あなたとともに航海に出た、・・・、私はもう別の航海をしている、あなたはあなたの航海をしてください

宴会時に男の一言で彼女にふられた思った翌日から彼女を無視し始めた、誤解だったと気付いた時はあなたが誤解して姿を消していた

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2016年04月28日 23時23分10秒 | 日記
47は、欠番。M70-46が私の学籍番号、彼女とは2番違う。母からは、あまのじゃく。実姉からは、入学したら、女子大生から交際を申し込まれるから、断ってはいけない、と手紙が来ていた。一目で好きになった女子大生から、交際を申し込まれた。うれしかった。最高に幸せを感じた。僕は君が好きだ、訪ねて行ったアパートの玄関先で言った。女の子と付き合ったことがなかった。どうすればいいかわからなかった。なんとなく気づいたのは、女性には、私は、頭が上がらないと。やさしさ、気遣い、包容力、我慢強さ、忍耐力、他、すべてで、表現が難しいが、かなわないと思った、努力してなかった、際立つのが、私の鈍感さ。四十数年もたって気づいた。宴会の席で、友人と思っていた人の、一言から、ふられたと思ってしまっていた。私を待っていたのではないと思っていた。虚しくて、寂しくて、いたたまれなくて、席を立ち、私の異常に気付いて、中川さんどうしたの、と気遣った同じサークルの子と、彼女の目の前を、さよなら、と言って通りすぎた。もちろん、指一本触れずに、川角のアパートに送って川越のアパートに戻った。彼の好きなのは、私と同じサークルのOさんと彼から聞いていた、彼のために、それとなくOさんに、彼の意向を伝えたことがあった。まさかその彼が、Oさんのことろではなく、私の彼女の横が空いているといって座り、会場内に響く声で、中川・・・さんについでもらったぞ、と言われるとは思ってもいなかった。彼は有頂天になったように見えた。いたたまれなかった。彼女を誤解した。私にとって、彼女との永遠の別れの一献となった。彼女がそばに来たとき、左手でつかんだ腕を離さなければよかった。あとで、と言われるより、見えない先のことより、今の一秒を彼女とともにいたかった。その一秒を続けていきたかった、一生涯の航海で。彼女に対する私の役割は、宴会場のその時までだったのだろうか。6,7年後だったろうか、電車に乗った時彼女が目の前にいたのは、その確認だったのだろうか。すべては私の責任。天邪鬼が、彼女を苦しめたと思う、しなくてもいい思いをさせたと思う。人を信じられなくなったろうと思う。悩み抜いたと思う。鈍感な私が最愛の彼女を航海が始まったばかりで遭難させてしまったとおもう。ただ、ただ、申し訳ありませんでした。ごめんなさい。