大工さま

　今日は祖父の誕生日。
　明治37年生まれで次男。
　おいらが９歳で亡くなったが、入院して
動けなくなるまでは大工をしていた。近所の
人からは「大工さま」と呼ばれていた。お医者
さんなんかも「○○（名字）さま」と呼ばれて
いるので尊敬される職業だったんだろうね。
　晩年は、表具に凝っていたようで玄関の衝立
を作って自宅や親戚にあげていた。実家には今も
玄関にあるので帰るとじいちゃんのことを思い出す。
その衝立を、何かむしゃくしゃして足でけっぽって
壊したときは、さすがに小屋の2階にあげられて梯子を
はずされ、放置プレイだっけな。
　その大工の子孫は、全くの不器用ものだったりして。
　手先は遺伝しない！！

　今日は外でない芋煮会（山形では秋の飲み会の口実
としての芋煮会がある）なので、晩飯用にふろふき大根
を炊いた。