突然思い立って出発!
心から心服する幕末の会津藩が治めていたころの気風が今も残る奥会津へ足を運ぶと
暖かな関東と違ってサラサラとした粉雪が舞い散る会津の集落。気温はマイナス1度
左に小学生くらいの子供が歩いて来ています。
すれ違いざまにペコリと私に頭を下げて挨拶をくれました
流石に什の掟を学んだ地域の子どもたち。回転寿司で迷惑行為をして喜ぶ連中のような地域や親の教育が下品 (げぼん) な人たちとは全く違う上品 (じょうぼん) でこれこそが『人格』でしょうか。
子供さんが雪の中歩いて買い物に出掛けたパン屋さん、残念ながら今日はお休みのようでした。
※会津藩校日新館で教師が生徒に教えていた 「什の掟」
一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです
一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです
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通り掛かりの道路際の手打ち蕎麦屋さん
チョッと店の造りが怪しい感じでしたが空腹に負けて渋々ながら立ち寄り。。。
親子で営業されているようで強面の年配と若い男性2人で厨房の中から
「メニュー見て注文を紙に書いてこっちにください」
「お茶と味噌汁は無料ですからご自分でどうぞ」
という声
テーブルの上のメモ用紙に天盛り蕎麦と書いて厨房に持って行くと
「一人前づつ茹でてますからのんびりとお待ちください」
その後8分、出て来たのがこちら。。。
エビや地元野菜・魚まで大盛りの天ぷらと漬物、冷奴
蕎麦は細いけれど腰があり香ばしく、見た目以上の量があって食べ切れません。
蕎麦と一緒に先ほど書いた注文メモを持って来て「お帰りにはコレ出してください」
ナントも賢い。人手不足も工夫次第でお店は回せるシステムでした。
【芸能人や著名人も数多く来店しているようですが一切奢った態度はありませんでした。ココが関東の『喰わせてやる』という有名店とは違うところ】
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こちらも通りすがりに見つけた 塩原温泉の立ち寄り湯
広大な敷地に綺麗な施設
レストランや土産物の売店、飲食もできる休憩室も備えていました。
温泉は源泉100%で舞い散る雪の中、露天風呂とサウナでホッコリ・すべすべ
入浴料は300円、その他には下足ロッカー・裸のまま使える休憩室・駐車場なども全て無料
こんな施設も3月いっぱいで閉鎖になるとか。
塩原温泉街も大きなホテルや旅館がアチコチで廃館になって、土産物屋やさん、射的屋さん、劇場、スナック・バー等々もたくさん閉鎖になっていました。
最近は職場での団体旅行や忘年会・新年会・歓迎会・春秋の社員旅行などに若者が嫌悪感を抱いて参加しなくなり、参加を促すとパワハラとかカスハラなんとかで温泉街で大騒ぎして親交を温めるとか仲間同士の絆を深めるなんてことはできなくなっているそうです。
人との絆はSNSやネット上で何処の誰だか判らない人同士が絆を深めているだけなのでしょうか?
『絆』『絆』と叫ばれていても本当に『絆』ってできているのか疑問に思いました。
サブプライム不況の時は、一時期中止 コロナ禍で、ここ2年くらいは、中止
しているみたいですが、欠席者も出ているようですが
あえて 行っているみたいです。
行ってみたら 結構楽しかった!!という声も かなり有るみたいです。
今の若い方は直接の付き合いがイヤなのですかね?
本音で付き合えるからこそ仲間の不幸には自然に涙が出るし思い遣りの気持ちが溢れ出てきました。
単に上司・部下・同僚として勤務時間だけの上っ面の仲間にはこんな気持ちは湧かないかもしれません。
私は昨今つくづく良い時代に育ったな~と思います。昭和は良かった。みんなが’貧しかったけど。貧しい時代のほうが幸せなんじゃないかと思うようになってきました。浪費できるそして便利な生活が豊か、と勘違いしている現在、何かが欠けている。でも何が欠けているかわからないからおかしくなっていく。でももう元には戻らないでしょうね。
私はコンパとか大好きで日本で学生の時は楽しかったですね。
何度行っても福島は感心すること感動することが多い地域です。
今想えば、貧しかったけれど楽しかった昭和が懐かしいですね。マミーさんの考えと同じです。