上の写真の、特に右の写真をクリックして最大にまで拡大してご覧下さい。目とクチバシとの間に緑色の筋が見えるでしょう。これが、ダイサギの婚姻色です。これは6月15日撮影で、左は2月20日のものです。
実際、私はこの婚姻色についてはほとんど何も知らなかった。それで、すこし調べてみました。まず第一に、英語でNuptical colorationと名付けられているから、”婚姻”と翻訳したのだろうけれど、生態的に見ればこれは”発情色”とでも表現するべきだったのではないだろうか。(哺乳類以外は情がないとは言わさないぞ 笑)
平凡社の大百科事典の記述をご紹介します。「繁殖期になると、特有の体色を示す動物がいる。繁殖期に限って現れるこの体色を婚姻色という。身体全体にわたって婚姻色が現れることはほとんどなく、たいていは身体の一部が目立つ色に変わる。普通、雄において顕著であるが、雌においても多少の色彩の変化が認められるとこが多い。<中略> 繁殖期の到来に伴って精巣が発達、成熟し、その結果雄性ホルモン分泌が盛んにとなる。<中略> 婚姻色が他の雄を追っ払ったり、脅したりする役目や、また雌の服従行動や性行動を促す役目を果たすことが明らかになった例が多い。」
以上の説明を読むかぎり、婚姻色とは雄が雄として一人前になったことを示しかつ繁殖期に入ったことを示すためのものだ。広辞苑によれば、婚姻色は魚類、両生類、爬虫類、鳥類などに見られるとある。
ちょっぴりピンク色でした。
ちょっと変なとこだったけどね。
世の中にはまだまだド派手になるヤツも居ますが、
このサギちゃんは上品な婚姻色ですね。
婚姻色のサギが、婚姻色のウグイを食ったらどうなるでしょうかね。
ちょっと疑問が残りました。
動物に種固有の行動を引き起こさせる要因、つまりリリーサーの一つですから、婚姻色のウグイを食べても変化を来すことは無いと考えられます。でも実験する価値はありそうですね。笑
やはり色気のないと言うか
あまりに現実的な表現に 婚姻色となったのかな(笑)
赤くなったり
青くなったりで 自然界は色々大変なんですね
人間界も 多少は似たようなモノだけど・・(爆笑)
ホタルの発光も 繁殖(婚姻)の為?じゃなかったっけ?
高山で見る雷鳥は確か赤くなるみたいです。http://www3.famille.ne.jp/~ochi/rai1.html 鶏のトサカのようなものが二つ頭の上に立ちます。
おお、ホタルですか。これは昆虫だから乱婚じゃなかったかなぁ。でも、ちょっと調べる価値がありますね。
ダイサギの写真、拡大すると緑色がよく見えますね。
婚姻色なるものを初めて知りました。
キジは繁殖の季節に甲高い声で鳴くので直ぐわかりますが、雄は賑やかな色をしているので色は変らないのでしょう。
毎日、ブログ更新をなさっておられて頭が下がります。
私など最近は面倒になってまいりました。年でしょうか?
色々とお勉強をさせて頂きます。よろしくお願い致します。
ああ、そうですか、ダイサギの婚姻色をご覧になりましたか。自然は本当に不思議です。どこにも無駄が無いからです。貴女の部屋をちょっと覗かせて戴きましたが、明るい綺麗な植物が一杯で、後ほどゆっくり拝見させていただきます。(家内が下で、食事だと呼んでいますので)
どうか、これからも宜しくお願い致します。では。
若し人間にもあったら面白いでしょうね。少し不謹慎だったかな<m(__)m>m(__)m。
人間にも出たら面白いですね。恥ずかしくて外を歩けないですよ。笑 釧路は激しい雨に襲われているでしょう。なんだか、そちらも梅雨のようですね。
ファンなんです、800万画素の世界。
でも800万画素の画像は1MB超えますよね。かなりJPEG圧縮しなければいけないですよね。
婚姻色についての詳細、読ませていただきました。
ヒト科と違って、ヒト以外の動植物には繁殖期が決められているので、この婚姻色も彼らにとっては必要不可欠なのでしょうね。
ヒト科の生物は、動植物の婚姻色を認識して、繁殖の邪魔をしないように気をつけなければならない。
ヒラヒラが無くなってほんとに良かったと胸をなでおろしています。