「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「高僧名僧伝・円空」アマゾン・グーグル・楽天・角川・電子書籍紹介。

2020-06-27 05:30:20 | 投稿済C

「高僧名僧伝・円空」アマゾン電子書籍紹介。
円空(1632~1695)江戸時代初期の彫刻僧。修験者。北海道、東北、中部、近畿地方他、各地を遊行。鉈彫りと称する木彫仏(円空仏)を残した。出生地については諸説があり、美濃国中島郡中島(現岐阜県羽島市)が有力。初期作品(現岐阜県郡上)地区にある天照大神像ほか3体には寛文3年(1663)銘があり、ついで青森、北海道を巡って洞爺湖観音堂には観音像を安置した。三重県志摩市三蔵寺では大般若経扇絵を書き、奈良県大峰山では役行者像を刻み、群馬県富岡市貫前神社の大般若経(1681)には「壬申生美濃国圓空」と墨書した。滋賀県伊吹山でも修業し「江州伊吹山平等岩僧内」銘の作品がある。岐阜県関市弥勒寺で没した。円空仏は5000体近く数え、他に類をいない独創性に支えられた作品として「円空歌集」があり、「近世騎人伝」には大木に彫刻する円空の姿が描かれている。