スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

実態がほぼ分かった

2006-02-04 16:04:29 | 水鳥
コハクチョウの着水シーンの撮影は来年以降の課題となりました。善福寺公園でコハクチョウ写真展が開かれていたけれど、着水シーンは一枚もなかった。中には撮影に成功した人もいるかも知れないが。

今日分かったことは次の通りです。①これまでに善福寺公園にコハクチョウが飛来してきたことはなかった。今年が初めてだという。管理事務所でコハクチョウ写真展が開かれていたので、立ち寄って管理人に尋ねた。1月5日に飛来して、出たり入ったりはしたけれど、25日までは滞在したという。28日に再飛来したあとようとして行方を知らないらしい。彼が言うのは、今回飛来したのが最初で最後じゃないかと。異常寒波と関連があるかもしれない。いずれにしても、都下の多摩川で目撃したとの情報があるから、東京都が南限となる。歴史的なことだ。②これまで関東地方での越冬地南限であった埼玉県側の川本町や深谷市は予算を付けて餌付けをしていると言う。餌付けをしているのでは越冬地南限を自称するのははばかれるのではないか。


上の私の記述は正しくありません。ブログ仲間の指摘により、琵琶湖の草津に飛来しているとの記事を読みましたから、関東で云えば緯度的に伊東や熱海に相当します。ですから、東京都が南限だとは言えません。いずれにしても、今年の寒さは異常と見えます。父島まで飛んで力尽きた話を聞いて心が締め付けられました。


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10 コメント

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琵琶湖の湖北 (anikobe)
2006-02-04 18:07:28
こむぎさんの情報を見ましたら、ずいぶん沢山いましたね、驚きました。

気象条件によって、飛来地にも変化があるのでしょうね。

今日の画像もとても綺麗ですね。

水の動き。水紋の光も素晴らしいです。
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コハクチョウは来年まで、、、 (sakura)
2006-02-04 19:27:38
poloさん お帰りなさい。お寒かったでしょうね。

コハクチョウの着水は来年まで待ちましょう・・・

着水する所は意外と難しいですからソレまでに腕を磨いておいてください。コハクチョウの着水する所を見ながら写せなかった時ほど悔しい事はありませんからね。今日の水の波紋も又色もとても綺麗です。
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白鳥に魅せられて (あまもり)
2006-02-04 20:09:35
今年の寒波は渡り鳥にも影響を与えたのですね。

アサヒコムにこんな記事がありました。↓

http://www.asahi.com/national/update/0204/TKY200602040138.html

秋田、新潟、福島での飛来は去年と比べ減っているのに、千葉県本埜(もとの)村では過去最高の1300羽が飛来しているとありました。

東京にコハクチョウが現れたのも今年の寒波の影響があったんですね。

せっかくやってきたコハクチョウなのに、騒音で飛び立ってしまったとは残念なことですよね。居心地が良ければ来年もやってきてくるかもしれなかったのに。

私も寒さを避けて父島まで飛んだ白鳥の話に、自然界に生きる厳しさを背負っている野鳥の姿にぐっとくるものがありました。
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つがいの鴨 (スイポテ)
2006-02-04 20:19:00
コハクチョウは今年の晩秋までお預けですね。

それも良いんじゃないでしょうか。

今日の写真、この不思議な水紋に惹きつけられました。きれいだなぁ・・・

今朝方はとっても寒かったでしょう?

大阪でも薄氷がはり、車のボディにうっすら雪が乗っていました。

でも、暦の上では今日から春。

私も春を探してブログを飾りたいです。

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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2006-02-04 20:35:32
コメントを有難う。こむぎさんからのお知らせで、琵琶湖にもたくさん来ているという。きっと昨年からの豪雪でいたたまれなくなったコハクチョウたちが大挙して渡ってきたのでしょう。彼等はまず第一に餌の確保でしょうし、第二は安全に羽を休めることができる環境でしょうね。湖北にはそれがあるといことでしょう。写真を誉めてくださって有難う。
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sakuraさん、こんばんは (polo181)
2006-02-04 20:39:57
コメントを有難う。そうですね、まず腕を磨かないと駄目ですね。ほんの一瞬の出来事ですから、その瞬間をピタリと撮影する、その技術は難しい。妻と話しているのだけれど、来冬は八ヶ岳の山荘に滞在して、毎日諏訪湖に通えばチャンスはあるだろうとね。それにしても貴女のダイヤモンド富士は綺麗だった。私の写真をお褒め下さって有難う。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2006-02-04 20:51:04
コメントを有難う。日頃から私は自然は人間の「敵」だと思っています。私たちは雨風を防ぐ家を持ち、不作の時は海外から輸入をして、過酷な自然に対応しています。しかし、それらの保護がなくなった場合のことを考えると、つまり山中に、洋上に一人ポツリと置かれたら自然は容赦なく私たちの命を奪います。その恐ろしい自然と「裸」で向き合う野生動物は尊敬されるべきだと思います。この一ヶ月あまりを水鳥を追いかけて、彼等を見る目が変わりました。貴重な情報をありがとう。
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スイポテさん、こんばんは (polo181)
2006-02-04 20:59:00
コメントを有難う。今日の北風の寒さには圧倒されました。全身を防寒服で覆い、頭も耳も覆い、目と鼻だけを出して動き回りました。それでも、寒かったですよ。コハクチョウは長期計画を立てて臨みます。今年はもはや無理だと分かりました。私の今日の写真をお褒め下さって、とても嬉しいです。春を探してブログを飾ってください。これからが、序曲です。目を凝らせば見つかることでしょう。私は、善福寺の池の上を元気良く飛び交うカモの姿に春を見付けました。
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お疲れ様でした (熊子)
2006-02-04 23:00:33
今年の寒波は渡り鳥たちにとっても過酷になっていますね。どの種類が渡ってくるのかは正確には知らずにいます。何万キロとあの小さな体で子供も連れて渡ってくる鳥達。生まれた故郷に無事に戻っていって欲しいですね。
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熊子さん、こんにちは (polo181)
2006-02-05 16:05:53
コメントを有難う。そうですね、折角来てくれたのだから、元気良く営巣地へと帰って行って欲しい。それには、十分な休養と栄養が必要ですね。今年の渡りはいつもの年と相当違ったようです。駆け出しのウオッチャーである私にも異常なことが分かりましたから。
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