「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「古代の回想・長屋王の変」アマゾン・グーグル・楽天・電子書籍紹介。角川電子書籍・BOOK★WALKER電子書籍」

2020-05-18 06:18:42 | 投稿済C

「古代の回想・長屋王の変」マゾン電子書籍紹介。角川電子書籍・BOOK★WALKER電子書籍」
長屋王の変、729年(天平元)2月に起こった。左大臣長屋王が自殺に追い込まれた事件。長屋王が密かに左道を学び国家を傾けようとしていると密告を受け、兵が王宅を包囲し、取り調べの結果、王は自刃。妻の吉備内親王、子の膳夫王、桑田王、葛木王らも後を追い、夫妻は生馬山に葬られた。家内の人らも捕らえられ、縁坐したものいたが、まもなく王の兄弟・妻子が許されるなど、事件は終結した。これは聖武天皇と夫人藤原光明子との間に生まれた皇太子基王が前年に死去し、かつ聖武と県犬養広刀との間に安積親王が生まれるという状況下で、光明子立后を図る藤原氏が、反対派と目される長屋王を排除するために起こしたものとみられる。同年8月、天平に改元ののち光明子は皇后となった。