
これからはpoloさんには一族の家長としての責任がおありですね。お兄様の分も、お元気でいて下さいね。
桜並木が続く日本の風景にほっとします。満開の桜が美しいですね。
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おみやさん、こんばんは (polo181)
2012-04-10 22:27:41
コメントを有り難う。
ご丁寧なお悔やみの言葉に心から感謝致します。兄が去ってとても寂しいです。
そのようなことがあるので、どうやら血液型での性格判断は無意味なことのように思います。
今は、家族葬が流行っているようです。お葬式に大きなお金をかけるのは馬鹿らしいと思うのでしょう。
いつ何時、我が家にもこのようなことが起こるか分かりません。心の準備は必要です。
おみやさんには、ご主人との楽しい思い出が沢山あるから、それを心の糧にして長生きしてください。
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お葬式 (おみや)
2012-04-10 21:23:31
お兄様のご訃報に接し心からお悔やみ申し上げます。ご自分の兄弟が消えてしまうことは
寂しいことですね。

私達夫婦は二人ともOがたですが、性格は全く違います。私はいい加減なのですが主人はきちっといている人です。
葬儀は今は皆さん簡単になってきていますね。
2.3年前近所でお葬式があったのも知りませんでした。

考えたくないけど、もしかしたら我が家もそんな時がくるとおもいます。その時は子供達家族と主人の残っている兄だけと思いますが
主人の思い出話を沢山しようと思ってます
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ポージィさん、こんばんは (polo181)
2012-04-10 20:24:34
コメントを有り難う。
お通夜が16人、告別式が14人、あわせて30人といった具合でした。
兄はことあるごとに、「淳○、俺の骨を拾ってくれよな」と言っておりました。
それが本当にそうなってしまいました。79歳はちょっと早すぎたように思います。
貴女のブログを拝見していて、さらにコメレスを読んでいて、いい加減な人とはとても思えません。
兄は、二人の子供の世話はきっちりしておりました。アバウトな人間だったけれど子育てには手抜きはありませんでした。
今日の写真は、みな今日撮ったものです。無意識のうちにもの悲しい雰囲気となったのでしょう。
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korekoreさん、こんばんは (polo181)
2012-04-10 20:12:32
コメントを有り難う。
不思議なもので、同じように育っても、性格はまるで違います。ですから、行動も違います。
korekoreさんは、写真の掲示の仕方や、コメントなどを読んでいると、昔楓に言うなら
「女にしておくのがもったいない」と思うことがあります。
それほどアバウトなのですね。得な性格です。
長生きしますよ、必ず。
逆にA型の私は、まさしくA型でして、きっちりしております。いい加減なことが好きではないのです。
写真を褒めてくださって、有り難う。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2012-04-10 20:03:08
コメントを有り難う。
長兄が亡くなると、おもりの取れた釣り糸のようなもので、いかにも頼りない気分です。
花ぐるまさんは、まだまだお若いから、このような悲しみはう~んと先のことでしょう。
兄は何事にも、おおざっぱで、細かいことは言わない人でした。
家族葬は、参加者が限定されますから、とても簡素で結構です。いらぬ気を遣う必要がありません。
仰る通りです。満開の桜の下でのお葬式でした。
しばらくしたら、またまた鳥を追いかけます。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2012-04-10 19:53:57
コメントを有り難う。
お悔やみの言葉を心から感謝致します。仰る通り、兄は小さなことにはとらわれず、目的を
めざして突き進むような人でした。
家長を無くしてしまったことは痛恨の極みです。
ご忠告に従って、健康維持に留意し、兄の分まで長生きできるようがんばります。
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こんばんは (ポージィ)
2012-04-10 18:18:35
お兄様のご葬儀、お疲れ様でした。
家族葬でお見送りされたのですね。身近にあったご家族に篤く見送られてのご出立、
お兄様も満足されていることでしょう。

同じように育った兄弟でも性格は色々ですね。私と兄とは一見似ていますが、私の方がいい加減ですし、姪姉妹も違います。
面白いものですね。
でも、お子さんを男手ひとつで立派に育て上げられたというお兄様は、
自由奔放に見えて、やはりその中で芯が通っていらしたのでしょう。
poloさんたちご兄弟にとって、気安く話せて頼りになる方だったでしょうね。
寂しさかきたてるようなことを書いてしまってごめんなさい。
ご冥福をお祈りいたします。

今日掲載のお写真、どれもみなどこか哀愁を帯びて感じられます。
でも、みなとても素適です。
 
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兄弟なのに・・・ (korekore)
2012-04-10 17:44:45
ほんとに同じように育てたつもりでも、兄弟でもいろいろな性格の違いが出てきますね。
薪割りの仕方ひとつでもこんなに違うのですから。。。
私は、A型とは思えないとみんなに言われてしまいます。
どっちかと言えば、アバウトな方と言えば聞こえはいいですが、いい加減な性格で、
だいたいでいいんじゃないと思ってしまいます。
話ししていても、ちょっとの言葉の違いを指摘されると、話の前後で分かってよー と思うのです。
キッチリ物事を処理できる人を見ると、すごいなぁーと尊敬の目で見てしまいます。
最後のサクラの木を見降ろした写真、素敵ですねぇー。
こんなアングル、初めてです。
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いいお兄さんでしたね (花ぐるま)
2012-04-10 17:44:00
こんばんは~
兄弟の一人でもなくなると本当に寂しいことだと思います
心中お察し申し上げます
幸いにも私はまだ兄弟は健在ですし夫のほうも健在です

でも~私はお兄様のような性格が大好きです
私自身もいい加減な性格ですから

家族葬というのが最近ははやっています
私も身内もそのようにしようと思っています
他の方には告知しないで葬儀を執り行うように~
桜の咲くころの葬儀、いいときでしたね
これからまた鳥を追いかけてください
ご愁傷様でした
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Poroさん今晩は (じゃこしか)
2012-04-10 17:04:25
 お兄様のご訃報に接し心からお悔やみ申し上げます。
 PoLOさんのお兄様は、とても豪快な方だったのですね。
POLO さんの悲しみをしみじみとお察しいたします。
お兄様のご冥福をお祈り申し上げます。
 どうぞお気落ちなさらず、お兄様の分まで長生きなされますよう、お祈り申し上げます。

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